どうも、Soranekoです。
もともと私はMacBook Proで映像編集や写真の整理を日常的に行っており、作業データの量が増えるたびに外付けストレージの存在が重要になっていました。
最初は市販のポータブルHDDをいくつか使っていたのですが、転送速度の遅さに加えて、ちょっとした衝撃で認識が外れるなどの不安定さが気になっていたんです。
特に4K動画を扱うようになると、その遅延が作業効率に直結してしまうこともあり、「もう少し安心して使える、速度も十分な外付けドライブが欲しい」と思うようになりました。
そんな中で出会ったのが、OWCのEnvoy Pro FXでした。
Thunderbolt 3とUSB 3.2 Gen 2の両対応という点がまず目に留まりました。
どちらの環境でも最高速で動作し、MacでもWindowsでも同じように使える。
その汎用性の高さが、私にとっては大きな魅力だったんです。
届いた箱を開けた瞬間、まず感じたのは「頑丈そう」という印象。
アルミ削り出しの筐体は手に取るとひんやりと重みがあり、まるで精密機械のような質感。
ケーブルも太くしっかりしていて、ポータブルSSDにありがちな“頼りなさ”がまったくありませんでした。
実際に接続してみると、転送速度の速さに驚かされました。
今まで数分かかっていた100GB超の映像素材が、数十秒でコピー完了。
画面の進捗バーを見る間もなく終わってしまう感覚で、「ああ、これがプロ向けのSSDなんだ」と納得したのを覚えています。
加えて動作音がまったくしないことにも感動しました。
ファンレス構造のため、夜中に静かな部屋で作業していても気にならず、集中力が途切れない。
初期フォーマットも整っており、Macに接続した瞬間にすぐ使えるのもありがたかったです。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
OWC Envoy Pro FX Thunderbolt 3 + USB 3.2 Gen 2 外付け NVMe SSD 1TB
OWC Envoy Pro FX Thunderbolt 3 + USB 3.2 Gen 2 外付け NVMe SSD 1TB
レビュー良かった点
まず一番感じたのは、転送速度の圧倒的な速さです。
公式スペックでは最大2800MB/sとありますが、実際の体感でもそれに近いスピードが出ています。
大容量の4K ProRes動画を扱っていても、編集ソフト上でラグがほとんどなく、まるで内蔵SSDで作業しているような快適さ。
これまで外付けドライブの読み込み待ち時間に苛立つことが多かったのですが、Envoy Pro FXを使うようになってからは、そのストレスが完全になくなりました。
また、接続の安定性が非常に高い点も好印象です。
Thunderbolt 3経由でもUSB-C経由でも、認識が途切れたりエラーが出たりすることがほぼなく、安心して長時間のバックアップ作業が行えます。
さらに防塵・防滴性能を備えているので、屋外で撮影データをその場で保存する際にも安心感があります。
私自身、雨が降りそうなロケ現場でノートPCと一緒に使用したことがあるのですが、少し濡れた程度では全く問題なく動作しました。
アルミ筐体の放熱性も優れており、高負荷の書き込みが続いても熱が均等に広がり、手で触れても“温かい”程度で済みます。
見た目のデザインも秀逸で、マットな質感が所有欲をくすぐります。
机の上に置くだけで、まるで高級オーディオ機器のような存在感があり、作業机の雰囲気まで引き締まるような印象です。
さらに、静音性も特筆すべき点です。
内部に可動部分がないため、動作音が皆無。
夜の編集作業中、周囲が静まり返った中でも全く気になりません。
電源がバスパワーで取れるため、余分なケーブルや電源アダプタを持ち歩く必要がないのも便利。
持ち運びの際も、金属ボディゆえの安心感があり、バッグの中で他の機器と触れても傷が付きにくい印象でした。
また、MacとWindowsの両環境での互換性が高く、仕事の都合で異なるOS間でデータをやり取りする際にもスムーズに使えるのが助かります。
フォーマットの再設定も簡単で、初心者でも戸惑うことがありません。
私は主に映像データの保存に使っていますが、写真のRAWデータ整理やバックアップにも大活躍しています。
総じて言えば、「スピード」「信頼性」「堅牢性」の3拍子が揃った製品。
長く使える安心感があり、日々の作業のクオリティを底上げしてくれる存在です。
レビュー気になった点
完璧に近い製品ではあるのですが、あえて気になった点を挙げるなら、まず“発熱”です。
高負荷の書き込みや長時間のデータ転送を続けると、ボディがかなり温かくなります。
もちろんこれは放熱設計の一環であり、製品にとっては正常な動作なのですが、手で持ちながら使うと「ちょっと熱いな」と感じる場面もありました。
特に夏場やエアコンを切って作業している環境では、金属の熱伝導が手に伝わりやすいです。
ただし過熱による性能低下や動作停止といった不具合は一切なく、安定して動作している点は安心できます。
もうひとつは価格。
1TBモデルで5万円前後というのは、同容量の他社製品と比べるとやや高めの設定です。
とはいえ、Thunderbolt 3とUSB 3.2 Gen 2の両対応、高耐久、防滴性能、5年保証を考慮すれば妥当な価格とも言えます。
それでも「気軽に買える外付けSSD」というよりは、プロ用途やクリエイティブワーク向けの位置づけだと感じました。
また、ケーブルの長さがやや短めなのも人によっては気になるかもしれません。
机の配置によってはPC本体から少し距離を取りたい場面もあるため、長めのケーブルを別途用意すると使い勝手が向上します。
さらに、Thunderbolt 3対応とはいえ、一部の旧型PCでは認識に時間がかかることがありました。
接続後、数秒待たないとドライブとして表示されないことがあり、最初は少し不安になりました。
しかし一度認識されてしまえば、以後は安定して接続を保てます。
小さな点ではありますが、そうした挙動に敏感な方は注意しておくと良いでしょう。
また、ボディがしっかりしている反面、重量が少しあります。
ポータブルSSDとしてはやや重めで、ポケットに入れて持ち歩くには適さないサイズ感。
ただし、その分の剛性感と信頼性があるため、個人的にはこのトレードオフは納得できます。
総じて言えば、価格・発熱・重量の3点が多少のネックとなる要素。
ただしそれを上回る安定感と性能があり、“欠点”というより“個性”として受け入れられる範囲です。
まとめ
OWC Envoy Pro FXを使い始めて数ヶ月。
今では、これなしでは仕事が成り立たないと言っても過言ではありません。
何よりも嬉しいのは、「待ち時間がなくなったこと」。
ファイルのコピーに時間を取られず、作業に集中できるようになったのは大きな変化でした。
そして、堅牢なアルミ筐体が毎日の使用を支えてくれている安心感。
持ち運び時の衝撃にも強く、外出先でもまるでオフィスのデスクと同じような安定した環境を再現できます。
静音性のおかげで夜の作業も快適で、気づけばいつも机の横にこのSSDがあるのが自然になりました。
確かに価格は高めですが、それ以上に“仕事の流れを止めない”価値があります。
購入直後よりも、日を重ねるごとにその良さがじわじわと実感できる製品。
もしも、外付けストレージに“スピードと安心感”を求めているなら、間違いなく選ぶ価値があります。
Envoy Pro FXは、単なるストレージではなく、“作業を共にする道具”として心から信頼できる一台です。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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OWC Envoy Pro FX Thunderbolt 3 + USB 3.2 Gen 2 外付け NVMe SSD 1TB
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。