どうも、Soranekoです。
PC作業の中心にあるモニター選びには、表示性能はもちろん接続性や使い勝手も重要なポイントです。
特に動画編集やデザインといった色再現性が求められる作業には、性能に妥協のないモニターが欠かせません。
今回使用したのは、27インチの4K解像度に対応し、ミニLEDバックライトとHDR1000、量子ドット技術を搭載したINNOCNの27M2Vです。
160Hzの高リフレッシュレートやUSB-C 90W給電、HDMI2.1やDisplayPort接続といった充実したインターフェースも備え、ゲーム用途からクリエイティブ作業まで幅広く対応できる点が印象的でした。
実際の使用感をもとに、詳しくレビューしていきます。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
INNOCN 27M2V 27インチ ミニLED 4Kモニター

INNOCN 27M2V 27インチ ミニLED 4Kモニター
レビュー良かった点
まず最も感動したのは、映像の鮮やかさとコントラストの深さです。
2304分割のローカルディミング制御によって、暗部の表現が非常に繊細で、黒がしっかり沈んでいるのに明部はしっかりと輝くという理想的な表示が実現されています。
HDR1000に対応していることで、HDRコンテンツの視聴や編集においても忠実な色表現が可能で、映像制作の現場でもそのまま通用するレベルだと感じました。
また、量子ドットによる色域の広さも特筆すべきポイントで、AdobeRGBやDCI-P3といったプロ向け色空間にも対応しており、写真のレタッチやグラフィックデザインでも安心して使えます。
さらに、IPSパネルで視野角が広く、非光沢処理により照明の映り込みも気にならず長時間の作業にも向いています。
接続性の面では、USB-Cでの90W給電に対応しており、ノートパソコンとの相性も抜群です。
USBハブ機能も備えているので、外部機器の接続がモニター側で完結できる点も非常に便利でした。
HDMI2.1やDPもサポートしており、最新のゲーム機やPCとも相性が良く、ゲーミング用途にも対応可能な点は嬉しいポイントです。
160Hzの高リフレッシュレートと応答速度の速さもあり、動きのある映像でもブレが少なく快適に表示できました。
レビュー気になった点
高性能ゆえにやや気になったのは、モニター本体の重量と奥行きです。
ミニLEDを搭載しているため仕方のない部分ですが、設置スペースにやや余裕が必要になります。
また、背面のデザインはやや無骨で、スタイリッシュさを求める方には好みが分かれるかもしれません。
操作ボタンの位置やOSDメニューの構成についても、やや慣れが必要で直感的に使えるとは言い難い印象でした。
特に入力切替のレスポンスや設定画面の階層が多い点は、頻繁に操作をする人にとってはやや不便に感じられるかもしれません。
また、HDR表示中の輝度制御がやや強く、細かなトーンの違いが見えにくくなる場面が一部見られました。
これは映像作品によってはやや演出が強調されすぎることにもつながりかねないため、用途によっては設定を細かく調整する必要があります。
価格についても一般的な27インチモニターと比べると高めの設定で、購入には慎重な検討が必要です。
ただし、この価格にはハードウェアキャリブレーション並の精度や、プロ仕様の表示性能が含まれていると考えれば、納得感はあるとも言えます。
まとめ
INNOCNの27M2Vは、4K解像度とHDR1000、ミニLEDと量子ドットという最新技術を惜しみなく詰め込んだハイスペックモニターです。
160Hzの高リフレッシュレートやUSB-C給電、豊富な接続端子を備えた汎用性の高さは、ゲームからクリエイティブ作業まで幅広い用途に対応可能で、非常に完成度の高い製品だと感じました。
設置スペースや価格面では注意点もありますが、それを補って余りある表示性能と利便性を備えており、本格的な作業環境を構築したい方にとって有力な選択肢となることでしょう。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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INNOCN 27M2V 27インチ ミニLED 4Kモニター
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。