商品紹介レビュー

CORSAIR VANGUARD 96 リニアスイッチ 日本語配列 有線ゲーミングキーボード CH-91E901E-JP超簡単レビュー。CORSAIR VANGUARD 96を使い始めてしばらく経ちますが、このキーボードは最初に手に触れた瞬間から独特の密度と整った打鍵の気配が感じ取れるもので、96%のまとまりあるレイアウトなのに窮屈さがなく、MLX Plasmaリニアスイッチの反応の素直さと軽快さが日常の操作に自然に馴染み、LCDスクリーンやGキーも作業の流れを崩さずに役立つ存在として落ち着いて機能してくれる点が印象に残った。

どうも、Soranekoです。

CORSAIR VANGUARD 96を手元に置いて使い続けていると、このキーボードが持つ特徴の一つひとつがゆっくりと馴染んでくる感覚があります。

最初に触れたときは、96%というコンパクトさを保ちながらもテンキーや矢印キーが自然に収まっている配置に驚き、触っていくうちにそのまとまりの良さが日常の動きに適したバランスであることが分かってきます。

サイズを抑えながら必要なキーがしっかり確保されているため、入力作業からゲームの操作まで、どの場面でも極端な調整を強いられずに手が動いていくのが心地よいところです。

MLX Plasmaリニアスイッチは、押し込みの深さや反応の速さに無理がなく、初めて触ったときから癖を感じさせない滑らかさを備えています。

力を入れ過ぎる必要がなく、軽やかに動く一方で指が勝手に沈み込み過ぎるような不安定さもありません。

長時間の作業であっても、キータッチの重さや軋みを気にせずに済む手触りは、キーボードを使う時間が多いほど有難く感じます。

ゲーム中の素早い入力でも遅れを意識することはほとんどなく、8,000Hzの高速ポーリングの効果が自然に体感へと結びついていきます。

また、中央上部に配置された小型のLCDスクリーンは、最初は装飾的な要素かと思っていましたが、使っていくにつれて表示内容を把握しやすく、操作の流れを崩さずに補助してくれる存在へと変わっていきます。

特に、システム情報や簡単なステータスを確認したいとき、視線を大きく逸らさずに済むのは意外に便利で、画面を増やすほどではないけれど確認したい情報をちょうど良く収めてくれる印象です。

キーボード左側に配置された薄型のGキーや、右上のダイヤルも、使っていくと手元の動きの中に自然に溶け込んできます。

どれも派手な操作を促すのではなく、必要なときに指が無理なく届き、設定した動作が安定して機能するため、作業と作業の間を静かに繋いでくれます。

全体のデザインも落ち着いていて、アルミフレームの堅牢さや重量のある本体が、机のどこに置いても安定して構えてくれる安心感に繋がっています。

長く付き合うほどに、細部の作り込みや適度な手応えが日常の動作と馴染んでいき、使う人のリズムに合わせて静かに支えてくれるような印象が強まるキーボードだと感じています。

では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。

簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓

CORSAIR VANGUARD 96 リニアスイッチ 日本語配列 有線ゲーミングキーボード CH-91E901E-JP

CORSAIR VANGUARD 96 リニアスイッチ 日本語配列 有線ゲーミングキーボード CH-91E901E-JP

レビュー良かった点

CORSAIR VANGUARD 96の良さとしてまず感じたのは、96%というレイアウトが絶妙なバランスを保っていることでした。

テンキーと矢印キーを備えながら省スペースに収まっているため、机上の配置自由度を損なわずに作業しやすく、フルサイズに慣れた手でも大きな違和感がありません。

キー配置が詰まりすぎている感覚もなく、各キーの距離感が自然で、タイピング中に無理な指の移動が起こらない点がとても扱いやすく感じられます。

MLX Plasmaリニアスイッチは、押し込みの軽さとスムーズな動きが特徴で、軽量ながらも芯のある打鍵を保ち、戻りの動作まで淀みがありません。

スイッチが軽すぎて誤入力を生むような挙動も少なく、押下時のノイズを抑えた静かな動きが長時間の使用にちょうど良い落ち着きを生んでいます。

リニアスイッチ特有の直線的な入力が素直に伝わり、ゲーム中の連続操作でも変な引っ掛かりがないため、正確な操作を求める場面でも満足度が高く感じました。

また、4層のダンパー構造による打鍵音のまとまり方は、このモデルの静音性を支える大きな要素になっています。

本体の剛性が高いため振動が無駄に広がらず、音の響きも全体的に落ち着いたものとなっており、深夜や静かな室内でも使いやすい印象です。

パームレストとの組み合わせも快適で、長時間の作業でも手首に負担がかかりにくく、キーの押し込みに集中しやすい環境が整っています。

個々のキー以外にも、LCDスクリーンの存在は思った以上に便利で、CPUやGPUの温度、簡易的な通知、カスタム画像などを表示させることで作業の合間に必要な情報がすぐ確認できます。

メインのモニターに画面を増やすほどではないものの、補助的に見たい情報をすぐに拾えるため、視線移動が最小限で済むのは大きな利点です。

色表現も綺麗で、表示の明瞭さも十分です。

薄型Gキーの配置も絶妙で、左側に自然に指が伸びる位置にあるため、マクロやショートカットを割り当てて使う場面でも無理がありません。

押したときの感触もきちんと分かるため、誤操作が起こりにくく、ゲームや作業を並行させる環境でもストレスのない操作ができます。

Elgatoとの統合が活かせる場面では、配信準備や切り替え操作がスムーズに行えるため、機能性の幅がさらに広がります。

回転式ダイヤルも音量操作やスクロールに活用しやすく、適度な抵抗感がありながら指の動きに自然に追従してくれます。

派手さより実用性に振った感触で、作業の合間に微調整したいときに特に便利です。

ホットスワップ対応でスイッチを交換できる点も魅力で、より好みのスイッチを試したい場合や、一部スイッチを別のものに変えたい場合にも対応しやすい柔軟さがあります。

外観面ではアルミフレームの質感が高く、本体の重さが安定感に繋がっているため、タイピング中にキーボードがずれるようなこともありません。

全体的に操作感と静音性、質感を高いレベルでまとめており、用途を問わず満足度を得られる作りになっていると感じました。

レビュー気になった点

良い点が多い一方で、気になる部分もいくつかあります。

まず、本体重量が約1kgとしっかりあるため、持ち運びを前提とした使い方には向いていません。

机に固定して使う分には安定していて利点とも言えますが、頻繁に配置を変えたり、外出先で使う用途を考えている場合にはやや重さを感じると思います。

96%レイアウトについても、全体的なバランスは良いものの、特定のキー配置が一般的なフルサイズと微妙に異なるため、最初は慣れが必要になる場面があります。

数字入力や特殊キーを多用する場合、押す位置を確認する回数が少し増え、その違和感が完全に消えるまで多少の時間がかかりました。

普段から標準的なテンキー操作に慣れていると、小さな違いでも気になりやすいかもしれません。

LCDスクリーンは便利ではあるものの、表示内容を活かせるかどうかは使い方次第で、常に活躍する機能とは言えません。

情報表示があると作業しやすい場面もありますが、単純な入力作業が中心であれば、視線移動を増やすほどの必要性を感じないこともあります。

また、カスタマイズのための設定項目もやや多く、最初の準備や調整に時間を必要とする点は、人によって負担に感じるかもしれません。

さらに、iCUEのサポートが一部未対応であると案内されている時期があり、そのタイミングによってはソフトウェアでの設定に制限が生じることがあります。

RGBやマクロ設定など、キーボード全体の機能をフルに活かしたい場合、ソフトウェアによる管理が前提となるため、対応待ちの期間があると一部の機能を十分に扱えない場面もありました。

Gキーについても、位置としては押しやすいものの、薄型ゆえに押し心地に軽い印象があり、場合によっては通常キーとの差が気になることがあります。

ゲームや作業で頻繁に使う操作を割り当てる場合、キーの形状や高さに違いがあることで、感触の切り替えに少し気を使う場面がありました。

ホットスワップ対応は良いものの、スイッチを交換する作業は慣れていない人にとっては少しハードルのある工程で、交換時に位置の調整や押し込みの強さを気にする必要があります。

メンテナンス目的で取り替える場合には問題ありませんが、頻繁にスイッチを変えたいという使い方だと、手間がかかると感じる人もいると思います。

高機能ゆえの価格の高さも気になる点です。

各機能をしっかり使う人にとっては十分に価値のある製品ですが、単純な入力や基本的なゲーム操作が目的であれば、オーバースペックとして捉えられる可能性があります。

LCDスクリーンやGキー、ダイヤルなど、活用できる場面があるかどうかで印象が大きく変わる部分です。

全体としては完成度の高いキーボードですが、用途を限定して考えると過剰に感じる機能があるのも事実で、自分の目的や作業内容にどれだけ合うかをイメージして選ぶことが大切だと感じます。

まとめ

CORSAIR VANGUARD 96を使い続けて感じたのは、多機能なキーボードでありながら、日常の動きに自然と馴染む落ち着いた作りになっているという点でした。

96%レイアウトは、必要なキーを気持ちよく収めたうえで机上のスペースを確保しやすく、操作のまとまりが良い構成です。

MLX Plasmaリニアスイッチは癖が少なく、静かで滑らかな動きを持ち、長時間の作業やゲームプレイでも疲れにくい感触が続きます。

アルミフレームの質感や重さは、打鍵時の安定を支えており、どのキーを押してもぐらつきがない確かさが全体の安心感につながっています。

LCDスクリーンやGキー、ダイヤルといった補助要素は、必要な場面で自然に活きるよう設計されており、無理に使わせるような存在感ではなく、使いたいときに手が伸びる位置に控えめに配置されているのが好印象でした。

一方で、重量や価格、ソフトウェア対応、レイアウトの慣れなど、検討した方が良い部分もあります。

機能をどこまで活かせるのかや、使う場面に合うかどうかがこのモデルの価値を決める要素になると感じます。

単純なキーボードとしてではなく、日常の作業環境やゲーム環境を静かに支える道具として見たときに、その魅力がはっきりと姿を現す製品でした。

総合すると、しっかり使い込みたい人ほど良さが伝わるタイプのキーボードで、落ち着いた操作感と機能性を両立させたい方には適した選択肢になると思います。

商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。

商品購入はこちらから↓

CORSAIR VANGUARD 96 リニアスイッチ 日本語配列 有線ゲーミングキーボード CH-91E901E-JP

皆様の生活が少しでも豊かになりますように。

では、また次回の更新でお会いしましょう。

-商品紹介レビュー