どうも、Soranekoです。
音楽や映像コンテンツを本格的に楽しみたい方、あるいは配信やレコーディングなど音にこだわる環境で使うイヤホンを探している方にとって、イヤホン選びは非常に重要なポイントです。
今回試してみたSHURE SE846G2CLは、プロ仕様のモニターイヤホンとして知られ、非常に高い遮音性能とハイレゾ音源への対応、さらにMMCX端子によるリケーブル対応という多機能性が魅力です。
特にこの第2世代モデルは、内部の音響設計がさらに進化し、音の解像感と空間表現が格段に向上しています。
自宅での音楽鑑賞やゲーム、配信、さらには楽器演奏まで多様なシーンにマッチする実力を備えたこのモデルを、実際の使用感とともに詳しくレビューしていきます。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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SHURE SE846G2CL 有線イヤホン
レビュー良かった点
まず特筆すべきは、その音質の精細さです。
SE846G2CLは4基の高精度バランスド・アーマチュアドライバーを搭載しており、低音から高音まで一切の妥協を感じさせない音の再現性を実現しています。
特に中低音域の厚みと明瞭さは素晴らしく、アコースティック系の楽器の響きやボーカルのニュアンスが非常に自然に耳に届きます。
さらにこのモデルでは「低音フィルター」「バランスフィルター」「高音フィルター」の3種類の音響フィルターを交換することで、自分好みの音質にチューニングできるのも大きな魅力です。
また遮音性能に関しては、最大で37dBという高い遮音性を誇り、周囲の環境音をほぼシャットアウトできます。
これは通勤中の使用や録音時のモニタリングにも非常に有効です。
装着感も快適で、ケーブルを耳にかけるシュア掛けのスタイルは安定感があり長時間の使用でも耳への負担が少ないと感じました。
ケーブル長も162cmと十分な長さがあり、自宅でのリスニングやデスクワーク時にも取り回しやすく、使い勝手は非常に良好です。
さらにMMCX端子によってリケーブルが可能なため、別売りのBluetooth対応ケーブルを組み合わせればワイヤレスイヤホンとしても活用できるという拡張性の高さも魅力です。
デザインも透明のクリアシェルを採用しており、内部構造が見える点も所有欲をくすぐります。
レビュー気になった点
一方で、気になる点もいくつかありました。
まず第一に価格帯が非常に高額である点です。
音質や機能を考慮すれば納得のいく価格ではあるのですが、気軽に手が出せるイヤホンではなく、ある程度の予算と覚悟が必要です。
また、リケーブル対応という仕様ゆえに、接点部分の取り扱いにはやや神経を使います。
特にMMCX端子は着脱を繰り返すと接触が甘くなるケースもあるため、頻繁にケーブルを交換する人には注意が必要です。
そして、このイヤホンはインイヤー型で遮音性が高い分、密閉感も強く、人によっては長時間装着すると圧迫感を感じる可能性があります。
装着感自体は良いのですが、密閉性が高すぎるがゆえに耳が疲れてしまうこともあるかもしれません。
さらに音質に関しては、あまりにもモニターライクでフラットな特性があるため、リスニング用途ではやや味気なく感じる人もいるかもしれません。
あくまで原音忠実性を重視する方向けの製品であり、エンターテインメント性のあるサウンドを好む方には少し物足りなさを感じさせる部分もあります。
まとめ
SHURE SE846G2CLは、その名の通りプロ仕様の高性能イヤホンであり、音の正確性や遮音性能、カスタマイズ性の高さにおいて極めて優れた製品です。
価格や装着感に多少のクセはありますが、それを補って余りあるだけの音質と機能性を備えており、本格的な音楽制作やリスニングを追求する方には非常に魅力的な選択肢です。
特にハイレゾ音源に対応した精細なサウンドや、高い遮音性能、ワイヤレス変換の柔軟性など、用途に応じた活用の幅広さは他のイヤホンではなかなか得がたいものです。
長く付き合えるイヤホンを探している方には、十分に検討する価値がある一台だと感じました。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。