どうも、Soranekoです。
roborock S7 Max Ultraを使い始めたとき、まず感じたのは機能そのものの多さよりも、動かし始めるまでの準備が驚くほど少ないことでした。
本体とドックを設置してアプリをつなぐだけで、あとは軽く設定を済ませればすぐに部屋の中を走り出します。
マッピングが進むにつれ、どの位置にどんな家具があって、どう移動すれば効率がいいかを把握していく様子が見えるのですが、その過程が思ったより滑らかで、時間がかかりすぎる印象もありませんでした。
最初の掃除が終わったところで、吸引だけではなく水拭きまで整っている床を見ると、ひとつの手順でここまで整うのかと素直に感心しました。
水拭きに関しては、床が軽くしっとりするような仕上がりではなく、乾きも早いので、使っていて扱いにくさを感じる場面は少なかったです。
振動しながら汚れを取る仕組みのおかげなのか、見た目には分かりにくい薄い皮脂汚れのようなものが落ちて、手触りが少し変わることもありました。
こうした細かな違いは、数日使ううちに効果として積み重なっていき、床の清潔感が以前より保ちやすくなるように思えました。
さらに印象的だったのは、掃除が終わって本体がドックへ戻ると、すぐにモップ洗浄や乾燥、給水、ゴミ収集といった作業が自動で始まり、こちらがすることがほとんどない点です。
温風での乾燥まで行われるため、翌日にモップが湿ったままという状況もなく、衛生的な状態が続きやすいと感じました。
すべての作業が静かに進むわけではありませんが、必要な工程が確実に終わっていることで安心感があり、次に掃除を任せるときの準備も自動で整っている点は、使い続けるほど便利さが際立ちました。
この製品を導入してから、掃除を「その場で行う作業」というより「いつの間にか終わっていること」に近くなり、日常の感覚が少し変わったように思います。
掃除を仕上がりの質だけで語るのではなく、維持のしやすさや準備の少なさまで含めて考えると、このモデルが生活の中で占める役割は想像以上に大きいと感じました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
Roborock S7 Max Ultra ロボット掃除機
レビュー良かった点
roborock S7 Max Ultraを使っていて良さを感じた部分は細かく挙げると多くありますが、まず最も印象的だったのは吸引力の安定感でした。
5500Paという数値が示す通り、床に落ちた細かいホコリや髪の毛はもちろん、軽い砂粒のようなゴミもしっかりと回収されていました。
フローリング上では特にその強さを実感しやすく、掃除前後で足裏の感触が変わることも多かったです。
吸引力が強いと騒音が気になる場合がありますが、本製品は運転音が極端に大きくなることはなく、生活音と併存できる範囲に収まっていました。
また、水拭き機能の質が高い点も満足度につながりました。
振動しながら汚れを取る仕組みのため、表面に薄く残っていた汚れが取れやすく、掃除後に床に触れたときの滑らかさが少しだけ変わる感覚があります。
この仕上がりは、単に水分で拭いただけのものとは異なり、日常の汚れを均一に広げず除去している印象がありました。
さらに、カーペットに近づくとモップを自動で持ち上げる機能が働き、濡れてはいけない場所をしっかり回避してくれる点も安心感につながります。
次に良かったのは、モップの自動洗浄と乾燥、給水、ゴミ収集をひとまとめに行うドックの利便性です。
掃除が終わったあと、自分でモップを洗う工程が不要になるだけで思った以上に負担が減りました。
温風での乾燥機能があるおかげで、湿った状態で放置される心配がなく、ニオイが出にくい点も生活に馴染みやすかったです。
水の補充も自動で行われるため、水拭きを頻繁に使う場合でも準備がほとんど不要で、習慣の中に取り入れやすくなっています。
これらの工程が一箇所のドックに集約されているため、掃除が終わったあとにあれこれ確認する必要がないのも快適でした。
さらに、高精度のマッピングがもたらす動作の正確さも大きな魅力です。
部屋の形状を把握するスピードが速く、一度マップが作成されると、家具の配置に合わせた動き方を安定して続けてくれました。
無駄な往復が少なく、短時間でも効率よく掃除が進むため、スケジュールの合間に任せやすいところも気に入っています。
障害物を避ける精度も高めで、小さなものが床に置かれていても、激しくぶつかるような動作はほとんどありませんでした。
また、180分の連続運転が可能なため、広めの空間でも一度に掃除が完了しやすい点も実用的です。
バッテリー残量を気にする時間が減り、掃除を途中で分ける必要もほとんどありませんでした。
全体として、この製品は個々の性能の高さに加えて、それぞれの機能が連動して動くことで、掃除そのものの体験が滑らかになっていく点が優れていると感じました。
日常で出会う小さな手間や拘束される時間が減り、生活の中で掃除に対して抱いていた意識が軽くなるような印象を持ち続けています。
レビュー気になった点
使っていて大きな不満になる点は多くありませんでしたが、いくつか気になる部分もありました。
まず感じたのは、本体とドックのサイズがある程度しっかりしているため、設置場所を決める際に少し工夫が必要になることです。
ドックには給水タンクと廃水タンクが搭載されているため、一般的なロボット掃除機よりも存在感があり、部屋のどこに置くかを考える時間がありました。
壁際に収められるものの、周囲にある程度のスペースを確保する必要があるため、小さめの部屋では配置の自由度が限られる場面もあると感じました。
また、全自動ドックが行う工程は便利ですが、その分、稼働時の音が気になる瞬間があります。
特にゴミ収集時やモップ洗浄時は動作音が少し強くなることがあり、静かな時間帯に気を遣う場面もありました。
頻度は高くありませんが、時間帯設定を調整することで回避できるとはいえ、自動化に伴う音は完全に避けられない点として意識しておく必要がありそうです。
そして、床材との相性についても気を配る場面がありました。
フローリングでは非常に扱いやすいものの、水拭きが向いていない床材では使用を避ける必要があり、家中すべてを同じモードで掃除できるわけではありません。
特に水に弱い素材が一部にあるような環境では、設定を確認しつつ使うことになります。
また、カーペットに対してはモップリフトで対応できますが、カーペットの厚さや材質によっては乗り上げにくいこともあるため、使う環境によっては軽く調整が必要でした。
さらに、高機能モデルであるがゆえに価格がやや高めで、初期導入のハードルが少しあるように感じました。
性能を考えると妥当ではあるものの、複数のモデルと比較した際、どこまで自動化の恩恵を求めるかで判断が分かれやすく、導入前に明確に考えておきたい部分だと思います。
また、メンテナンスが完全に不要というわけではなく、ドックの廃水タンクの清掃やフィルター類のケアは定期的に行う必要があります。
自動化された工程が多い分、こうした作業のタイミングを自分で把握しておく必要があり、その点では完全に手放せるわけではない印象も残りました。
障害物回避機能も基本的には精度が高いのですが、特に細いケーブル類や布状のものは避けきれないことがあり、床に物が多く出ている環境では多少の注意が必要です。
小物類を整理しておくことで問題は減りますが、すべてを機械に任せるためには周囲の状態を整えておく必要がある点は忘れないほうが良さそうです。
使う中で気になった点はこうした細かな部分が中心でしたが、総合的には便利さが上回るものの、環境によっては少し工夫が必要になる場面があることを実感しました。
まとめ
roborock S7 Max Ultraを使い続けてみると、掃除に関する意識が少しずつ変化していくのを感じました。
吸引と水拭きの仕上がりが安定しているだけでなく、ゴミ収集やモップ洗浄といった後処理まで自動化されていることで、掃除に割かれる時間が自然に減っていきます。
手間が少ない状態が続くと、掃除という行為そのものが日常の中で占める比重が軽くなり、気が付けば空間がいつも整っているような感覚が生まれました。
マッピングの正確さや長時間の連続稼働もあり、部屋の隅まで均一に整えてくれる動きは安定しており、使うほど信頼が積み重なっていく印象を持ちました。
気になる点としては、ドックのサイズや動作音、床材との相性など環境に応じた工夫が必要な部分はありますが、それらを踏まえても全自動化の恩恵は大きく、日々の生活を支える道具として十分に頼れる存在です。
日常の忙しさの中でも、掃除の負担を少しずつ減らし、空間を整える時間を多く確保しなくても清潔さを維持できる点は、この製品の大きな強みだと感じました。
生活にゆとりを持たせたい人や、床の仕上がりを丁寧に保ちたい人にとって、長く付き合っていける道具だと思います。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
商品購入はこちらから↓
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。