商品紹介レビュー

NZXT F140RGB 140mm x2 ホワイトRGBファンセット RF-R14DF-W1超簡単レビュー。静音と美しさを一つにしたNZXT F140 RGBのホワイトデュアルセット。140mmの大型ファンがゆるやかに空気を送り出す感覚はとても穏やかで、夜間の動作でも耳を澄ますと小さく風の流れが感じられる程度。付属のRGBコントローラで光の柔らかさを整えながら、白い筐体にほのかな彩りを添える時間が心地よく、静寂とデザインの調和を楽しめる魅力がありました。

どうも、Soranekoです。

PCを組むとき、どうしても静かさと美しさの両立が難しいと感じる瞬間があります。

高性能なファンほど風量を優先しがちで、静音性や見た目の印象が後回しになってしまうことも少なくありません。

そんな中で目に留まったのが、NZXT F140 RGBのホワイトデュアルパックでした。

白を基調とした清潔感のあるデザインと、柔らかく光を放つRGBイルミネーション、そして2基セットという安心感。

パッケージを手に取った瞬間から、ただの冷却パーツというより、空間そのものを整える道具のような印象を受けました。

取り付けを終え、初めて電源を入れたときの静かさには少し驚かされました。

ファンが回転しているのに、ほとんど音を感じないほど穏やかで、風が滑らかに流れていくようでした。

LEDがふんわりと光り始めると、その光がケース内の金属やパーツの輪郭をやさしく浮かび上がらせ、ただの作業スペースだった場所が少し特別な雰囲気に変わっていきました。

視覚的な癒しと動作音の静けさが重なり、機能面だけでなく心の落ち着きをもたらしてくれるように感じました。

さらに嬉しかったのは、付属のRGBコントローラが非常に扱いやすい点でした。

PC内部に設置してUSBとSATA電源を接続するだけで、NZXT CAMを通じて光の動きを細かく調整できます。

明るさや色のグラデーション、切り替えスピードを試していると、まるで照明をデザインしているような感覚になり、ハードウェアを操作しているというよりも自分の空間を演出している気持ちになりました。

白いケースとの相性も抜群で、光が拡散するたびに淡いトーンのグラデーションが生まれます。

ファン自体の造形も滑らかで、羽根のラインが光を受けてゆるやかに反射する様子には上品さがありました。

どこかインテリア的な魅力すら感じさせ、機能性とデザインが調和した完成度の高さを感じました。

NZXT F140 RGBは、冷却という目的を超えて、“静かで整った空間を作るためのファン”という印象を残しました。

では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。

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NZXT F140RGB 140mm x2 ホワイトRGBファンセット RF-R14DF-W1

NZXT F140RGB 140mm x2 ホワイトRGBファンセット RF-R14DF-W1

レビュー良かった点

まず印象的だったのは、ファンの静音性と風の流れの心地よさでした。

140mmという大きさから期待していた通りの風量を確保しつつ、耳に届く音は柔らかく、穏やかに空気を動かしてくれます。

高回転時でも不快なノイズはほとんど感じられず、静圧の高さからか、ケース内部全体に均一に風が行き渡っているようでした。

長時間の稼働でも安定しており、温度がじわりと下がっていくのを確認できたときには、確かな性能を実感しました。

特に夜間の使用時、その静けさが際立ちます。

静かな部屋で作業しているときでも、F140 RGBは控えめに回転し、風が金属を通り抜けるような低い響きがかすかに感じられる程度です。

これまで使用してきた他社製ファンよりも低音域のノイズが少なく、音の質が丸みを帯びているため、耳に優しい印象がありました。

FDBベアリングの滑らかさがその静けさを支えており、メカニカルな動作音がほぼ消えたように感じます。

光の演出も想像以上に美しく、LEDの発光がとても滑らかでした。

RGBの発色は自然で、特にホワイトベースのケースに反射する光のニュアンスが繊細です。

単色で統一すると上品に、緩やかに色が移り変わるよう設定すると幻想的な雰囲気になります。

NZXT CAMの操作画面も直感的で、色や明るさ、アニメーションの速度を細かく調整できるのが便利でした。

照明演出が単なる装飾ではなく、心のリズムを整えるような存在になっている点に好感を持ちました。

もう一つ良いと感じたのは、ファンフレームの構造設計です。

角の部分に柔らかい素材が使われており、振動の伝わりをしっかりと抑えています。

設置後の微振動がほとんどなく、ケース全体が安定して静かに動作するようになりました。

複数ファン構成のPCではこの“揺れ”が意外と気になるものですが、F140 RGBはそれをうまく吸収してくれます。

そして、付属のRGBコントローラがとても頼もしい存在でした。

複数のファンをまとめて制御でき、USB経由でNZXT CAMが正確に反応してくれます。

接続も簡単で、SATA電源を取るだけのシンプルな仕組みなので、初心者でも扱いやすいと感じました。

機能性と扱いやすさのバランスが取れており、“パーツを楽しむ”という体験を穏やかに支えてくれるアイテムだと感じました。

レビュー気になった点

静音性やデザイン面で非常に満足度の高い製品ですが、少し気になる点もいくつかありました。

まず、専用のRGBコントローラを経由しなければライティング制御ができない点です。

NZXT独自のコネクタ規格になっているため、一般的なマザーボードのARGB端子には直接接続できません。

すでに他社のライティングシステムを構築している環境では少し調整が必要になるかもしれません。

個人的には、もう少し汎用性のある接続方式であれば、多くのユーザーにとって扱いやすくなるように感じました。

また、2基セット+コントローラ付きという構成ゆえ、価格がやや高めに感じる人もいるかもしれません。

性能や品質を考えれば納得できる範囲ではありますが、ファン単体として見た場合、他社製品よりも少しプレミアムな価格帯に位置します。

コストパフォーマンスを重視する人にとっては悩ましい部分かもしれません。

ただ、実際に使ってみると、静音性や光の滑らかさ、素材感などから“価格に見合う満足感”が得られるため、最終的には納得できる印象でした。

取り付けに関しては、ファンのサイズが140mmと大きめなので、ケースによってはスペースの確保に注意が必要です。

ネジ穴の位置やケーブルの取り回しなど、少し考えながら設置する必要があります。

特にホワイトモデルはケーブルも白で統一されていますが、若干硬めの素材に感じられ、曲げにくい場面もありました。

もう少し柔軟性があれば、よりスムーズに配線できるように思いました。

ソフトウェアのNZXT CAMについても少しだけ触れておきたいと思います。

操作性は良いものの、初回起動時の認識に少し時間がかかることがありました。

特にWindowsの更新直後などでは、一時的にコントローラが検出されないことがあり、再接続で解決できましたが、少し戸惑う瞬間でした。

アップデートによって安定性は改善されつつあるようなので、今後の更新に期待したいところです。

全体としては、小さな改善余地がある程度で、大きな欠点と呼べるものは見当たりませんでした。

むしろ、細部まで丁寧に仕上げられた製品だからこそ、“もう少しこうだったら”と感じる部分が出てくるほど完成度が高いという印象でした。

まとめ

NZXT F140 RGBを使ってみて感じたのは、性能の高さと心地よさがしっかりと共存しているということでした。

140mmというサイズがもたらす安定した風量、静音性を支えるFDBベアリングの滑らかさ、そして控えめながら美しいライティング。

それぞれの要素がうまく重なり、長時間の作業でも気持ちが落ち着くような安心感がありました。

特にホワイトモデルは、光の拡散が柔らかく、全体に明るさを添えるように感じられました。

デスク周りに統一感を持たせたい人や、落ち着いた照明演出を好む人にぴったりの製品だと思います。

静音性を重視したいけれど、見た目も妥協したくないという人にとって、ちょうど良いバランスを備えた選択肢です。

価格面では少し高く感じるかもしれませんが、使い心地や完成度を考えると、その価値を感じられるはずです。

取り付けも一度慣れてしまえば難しくなく、コントローラを通じて光の演出を自在に変化させる楽しみがあります。

NZXT F140 RGBは、単なるパーツではなく、“自分の空間を整える道具”として手元に置いておきたいファンだと感じました。

静かで穏やかな風と、優しい光を同時に楽しめる時間が、毎日の作業を少し豊かにしてくれるように思いました。

商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。

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NZXT F140RGB 140mm x2 ホワイトRGBファンセット RF-R14DF-W1

皆様の生活が少しでも豊かになりますように。

では、また次回の更新でお会いしましょう。

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