どうも、Soranekoです。
新しいモニターを探し始めたのは、リモートワークが日常化してきたころでした。
ノートPCだけの作業環境ではどうしても画面が狭く、目の奥がじんわり疲れてしまう。
そんな中、作業と趣味のどちらにも使えるモニターを探していたんです。
Acerというブランドは以前から知っていましたが、どちらかといえばゲーミング寄りの印象がありました。
けれどこのSA243YG0bmixは、シンプルで落ち着いたデザインと、120Hz・1ms・sRGB99%といった性能をあわせ持っていて、“これなら仕事にも趣味にも良さそうだな”と思わせてくれたんですよね。
最初に届いた箱を開けた瞬間、軽くて薄いフレームが印象的で、机の上に置いたときも圧迫感がありませんでした。
電源を入れて最初に表示された白背景の明るさに少し驚きましたが、それはまるで新しい窓が開いたような感覚でした。
IPSパネルの発色は自然で、肌色や青空の色合いも穏やか。
光沢のないノングレア仕上げのおかげで、長時間の作業でも光の反射に気を取られず、静かな集中を保てます。
初めて使った日、何時間もかけて資料を整理していたのですが、ふと気づくと目の疲れがほとんどない。
これまでのモニターとの違いを感じた瞬間でした。
Acerのロゴも控えめで、全体の印象が“道具として美しい”という言葉にぴったり。
これが毎日の相棒になるんだと、静かに確信した瞬間でした。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
Acer SA243YG0bmix 23.8インチ FHD モニター
Acer SA243YG0bmix 23.8インチ FHD モニター
レビュー良かった点
まず一番に感じたのは、表示の“なめらかさ”です。
120Hzという高リフレッシュレートは、思っていた以上に体感が違いました。
スクロールやウィンドウ移動がすっと滑らかで、細かい文字を追うときにもブレが少ない。
これまで60Hzの環境で感じていたわずかな引っかかりが消えて、まるで紙の上を視線が滑っていくような感覚でした。
仕事の効率が上がったというよりも、作業のストレスが減ったというほうが正確かもしれません。
そして、sRGB99%対応のIPSパネルが映し出す色は、派手すぎず、自然でありながら鮮やか。
写真編集やデザインのチェックでも安心して使える発色です。
明るさも十分で、昼間の窓際でも見やすい。
夜にはブルーライトカット機能をオンにすると、目がじんわりと休まるように感じます。
また、ゼロフレームデザインの恩恵でデュアルディスプレイ構成にしても違和感がありません。
枠が細いので、2台並べても一体感があり、視線移動がスムーズ。
これが想像以上に快適でした。
音についても、内蔵スピーカーとしては十分。
動画を流しながらの作業やBGM用途にはちょうどよく、音のこもりも気になりません。
さらに、VESAマウント対応という点も魅力です。
後からモニターアームに付け替えることができるのは、長く使う上で安心感があります。
軽量設計なので、取り付け時の不安も少ない。
ケーブル類も背面にすっきりまとまり、デスク周りが整理されると、心まで少し整うような感覚になります。
全体として、価格帯を考えると本当にバランスが良い。
Acerらしい実用性と、静かなデザイン性がうまく融合していると感じました。
レビュー気になった点
一方で、気になる部分もいくつかありました。
まず、リフレッシュレートが120Hzというのは十分滑らかではあるものの、本格的なゲーミング向けに240Hz以上を求める人には少し物足りないかもしれません。
また、応答速度1msは“VRBモード”などの特定設定時に発揮されるもので、通常モードでは残像がやや感じられるシーンもありました。
特に暗めの映像で黒の階調を確認しているとき、わずかにモーションブラーのような揺らぎが見えることがあります。
ただ、これは一般的な作業や動画視聴ではほとんど気にならないレベルです。
もう一点、HDMI端子が1ポートしかないのは惜しいところ。
複数機器をつなぐには切り替えが必要で、頻繁に抜き差しする人にとってはやや手間に感じるかもしれません。
音についても、内蔵スピーカーは便利ですが音圧が弱めで、映画や音楽鑑賞には物足りなさがあります。
外部スピーカーやヘッドホンを接続するとぐっと良くなるので、ここは用途に応じて補いたい部分です。
また、輝度250cd/m²は標準的ではあるものの、日差しが強い環境では少し暗く感じる場面もありました。
背面のVESAマウント部のネジ穴も、やや奥まっているため、アームによっては取り付けが窮屈に感じるかもしれません。
そして意外に感じたのは、電源インジケーターのLEDがやや明るめなこと。
暗い部屋で作業するときは気になる場合があります。
とはいえ、これらはあくまで“惜しい部分”という程度で、全体の完成度を損なうほどではありません。
価格を考えれば十分に納得できる範囲です。
むしろ、この価格帯でここまでの品質を実現していること自体が驚きで、Acerの設計思想の丁寧さを感じます。
まとめ
このAcer SA243YG0bmixを使い始めてから、日々の作業が少しずつ穏やかになりました。
大きすぎず、小さすぎない23.8インチというサイズは、作業机にぴったり収まり、視線の動きも自然です。
120Hzの滑らかさが心地よく、非光沢IPSの優しい映像が目を包み込むように感じます。
どんな角度から見ても色味が安定していて、隣で家族が映画を見ていても同じ色を共有できるのが嬉しい。
デザインも主張がなく、どんな部屋にも溶け込みます。
スピーカーも軽やかに鳴り、作業の合間に音楽を流せば、まるで小さなカフェのような空気に包まれるんです。
もちろん完璧ではありません。
もう少し明るければ、もう一つ端子があれば……と思う場面もあります。
でも、それを補って余りある心地よさがある。
この価格でこの品質、この穏やかさを感じられるなら、十分すぎるほどです。
日々の仕事や動画視聴の相棒として、静かに寄り添ってくれる——そんな“ちょうどいい”存在に出会えたことが、今では何より嬉しく感じています。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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Acer SA243YG0bmix 23.8インチ FHD モニター
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。