どうも、Soranekoです。
自宅でMacBookを中心とした作業環境を整える中で、外部モニターの接続や有線LAN、周辺機器の扱いに不便を感じていました。
特にM1チップ搭載のMacBookでは、マルチモニターの制限があるため理想のデュアルやトリプルディスプレイ環境の構築は困難で、それを一気に解決できる手段を探していたのです。
そんなときに目に留まったのが、ORICO USB C ドッキングステーション 15-in-1 CDH-15Pという製品でした。
製品説明に「HDMIポートが2つにDisplayPortが1つ、しかも100WのPD給電やギガビット有線LANまで対応している」とあり、私が求めていた条件をすべて満たしていたのです。
届いたときの印象もよく、グレーの落ち着いた色合いと滑らかなアルミ素材のボディは、Macとの相性も抜群で、見た目からも安心感を抱かせるものでした。
Type-Cケーブル一本であらゆる機能が一括接続できる利便性に魅力を感じ、「これでようやく理想の作業空間が作れる」とワクワクしながらセッティングを開始しました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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ORICO USB C ドッキングステーション CDH-15P

ORICO USB C ドッキングステーション CDH-15P
レビュー良かった点
実際に使い始めてまず感動したのは、映像出力の安定性と柔軟性の高さでした。
HDMIポートが2つ、DisplayPortが1つという構成は、これまでのどのドッキングステーションよりも拡張性が高く、3画面同時出力も滑らかにこなしてくれます。
私は普段、MacBookに加えて27インチモニター2台を使っていますが、この製品では3画面それぞれに異なる表示ができ、ウィンドウを自在に配置できるため、資料作成や表計算、ブラウジングが同時並行で行えます。
表示の遅延やノイズなども一切なく、どのポートも安定して4K解像度で動作しました。
次に嬉しかったのは、100W対応のPD給電です。
MacBookに直接つなげるだけで充電が開始され、外部ディスプレイを接続しながらでも電力不足を感じることはありませんでした。
さらに有線LANポートはギガビット対応で、Wi-Fi環境では不安定になりがちなWeb会議や大容量ファイルの転送でもしっかりと通信を維持してくれました。
USBポートの数も非常に豊富で、USB-Aの3.0ポートにSSDを、2.0ポートにキーボードやマウスを繋げ、さらにUSB-Cポートも活用できるため、周辺機器をほぼすべて接続しっぱなしにしても足りる余裕があります。
またSDカードやTFカードのスロットが備わっているのも便利で、写真や動画の取り込みがスムーズに行えました。
オーディオの入出力端子もあり、外部スピーカーやマイクを使いたいときも本体に直接繋げるだけで済みます。
そして何より、これらすべての機能をType-Cケーブル1本で完結できるというのが最大の魅力です。
机の上の配線が劇的に整理され、見た目にもすっきりしたワークスペースを作ることができました。
全体的にしっかりとした作りで、使用中の発熱も最小限に抑えられており、安心して長時間の使用が可能でした。
これまでいくつかのドッキングステーションを試してきましたが、これほど多機能で実用性の高いモデルは初めてで、まさに理想的な製品といえると感じています。
レビュー気になった点
ただし、どんなに完成度の高い製品でも、使ってみて初めて気づく細かな気になる点はあるものです。
まず最初に戸惑ったのは、接続ポートの表示が本体に小さく目立たないため、最初はどのポートに何を繋げればよいのか迷ってしまいました。
説明書を読めば解決するのですが、初見でぱっと判断できないのは少し不親切に感じました。
また、DisplayPortとHDMIの組み合わせによっては、特定のモニターが認識しづらい場合があり、ポートの差し替えや接続順を調整する必要がありました。
さらに、MacBookで3画面同時出力を行う場合、専用のソフトウェアの導入が求められるケースがあり、設定にやや手間がかかる印象もありました。
ソフトの導入自体は難しくはないのですが、これを知らずに購入した方は戸惑うかもしれません。
また、ドッキングステーション本体がやや大きめで重さもあるため、持ち運びにはあまり向いていません。
デスクに据え置いて使う分には安定感があり安心ですが、外出先やカフェなどで使いたいという方には、少し不便に感じるサイズ感かもしれません。
そしてもう一点気になったのは、本体の発熱です。
高解像度のモニターを長時間使用したときや、大量のデータ転送を行っているときなどは、表面温度がかなり高くなり、触るとやや熱を感じることがありました。
もちろん故障するようなレベルではありませんが、長時間の連続使用では放熱対策として周囲にスペースを空けておく配慮が必要になると感じました。
また、USB 2.0ポートに関しては転送速度が遅いため、データ用ではなく周辺機器専用と割り切って使う必要があります。
全体としての完成度は高いのですが、こうした細かな注意点は、使用前に知っておくと安心です。
まとめ
ORICO USB C ドッキングステーション 15-in-1 CDH-15Pは、自宅の作業環境を大きく進化させてくれる頼もしい存在となりました。
特にMacBookユーザーにとって、1本のType-Cケーブルで3画面出力、100W給電、有線LAN、USBポートの拡張、カードリーダー、オーディオ接続までまとめてこなせるのは非常に便利で、日常的な作業の流れが一段とスムーズになります。
やや大ぶりなサイズや発熱といった注意点はあるものの、それを補って余りある機能性と安定感があります。
高級感あるデザインも所有する満足感を与えてくれますし、デスク周りを整えたい方にはぜひ試していただきたい一品です。
これまで複数の機器やケーブルで複雑になっていた接続環境が見事に一本化され、まるで魔法のようなすっきり感を味わえます。
再び購入したいと思えるほど、私の作業環境にはなくてはならない存在となりました。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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ORICO USB C ドッキングステーション CDH-15P
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。