どうも、Soranekoです。
Pixio PX248 Pro V2を設置して最初に感じたのは、23.8インチというサイズが持つバランスの良さでした。
24インチクラスはデスクに置いたときの圧迫感が少なく、それでいてフルHD解像度との相性も良いため、文字の大きさや視線移動が自然です。
電源を入れて画面を表示させると、Fast IPSパネルらしい素直な発色と、視野角の広さがすぐに伝わってきました。
正面だけでなく少し角度を変えて見ても色味が大きく変わらず、姿勢を固定しなくても見やすい点は、日常使いでは意外と重要だと感じます。
200Hzという高リフレッシュレートは、最初は意識しなくても、マウスカーソルの移動やウィンドウ操作の段階から滑らかさとして体感できます。
ゲーム用途を想定したモデルではありますが、普段のブラウジングや文章作成でもスクロールの動きが軽く、目の追従が楽になる印象です。
スタンドの調整幅も広く、高さや角度を細かく合わせられるため、設置後に「もう少しこうしたい」と思ったときにすぐ対応できます。
縦置きにも対応しているので、作業内容に応じて画面の使い方を変えられる柔軟さも備えています。
スピーカー内蔵という点は、音質を求める用途では控えめですが、簡単な音声確認や動画視聴には十分で、外部スピーカーを常に使わなくてもよい場面があるのは便利でした。
全体として、PX248 Pro V2は派手な演出よりも、日常に自然に溶け込むことを重視したモニターであり、長く付き合うことを前提に考えられている印象を受けました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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Pixio PX248 Pro V2 23.8インチ 200Hz FHD ゲーミングモニター PX248PROV2
Pixio PX248 Pro V2 23.8インチ 200Hz FHD ゲーミングモニター PX248PROV2
レビュー良かった点
Pixio PX248 Pro V2で特に良いと感じたのは、200Hzの高リフレッシュレートとFast IPSパネルの組み合わせが、数値以上に自然な快適さを生み出している点です。
高リフレッシュレートというと、どうしてもゲーム時の派手な違いばかりが語られがちですが、このモニターでは日常操作全体が底上げされる感覚がありました。
マウスを動かしたときの追従性や、スクロール時の残像感の少なさは、長時間使うほど効いてきます。
Fast IPSパネルによる発色は過度に誇張されず、白は白として、色は自然な範囲で表現されるため、目に優しい印象です。
視野角が広く、姿勢を変えても画面の印象が崩れにくいので、集中して作業する際にも無理がありません。
スタンドの完成度も高く、高さ調整やチルト、スイーベルがスムーズに行えるため、デスク環境に合わせた微調整が簡単です。
縦置きにした際も安定感があり、資料閲覧や縦長のコンテンツを扱う場面でしっかり役立ちます。
入力端子がHDMIとDisplayPortの両方に対応している点も、PCとゲーム機を併用する場合に便利で、切り替えも直感的です。
Adaptive Syncに対応しているため、対応環境では画面のズレやカクつきが抑えられ、映像への没入感が途切れにくくなります。
内蔵スピーカーは簡易的ながら、音が前に出る印象で、ちょっとした動画視聴や通知音の確認には十分でした。
全体として、PX248 Pro V2は「高性能を意識させない高性能さ」が魅力で、使う側に余計な調整や我慢を強いない点が非常に好印象でした。
レビュー気になった点
一方で、Pixio PX248 Pro V2を使っていて気になった点もいくつかあります。
まずHDR対応をうたってはいるものの、DisplayHDRの認証があるわけではないため、本格的なHDR表現を期待すると物足りなさを感じる場面があります。
明暗差はある程度表現されますが、HDR対応コンテンツを積極的に楽しみたい場合は、専用設計の上位モデルと比べて差が出る印象です。
また、内蔵スピーカーについては便利さはあるものの、音の厚みや低音の表現は控えめで、音質を重視する用途では外部スピーカーやヘッドホンが前提になると感じました。
200Hzという高リフレッシュレートを活かすためには、接続する機器やケーブル、設定側の対応も必要になるため、環境によっては性能を十分に引き出せない可能性もあります。
フルHD解像度は23.8インチでは適正ですが、作業領域を広く使いたい人や、より高精細な表示に慣れている人にとっては、やや情報量が少なく感じるかもしれません。
スタンドの調整幅は広いものの、可動部が多い分、設置時にはしっかり固定されているか確認する必要があります。
価格帯についても、同クラスの競合製品が多い中で、特別に安いわけではないため、購入時にはスペックと用途のバランスを考える必要があります。
全体として致命的な欠点ではありませんが、「万能ではない」という点を理解した上で選ぶことが、このモニターを満足して使うためには重要だと感じました。
まとめ
Pixio PX248 Pro V2は、23.8インチ・フルHDという扱いやすいサイズに、200Hzの高リフレッシュレートとFast IPSパネルを組み合わせた、非常にバランスの取れたゲーミングモニターだと感じました。
派手な演出や尖った個性よりも、毎日の使用でじわじわと効いてくる快適さを重視しており、長時間使っても疲れにくい点が印象に残ります。
スタンドの調整幅や縦置き対応など、物理的な使い勝手もよく、デスク環境に合わせて柔軟に対応できる点は大きな魅力です。
一方で、HDR表現や内蔵スピーカーの音質など、割り切りが必要な部分もありますが、それらを理解した上で選べば、価格に対して納得感のある性能を提供してくれます。
PX248 Pro V2は、日常使いとゲームの両方を無理なく支えてくれる存在として、静かに長く使い続けられるモニターだと感じました。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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Pixio PX248 Pro V2 23.8インチ 200Hz FHD ゲーミングモニター PX248PROV2
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。