どうも、Soranekoです。
新しいPCを組み立てるにあたって、なるべくコストを抑えつつも安定性とパフォーマンスのバランスが取れたメモリを探していたところ、シリコンパワーのDDR4メモリSP032GBLFU320F22にたどり着きました。
仕様は3200MHz対応のPC4-25600規格で、容量は16GBが2枚、合計32GBという構成です。
288PinのDIMMタイプで、1.2Vという省電力設計、CL22というレイテンシ性能を持っています。
最近のWindows環境や動画編集、マルチタスク処理などでメモリ不足を感じていたので、果たしてこのメモリでどこまで快適になるのか、自作PCに実装して実際に試してみました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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シリコンパワー DDR4 3200MHz PC4-25600 16GB×2枚 32GBメモリ SP032GBLFU320F22

シリコンパワー DDR4 3200MHz PC4-25600 16GB×2枚 32GBメモリ SP032GBLFU320F22
レビュー良かった点
まず取り付けについてですが、288Pinの標準的なDDR4仕様のため、マザーボードとの互換性にはまったく問題なく、スムーズに装着できました。
ヒートスプレッダが付いていないシンプルな裸仕様ですが、そのぶんスペースに余裕が生まれ、クーラーや他のパーツとの干渉もありませんでした。
実際に電源を入れてBIOSで認識を確認したところ、しっかりと3200MHzで動作しており、動作電圧も安定して1.2Vを維持していました。
実際の使用感としては、動画編集ソフトや複数のブラウザタブを開いた状態でも動作がスムーズで、特に重い処理を行う場面でもフリーズや引っかかりを感じることはありませんでした。
また、32GBという大容量は仮想マシンを複数立ち上げたり、画像処理を並行して行う際にも余裕を持って対応できるため、作業効率が明らかに向上しました。
発熱に関しても、長時間の使用後でも手で触れる程度の温度に収まっており、安定性と信頼性の面でも非常に優秀だと感じました。
全体的に価格帯を考えると、性能と信頼性を両立した非常にコストパフォーマンスの高い選択肢だと感じました。
レビュー気になった点
性能面ではおおむね満足しているものの、いくつか気になる点もありました。
まず、CL22というタイミング設定はやや緩めで、パフォーマンスを追求するゲーミング用途やシビアなタイミングが求められる作業においては、より低レイテンシのメモリと比べると若干の差を感じるかもしれません。
また、ヒートスプレッダが装着されていないため、通気性の悪いケース環境や高負荷が長時間続く使用状況では放熱が気になる場合も考えられます。
今回のテストでは問題は出ませんでしたが、冷却対策がしっかりしていないケースではやや注意が必要です。
さらに、メモリの外観はかなりシンプルで無地の基板がむき出しのため、見た目にこだわるユーザーやRGBライティングを好む層には物足りなさを感じるかもしれません。
パフォーマンスを重視した構成にする場合や、オーバークロックを視野に入れる場合には、より高性能なモデルを検討する余地もあるでしょう。
まとめ
シリコンパワーのDDR4メモリSP032GBLFU320F22は、標準的なPC環境やクリエイティブ作業において非常に高いコストパフォーマンスを発揮する製品だと感じました。
32GBという大容量は日常の使用はもちろん、負荷の高い作業でも安定した動作を支えてくれます。
装飾を排したシンプルな設計と安定した動作は、派手さを求めないユーザーにとって非常に好ましいポイントです。
レイテンシの高さや冷却面での配慮は必要ですが、価格とのバランスを考慮すると、日常用途からクリエイティブな用途まで幅広く対応できる実力を備えたメモリだと感じました。
自作PCを組む際の選択肢として、特に予算を抑えつつも信頼性を重視したい方にはおすすめできる一品です。
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シリコンパワー DDR4 3200MHz PC4-25600 16GB×2枚 32GBメモリ SP032GBLFU320F22
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。