どうも、Soranekoです。
Loupedeck Liveを実際に使い始めたとき、まず感じたのはデスク上での存在感と静かな操作の組み合わせだった。
サイズはコンパクトながら、タッチスクリーンと物理ダイヤルのバランスがほどよく、手を伸ばすとすぐ触れられる距離に主要な操作が集約されていることが自然に伝わってくる。
特に最初の数日は、編集ソフトを切り替えるたびに割り当てた操作がスムーズに呼び出せる感覚が新鮮で、普段何度も繰り返していた動作が目に見えて軽くなっていく実感があった。
画像の補正作業で露出やコントラストを調整するとき、ダイヤルを回した分だけ画面が反応する手応えはマウスよりも直感的で、操作の流れそのものが途切れにくくなる。
また、タッチ式のボタンは軽く触れるだけで切り替わり、配置を自分用に整えていくほど迷いが少なくなる。
使っていくうちに、写真編集から動画編集へ、そしてライブ配信の操作へと用途が変わっても、指先の動作が変わらないことが安心につながっていた。
作業中に複数のワークスペースを切り替えても遅延なく反応し、割り当てた動作が安定して呼び出せる点は、長時間の使用でも疲れを溜めにくくしてくれる。
最初は設定項目の多さに戸惑う場面もあったが、自分の作業パターンに合わせてプロファイルを整えていくと、機器全体が作業の流れに寄り添うように変化していく感覚があった。
机の上にひとつの操作面が加わることで、細かな編集や場面転換が整えやすくなり、集中が自然と持続するように感じられた。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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Loupedeck Live タッチスクリーン 多機能コントローラ タッチスクリーン付き
Loupedeck Live タッチスクリーン 多機能コントローラ タッチスクリーン付き
レビュー良かった点
Loupedeck Liveをしばらく使い続ける中で特に良いと感じたのは、物理ダイヤルとタッチボタンが混在していることで操作の選択肢が広がり、作業ごとに最適なアクションを自然に使い分けられる点だった。
例えば写真編集ではダイヤルで露出や色温度を細かく調整し、タッチボタンでプリセットやツールを呼び出す流れが途切れなく続き、マウス操作だけで行っていた頃よりも作業時間が短く感じられた。
物理ダイヤルは指先の動きに対する反応が安定しており、クリック感も程よく、操作が重すぎたり軽すぎたりすることがなく、連続した調整でも手首への負担が目立たない。
動画編集のタイムライン操作でも同じで、クリップの移動や音量の微調整がリズムよく進み、画面を何度も行き来する必要が少なくなる。
また、タッチスクリーンのボタンは見た目以上に視認性が高く、配置を自分用に整えると視線移動が減り、作業の流れにそのままついてきてくれる感覚が強かった。
ライブ配信の操作では特に便利で、シーン切り替えやミュート操作など頻繁に触る項目をまとめておけば、配信中の動作が落ち着き、余分な緊張がなくすすめられる。
さらに、ワークスペース切り替えボタンが物理的に配置されているため、慣れてくると視線を向けずに操作でき、作業対象が変わっても一定のリズムのまま移行できる。
プロファイルの柔軟さも大きく、アプリごとに最適化したレイアウトを保存しておけることで、編集作業やデザイン作業など異なるジャンルを跨いでも操作感の統一が保てる。
USB接続による反応の安定感もあり、長時間つけっぱなしでも誤作動や不安定な挙動は目立たず、机上に常時置いておける安心感があった。
デスクスペースに収まりやすいサイズで、角度調整が可能なスタンドを使うと視認性も上がり、指の移動が短く済む。
とくに複数のアプリを行き来する作業では、割り当てた操作がすぐに呼び出せることで気持ちが途切れず、作業に対して素直に集中できた。
触れた瞬間に反応が返ってくる一体感があり、作業が積み重なっていくほど効率の変化が実感しやすい点は大きな魅力だった。
レビュー気になった点
一方で、Loupedeck Liveを使い続ける中でいくつか惜しいと感じる部分もあった。
まず最初に感じたのは、設定項目の多さによる慣れのハードルで、自由度の高さがそのまま複雑さにもつながっている点だった。
どのボタンに何を割り当てるか、どの動作をダイヤルに任せるかなど、初期段階では選択肢が広すぎて迷いやすく、自分の作業スタイルが固まっていないと方向性を掴むまでに時間が必要になる。
また、公式プラグインやプロファイルには対応の幅広さがあるものの、すべてのソフトが完全に最適化されているわけではなく、一部のアプリでは手動で細かく調整する必要が出てくる。
特にライブ配信アプリとMac環境の組み合わせでは、ショートカットが反応しにくい場面や設定が意図通りに動かない場面があり、環境によっては安定させるまで試行錯誤が必要になることがあった。
タッチボタンについても、押し心地は軽く扱いやすい一方、配置をギュッと詰め込むと誤タッチのリスクもあり、視線を向けずに触れるには慣れを要する印象だった。
物理ボタンと比較すると触れた瞬間に位置がわかりにくく、作業中に急いで押すときには慎重さが求められる。
また、本体サイズはコンパクトとはいえ横幅はそれなりにあり、ダイヤルが6つ並ぶ構造上、机上でのスペース確保は必須となる。
周囲に他のデバイスを置いている環境だと、少し配置を見直す必要が出てくるかもしれない。
さらに、価格帯は多機能デバイスとして妥当ではあるものの、初めて導入する人にとってはやや高く感じられる可能性もある。
機能を十分に活かすにはある程度の設定作業が必要になるため、価格と準備の手間のバランスを考えると、よりシンプルな用途で求める人には過剰に映るかもしれない。
総じて、デバイスとしての完成度は高いものの、導入直後のハードルや環境ごとの調整が必要な点は、もう少し扱いやすくなる余地があるように感じられた。
まとめ
Loupedeck Liveを使い続けて感じたのは、作業の流れを自分の手に合わせて整えていける自由度と、指先の動きがそのまま画面に反映される一体感の心地よさだった。
写真編集や動画編集では細かな調整を繰り返す場面が多いが、ダイヤルやボタンを通して行うことで単調な操作が滑らかになり、集中が途切れにくい環境が自然に整っていく。
ライブ配信では即時性が求められるシーン切り替えや音声コントロールが手早く行え、作業全体が落ち着いたテンポで進められた。
設定には一定の時間が必要で、環境によっては調整の手間もあるものの、ひとつひとつの操作が手に馴染むほど、自分の作業リズムに合わせて育っていくような感覚が大きくなっていく。
日常的にPCを使う作業が多いほど違いが実感しやすく、机に置いておくことで作業の切り替えが自然に整う。
触れるたびに作業が静かに進んでいくような落ち着いた操作感は、このデバイスならではの魅力だと感じた。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。