商品紹介レビュー

MSI QD-OLED 26.5インチ ゲーミングモニター MPG 271QRX超簡単レビュー。MSI QD-OLED ゲーミングモニター MPG 271QRXを実際に使って感じた映像美と応答速度の驚き、26.5インチWQHDと360Hz駆動がもたらす圧倒的な臨場感を体験して心が震えた時間。毎日のゲームや映像鑑賞を格段に変えてくれる完成度の高さを試して実感した。

どうも、Soranekoです。

初めてこのMSI QD-OLED ゲーミングモニター MPG 271QRXを目にしたのは、正直なところ偶然でした。

長年ゲーミング用のモニターにはそれなりにこだわってきたつもりでしたが、最近のゲームは解像度やリフレッシュレートだけではなく、画質全体の質感や表現力、さらには快適性までが重要になってきていると感じていたところでした。

そんな折にAmazonで見かけたのがこのモデルで、26.5インチという少し珍しいサイズ感と、QD-OLEDという響きに惹かれ、ついスペックをじっくりと読み込んでしまいました。

WQHD解像度に加え、最大360Hzという圧倒的なリフレッシュレート、さらに応答速度が0.03msと記載されていたのを見た瞬間、頭の中にこれまで体験してきた数々のモニターの映像がよぎり、この製品がそれらをどれほど上回るのだろうと胸が高鳴ったのを覚えています。

しかもただ速いだけでなく、DisplayHDR True Black 400に対応し、漆黒の表現と鮮やかな発色を両立しているという点も非常に気になりました。

これまで液晶モニターを中心に使ってきた私にとって、OLED特有の黒の沈み込みは憧れに近いものでしたし、それをゲーミング環境で味わえるというのはまさに理想的だと感じました。

さらに、AIビジョンという機能でシーンに応じて映像を最適化してくれるという点や、ハードウェアレベルでブルーライトをカットしてくれるという点も、長時間モニターに向かう身としては非常に安心できるものでした。

USB Type-C接続で最大90W給電が可能というのも、ノートPCやタブレットを頻繁に接続する私にとっては大きな魅力で、机の上のケーブルをすっきりさせたいという日頃の願いにも応えてくれそうだと感じました。

そしてもうひとつ、KVMスイッチを内蔵しているというのも見逃せない要素でした。

複数のデバイスを切り替えながら作業することが多い私にとって、キーボードやマウスをそのまま共有できるのは大きな利便性につながります。

Amazonの商品ページを眺めているうちに、このモニターが自分の生活にどれほど馴染むだろうかと想像するだけで楽しくなってしまい、気がつけば購入ボタンを押していました。

箱が届いたときの高揚感、そして実際にセットアップして電源を入れた瞬間の映像の美しさは、まるで新しい世界が開けたような感覚で、導入の時点から既に満足感に満たされていたのです。

では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。

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MSI QD-OLED 26.5インチ ゲーミングモニター MPG 271QRX

MSI QD-OLED ゲーミングモニター MPG 271QRX QD-OLED 26.5インチ/WQHD/QD-OLEDパネル/360Hz/0.03ms(GTG)/ハードウェアブルーライトカット/DisplayHDR True Black 400/AIビジョン/HDMI2.1/DP 1.4a/USB Type-C(最大90W)/KVMスイッチ/縦横回転・高さ調整/メーカー3年保証

MSI QD-OLED 26.5インチ ゲーミングモニター MPG 271QRX

レビュー良かった点

最初に感じたのはやはり映像の美しさでした。

QD-OLEDならではの発色は一目でわかるほど鮮やかで、特に赤や緑といった色が液晶とはまったく異なる深みと鮮烈さを放っていました。

ゲームを立ち上げた瞬間からその差は歴然で、夜のシーンでは街灯や炎が現実のように揺らめき、背景に広がる漆黒の闇がただ暗いだけではなく空気感すら漂わせているかのように見えました。

DisplayHDR True Black 400が効いているのか、黒の中に沈む星の輝きが本当に吸い込まれるようで、視線を奪われる感覚に心地よく囚われました。

そして何より圧倒されたのはその応答速度とリフレッシュレートです。

0.03msという数字の意味は、実際にプレイしてみるとすぐに理解できました。

FPSゲームでの銃撃戦では敵の動きが残像なく滑らかに映し出され、自分の視点移動に映像がしっかりついてきます。

360Hzの駆動と組み合わさることで、マウスを振った瞬間に風景が流れる感覚が限りなく自然で、まるで自分自身がその場にいるような錯覚さえ覚えました。

音も重要な要素ですが、このモニターの映像はまるで映像そのものが音を伴って迫ってくるような臨場感がありました。

銃声や爆発音が鳴るたびに、その瞬間に合わせて映像がぱんっと弾けるように見え、体の芯に響くような没入感を生み出してくれます。

さらに驚かされたのは、AIビジョンによる映像の最適化です。

明るいシーンでは白飛びを抑えつつ柔らかな光を保ち、暗いシーンでは黒が沈み込みながらも対象物はしっかりと浮き立たせてくれるため、常に見やすく鮮明な画面が維持されていました。

これまで暗い場面では目を凝らしてようやく敵を探すようなことも多かったのですが、このモニターでは自然に視界が開け、目の疲れが軽減されているのを感じました。

ブルーライトカットがハードウェアで実装されていることもあり、長時間のプレイでも眼精疲労が和らいでいるように思います。

私は一度に数時間ゲームを続けてしまうことも少なくないのですが、このモニターにしてからは目の奥の重たさや乾燥感が減り、快適に過ごせています。

使い勝手の面でも、USB Type-C接続でノートPCをつなぐと同時に充電までできるのは本当に便利でした。

机の上のアダプターをひとつ減らせるだけでこれほど快適になるのかと感動しましたし、KVMスイッチによってワンクリックで入力デバイスを切り替えられる点も日々の作業効率を大きく向上させてくれました。

ディスプレイの高さ調整や縦横回転の機能もスムーズで、自分の体勢に合わせて最適な位置に簡単にセットできるのもありがたいです。

画面を縦にしてウェブサイトやドキュメントを読むと視線移動が少なく済み、仕事の効率が上がったことも実感しています。

このモニターを導入してからというもの、ゲームをプレイする時間も、映画やドラマを見る時間も、そして仕事をする時間までもが確実に質を高められたと感じています。

視覚的な美しさに包まれることで心が豊かになり、機能的な利便性によって生活全体が快適になったと言っても過言ではありません。

レビュー気になった点

もちろん完璧に見えるこのモニターにも、使っているうちにいくつか気になる点はありました。

まず最初に感じたのは、26.5インチというサイズ感が人によって好みが分かれるだろうということです。

私にとっては机の上に収めるには程よく感じられたのですが、一般的な27インチモニターよりわずかに小さいため、数字上の違い以上に「ほんの少し小ぶりだな」と感じる瞬間がありました。

映画をフルスクリーンで観ているときなどは特に、もう一回り大きければより迫力が増したのではないかと思うこともありました。

また、QD-OLED特有の点として焼き付きへの不安が頭をよぎる場面もあります。

長時間同じUIを表示しているとどうしても気になってしまい、常にスクリーンセーバーを意識する必要があるのは少し神経を使う部分です。

メーカーとしてはその点に対策を講じているとはいえ、液晶のように完全に気にせず使えるわけではないのは事実で、安心感という意味ではわずかながら不安が残りました。

さらに、360Hzという高リフレッシュレートは間違いなく素晴らしいのですが、それを最大限に活かせる環境を整えるのは簡単ではありません。

最新のハイエンドGPUを備えたPCでなければフルに引き出せないため、グラフィック性能がやや控えめな環境だと宝の持ち腐れになってしまうかもしれません。

私自身、一部の重量級タイトルでは240Hz程度しか出せず、そのときはモニターの潜在能力を持て余しているように感じました。

そして、HDRの表現についても期待が高すぎた分、若干の物足りなさを覚えることがありました。

確かに黒の沈み込みや輝きは素晴らしいのですが、DisplayHDR True Black 400という規格は、より上位のHDR600やHDR1000と比べるとダイナミックレンジが狭く、シーンによっては光のピークが抑えられているように見える瞬間がありました。

映画館のような眩い光の表現を期待すると少し控えめに感じられるかもしれません。

また、USB Type-C給電は非常に便利なのですが、最大90Wという仕様はハイエンドノートPCにはやや物足りないケースがあります。

私のPCでは通常の作業には問題ないのですが、負荷がかかる処理を続けているとバッテリーがじわじわ減っていくことがありました。

120W程度まで給電できれば完璧だったのにと少し惜しく感じています。

その他の細かい部分としては、スタンドの奥行きがやや大きめで、机のスペースを圧迫する点も人によっては不満になるでしょう。

私はアームを使うことで解決しましたが、標準スタンドをそのまま使うと手前にせり出してくるため、キーボードを置くスペースが狭くなると感じました。

OSDの操作も、慣れるまでは少し独特に感じました。

スティック型の操作は直感的ではあるものの、細かい設定を詰めようとすると階層を行き来する必要があり、やや手間取る場面もありました。

こうした点は日常的に使い込むほどに改善を望みたくなる部分で、決して大きな欠点ではありませんが、完成度の高さゆえに余計に惜しさを感じてしまうのです。

総じて、気になる点は確かに存在するものの、それらはあくまで相対的なものであり、このモニターが持つ映像美や快適性を根本から損なうものではありません。

ただ、より完璧を求めるユーザーにとっては「もう一歩進化してほしい」と思わせる余地があるのもまた事実だと感じました。

まとめ

MSI QD-OLED ゲーミングモニター MPG 271QRXは、私にとって間違いなくこれまで使ってきたモニターの中で最も印象深く、そして満足度の高い一台でした。

QD-OLEDならではの深い黒と鮮やかな発色、360Hzという驚異的なリフレッシュレート、0.03msの応答速度が生み出す滑らかな映像体験は、単なる「綺麗な画面」という言葉では到底言い表せない次元にあります。

ゲームをプレイする楽しさはもちろん、映画や映像作品を鑑賞する時間までも特別なものへと変えてくれる力を持っていました。

さらにAIビジョンやブルーライトカットといった機能が快適性を高め、USB Type-CやKVMスイッチといった利便性も備わっていることで、単なるゲーミングモニターにとどまらず、日常のあらゆる場面を支えてくれる存在となりました。

一方で、26.5インチというサイズ感やHDR規格の制約、焼き付きへの不安、そしてスタンドの大きさなど、人によっては気になる要素もあるのは確かです。

それでも、総合的に見ればそれらの弱点を大きく上回る魅力があり、私は心から購入してよかったと感じています。

これからも長く付き合いたいと思える製品であり、同じようにゲームや映像を心から楽しみたい方にはぜひおすすめしたい一台です。

MSIのこだわりと技術が詰まったこのモニターは、間違いなく日常を豊かにしてくれる相棒になってくれるはずです。

商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。

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MSI QD-OLED 26.5インチ ゲーミングモニター MPG 271QRX

皆様の生活が少しでも豊かになりますように。

では、また次回の更新でお会いしましょう。

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