どうも、Soranekoです。
最初に「Marshall Major V」を見かけたのは、街中のカフェで隣の席に座っていた人が着けていたのを目にしたときでした。
ブラックのレザー調デザインにゴールドのアクセント、そして控えめながら存在感のあるMarshallロゴ。
その見た目に一目惚れして、思わずどこのヘッドホンか尋ねたほどです。
その後、自分でも調べてみると、Bluetooth 5.3対応で最大100時間の連続再生という圧倒的なスペックを誇り、しかもQiワイヤレス充電までできるということを知りました。
音質にこだわるメーカーの製品は数あれど、「デザイン」と「機能性」をここまで高次元で両立しているモデルはなかなかありません。
実際に手にしてみると、約186gという軽さがまず印象的でした。
オンイヤー型なのに軽く、ヘッドバンドのクッションも程よい柔らかさで、長時間のリスニングにも耐えられそうだと感じました。
最初の充電はUSB-Cで行い、フル充電までおよそ3時間。
LEDインジケーターが消えると準備完了です。
Bluetooth接続もスムーズで、スマートフォンとのペアリングに数秒。
音楽を再生した瞬間、Marshall特有の中低域の厚みと高音の伸びに、思わず笑みがこぼれました。
以前使っていたヘッドホンでは感じられなかった“ライブ感”があり、まるでステージの真ん中で音を浴びているような感覚です。
さらに驚いたのは、通勤時や散歩中でも接続が途切れにくいこと。
Bluetooth 5.3の恩恵でしょうか、ビルの多いエリアでも安定していて、音飛びに悩まされることがありませんでした。
そして一度の充電で100時間再生という安心感。
数日にわたって充電を気にせず使えるというのは想像以上に快適で、気づけば「充電」という行為を忘れるほど自然に日常へ溶け込んでいました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
Marshall Major V ワイヤレス オンイヤー ヘッドホン
Marshall Major V ワイヤレス オンイヤー ヘッドホン
レビュー良かった点
まず何よりも驚かされたのは、音の厚みと温かみです。
Marshall Major Vのサウンドは、決して派手ではないのに、聴くほどに深みを感じるタイプ。
40mmダイナミックドライバーが奏でる低音は、ボリュームを上げなくても十分な迫力があり、ベースラインがしっかりと身体に響きます。
ロックやジャズはもちろん、アコースティックやボーカルものも自然に鳴らしてくれるので、ジャンルを問わず楽しめました。
中音域はクリアで、ギターやボーカルの息遣いまで感じられ、高音域も刺さることなく伸びやか。
全体として“Marshallらしい温度感”を持ちながらも、バランスの取れた音づくりが印象的です。
さらに良かったのは、操作のしやすさ。
右側のマルチディレクショナルコントロールノブひとつで音量調整・曲送り・通話・再生停止がすべてできるのですが、この操作感がとても直感的なんです。
小さな金属ノブを軽く押すだけで反応し、動きもスムーズ。
通勤中や自宅で作業しながらでも、視線を外さずに扱えるのはありがたいポイントです。
また、マルチポイント接続が本当に便利。
スマートフォンとノートPCを同時に接続しておけば、音楽を聴いている途中にPCのビデオ会議が始まっても、すぐに切り替わります。
ケーブルの抜き差しが不要というのは、想像以上に快適です。
Qiワイヤレス充電対応も、生活の質を確実に上げてくれました。
帰宅して、デスク横の充電パッドに置くだけ。
それだけで翌朝には満充電。
バッテリー残量を気にすることがなくなり、ちょっとした外出でも安心して持ち出せます。
装着感も良好で、イヤークッションの柔らかさがちょうどよく、耳を包み込むような感覚があります。
オンイヤー型ながら、長時間聴いていても痛くなりにくいのは嬉しいところ。
軽量な186gという設計も相まって、2〜3時間の作業中でも快適に過ごせました。
そしてデザイン。
Marshallの象徴ともいえるレトロクラシックな外観は、ただのオーディオ機器という枠を超えて“身につける喜び”を感じさせてくれます。
マットな質感とゴールドの金属パーツが絶妙なバランスで、ファッションの一部としても違和感がありません。
街中で見かけることも増えましたが、そのたびに「あ、同じの使ってる」とちょっと誇らしくなるほど。
音質・操作性・デザイン、どれを取っても完成度が高く、使えば使うほど愛着が湧いてくるヘッドホンです。
レビュー気になった点
全体的な完成度が高い一方で、いくつか気になる点もありました。
まず、有線接続ができないという仕様です。
前モデル「Major IV」では3.5mmの有線端子があり、バッテリーが切れたときでもケーブルで音を聴けたのですが、Major Vでは完全ワイヤレス化。
そのため、万が一バッテリーが切れると使えなくなってしまいます。
100時間の再生時間があるとはいえ、長期間旅行や撮影で電源が取れない環境では少し不安を感じました。
また、ノイズキャンセリング機能(ANC)が非搭載なのも好みが分かれるところです。
外音を完全に遮断するのではなく、Marshall特有の“音の抜け”を楽しむ設計なのだと思いますが、飛行機や電車内など騒がしい環境では、少し音量を上げないと音が埋もれてしまう場面もありました。
オンイヤー型ゆえに耳に触れる部分が直接当たるため、長時間の使用では軽い圧迫感を感じることもあります。
特に夏場は蒸れが気になるかもしれません。
ただ、クッション自体が柔らかいので、適度に位置を調整すれば軽減できます。
Qiワイヤレス充電は非常に便利ですが、充電パッドの位置合わせには慣れが必要でした。
置く位置が少しずれると充電されていないことがあり、最初のうちはLEDを確認する手間が発生します。
また、Qi充電パッドは別売のため、追加コストがかかる点も注意です。
音質面では、低音が強めにチューニングされている印象を受けました。
ロックやポップスでは心地よい迫力を感じられる一方、クラシックやピアノ曲では少し中高域が引っ込むように感じることもあります。
ただ、これはMarshallの音づくりの個性でもあり、好みの問題ともいえるでしょう。
防水機能がないため、突然の雨や運動時の汗に弱い点も少し気になります。
屋外で頻繁に使う人にとっては、防滴仕様があればより安心できたかもしれません。
最後に、折りたたみ構造は便利ですが、ヒンジ部分が金属ではなく樹脂素材であるため、耐久性については長期使用で様子を見る必要がありそうです。
それでも、これらの点はいずれも致命的な欠点ではなく、使い方を工夫すれば十分にカバーできる範囲。
むしろ、シンプルさや音へのこだわりを優先した結果の設計だと感じます。
まとめ
「Marshall Major V」を使い始めて数週間。
毎日の通勤、在宅ワーク、休日の散歩など、あらゆる場面で手放せない存在になりました。
音楽を聴く時間が、ただの“ながら時間”ではなく、自分の心を整える大切なひとときに変わった気がします。
何よりも、このヘッドホンを手に取るたびに感じる「所有する喜び」。
Marshallのクラシックなデザインと質感、そして軽さと機能性の絶妙なバランスが、日常に小さな満足感をもたらしてくれます。
Bluetooth 5.3による安定した接続、100時間再生のバッテリー、Qiワイヤレス充電という三拍子は、今の生活リズムに驚くほどフィットしました。
音質も、低音の厚みと高音の繊細さが絶妙で、長く聴いていても疲れません。
確かに、ANCや有線接続がない点は人によって好みが分かれるかもしれませんが、逆にシンプルで長く使えることがこの製品の魅力でもあります。
軽くて持ち運びやすく、折りたためばバッグにもすっきり収まる。
どんな服装にも似合うデザインなので、外出時のアクセサリーとしても活躍してくれます。
Marshallらしい音に包まれながら過ごす時間は、忙しい日常に少しだけ余裕と心地よさをもたらしてくれる。
そんな「音楽と暮らす」感覚を思い出させてくれる一台です。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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Marshall Major V ワイヤレス オンイヤー ヘッドホン
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。