どうも、Soranekoです。
初めてHUION 液タブ Kamvas 13を手にしたとき、箱から取り出す瞬間のわくわく感を今でも鮮明に覚えています。
以前からデジタルイラストには興味がありましたが、ペンタブレットは板型のものしか使ったことがなく、液晶画面に直接描けるという体験は憧れのようなものでした。
特に、このモデルはスマホ接続にも対応しており、パソコンを立ち上げなくてもすぐに描き始められるという点がとても魅力的に映りました。
さらに、充電不要のPW517ペンや、8192段階の筆圧感度、傾き検知機能、8つのショートカットキーといった仕様は、初心者であっても本格的な作品づくりに挑戦できる環境を整えてくれそうだと感じました。
スタンド付きで姿勢に合わせて画面角度を調整できる点も、長時間の作業を見据えると大きな安心材料です。
最初に電源を入れたとき、鮮やかで精細なフルラミネーションディスプレイが目に飛び込んできて、紙では味わえない発色と透明感に心が躍りました。
ペン先を画面に近づけるだけで反応する滑らかさに感動し、すぐに試し描きを始めたあの日の気持ちは、今でも私の創作意欲を支えてくれています。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
HUION 液タブ Kamvas 13
レビュー良かった点
HUION 液タブ Kamvas 13で最も心に残ったのは、その描き心地の自然さです。
8192段階の筆圧感度は、力を抜けば薄く、力を込めれば濃くといった微妙なニュアンスまで忠実に反映してくれます。
傾き検知機能は、まるで鉛筆や筆を紙の上で転がすような感覚を再現してくれ、陰影やタッチの幅を自在に操ることができました。
PW517ペンは握った瞬間にしっくり手に馴染み、軽量ながらも安定感があり、長時間の作業でも疲れを感じにくい設計だと実感しました。
フルラミネーションディスプレイはガラスと液晶の間の隙間がほとんどなく、視差が少ないため、ペン先と描画がぴたりと一致する感覚は本当に紙に描いているようです。
発色も鮮やかで、特に水彩風の作品や色の重なりを表現したいときに、その美しさが際立ちました。
さらに、8つのショートカットキーは自分の作業スタイルに合わせてカスタマイズでき、ペンを持ったままよく使うツールや操作に瞬時にアクセスできるのは大きな効率アップにつながりました。
スタンドは頑丈で安定感があり、好みの角度に調整できるので、首や肩への負担が軽減され、長時間の制作でも集中力を保つことができました。
スマホ接続機能も、思い立ったらすぐに描き始められる自由さをもたらし、外出先やちょっとした隙間時間のスケッチに役立っています。
レビュー気になった点
全体的に満足度は高いのですが、気になる点もいくつかありました。
まず、本体サイズが13.3型ということで、持ち運びは可能な範囲ではあるものの、作業環境によってはやや狭く感じることがあります。
特に大きなキャンバスサイズで作業する場合や、細部を描き込みたいときには、画面の拡大縮小を頻繁に行う必要があり、集中の流れが途切れてしまうこともありました。
また、フルラミネーションディスプレイはとても美しい反面、反射が気になる場面があり、明るい場所や直射日光の下では作業しづらく感じました。
PW517ペンについても、描き心地は素晴らしいのですが、ペン先の摩耗がやや早い印象があり、頻繁に替芯を用意する必要があります。
スマホ接続については便利ですが、使用するアプリによっては筆圧感知や傾き検知がフルに活用できない場合があり、その点はやや惜しく感じました。
さらに、USBケーブルの接続位置や長さは作業スペースによっては少し不便に感じることもあり、もう少し自由度が高ければより快適だと思いました。
ショートカットキーの配置も、私の手の大きさでは少し指を伸ばさなければ届かないボタンがあり、作業中に姿勢が崩れることがありました。
こうした点は使い込むうちに慣れる部分もありますが、改善されればさらに多くの人に快適な描画体験を提供できると感じます。
まとめ
HUION 液タブ Kamvas 13は、初めて液晶ペンタブレットを手にする方にも、自分の表現の幅を広げたい経験者にも、自信を持っておすすめできる製品です。
8192段階の筆圧感度や傾き検知、フルラミネーションディスプレイが生み出す描画の自然さは、紙に描く感覚を忠実に再現しつつ、デジタルならではの利便性を融合させています。
スマホ接続機能やカスタマイズ可能なショートカットキー、安定したスタンドなど、日々の制作を支える要素も揃っています。
もちろん、画面サイズやペン先の摩耗、反射やケーブル位置といった改善の余地はありますが、それらを差し引いても得られる満足感は非常に大きいと感じました。
この液タブは、私にとって創作の時間をより豊かで自由なものに変えてくれた相棒です。
これからも、新しい作品に挑戦するたびに、その頼もしさと楽しさを感じながら使い続けていきたいと思います。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
商品購入はこちらから↓
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。