どうも、Soranekoです。
自宅での作業環境を少しずつ整えていく中で、どうしても気になっていたのがマイクの置き場所でした。
オンライン会議や友人との通話、そして何より配信や録音に力を入れたいと思っていたので、音質にこだわって少し重めのコンデンサーマイクを導入していたのですが、そのまま机にスタンドで立てておくとキーボードやマウスの操作のたびに位置が微妙に邪魔になり、視界にも常に存在感があるのが気になっていました。
もっと自然に手元を広く使いながら、それでいて必要なときにはスッと引き寄せられるような環境をつくりたいと思って選んだのが「Alterzone ALZ-M5 ブラック マイクアーム」でした。
購入に至ったのは、まず耐荷重が2kgまで対応しているという点が安心だったからです。
私が使っているマイクとショックマウントを合わせるとそれなりの重さがあるため、安価なアームだと下がってきてしまうのではと心配していましたが、このモデルなら安心して支えてくれそうだと感じました。
また3/8と5/8の変換アダプターが付属していることも大きな決め手でした。
マイクやアクセサリは規格が微妙に異なることが多く、そのたびに別途アダプターを探すのは意外と手間がかかりますが、最初からセットになっているのはありがたい配慮でした。
さらに、ケーブルをすっきり収められる仕組みがあるというのも、机上の景観を整えたい自分にとっては魅力的に映りました。
黒一色のシンプルなデザインも好印象で、落ち着いたワークスペースに自然に溶け込んでくれるイメージが頭に浮かびました。
箱を開けて実際に手に取ったときは、金属のひんやりとした質感と、関節部分の堅牢な印象に安心感を覚え、これなら長く使えそうだと期待が膨らみました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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Alterzone ALZ-M5 ブラック マイクアーム
レビュー良かった点
実際に取り付けてみると、その第一印象は「省スペースで驚くほど自由に動かせる」というものでした。
机の端にクランプでしっかり固定すると、アームを上下左右に軽く動かすだけでマイクが自然な位置に来てくれるのです。
これまでデスク中央に鎮座していたスタンドの存在感がなくなり、キーボードを打つときも資料を広げるときも、手元が格段に広く感じられるようになりました。
耐荷重2kgという数値は、実際に使ってみると確かな安定感となって現れ、マイクを少し傾けたり、角度を調整したりしても不安定さを感じることはありませんでした。
アームの関節はしっかりとした抵抗感があり、軽い力で動かせるのに、動かした位置でぴたりと止まる、その安心感はとても快適でした。
配信の準備をするとき、以前はマイクスタンドを置く場所を探して机上を整理する必要がありましたが、今はアームを手前に引き寄せるだけでよく、終わったらすっと脇に退ければ机はすぐに作業モードに戻ります。
この切り替えのスムーズさが日常に小さな余裕をもたらしてくれました。
ケーブル管理の仕組みも嬉しいポイントでした。
アームの内側に沿わせてカバーに収めると、黒いアームと一体化したように見え、配線の煩雑さが一気に解消されます。
以前は机の上や下に垂れ下がるケーブルが目についていたのですが、今はすっきりとまとまって、視覚的にも心地よく、掃除の際も邪魔になりません。
デザインについても、マットなブラックの仕上げが落ち着いた雰囲気を醸し出し、モニターや周囲の機材と自然に調和してくれるので、見ていても飽きが来ません。
機能性だけでなく見た目の満足感も高く、部屋全体が少し洗練されたような印象を受けました。
配信や録音中の使用感も良好で、声を拾う位置にマイクを正確に配置できるため、自然な姿勢で話すことができます。
長時間の使用でも首や肩に余計な力が入らず、リラックスして話せるようになったのは思いがけない効果でした。
アームの可動域が広いので、座っているときだけでなく立って話す場面でもすぐに高さを変えられ、場面に合わせた柔軟な対応が可能になりました。
レビュー気になった点
使っていて気づいたのは、やはりアームの特性として完全に万能ではないということです。
重いマイクを装着して角度を深く下げると、ほんのわずかにじりじりと下がってくることがありました。
日常的に大きな支障はないものの、長時間その姿勢を保たせたいときには少し気になる瞬間がありました。
関節部の調整ネジを締め直すことである程度は改善しますが、使用環境やマイクの重さによっては微調整を繰り返す必要があるように感じました。
また、クランプ式であるため取り付ける机の形状には注意が必要でした。
私のデスクは比較的厚みがあるので問題ありませんでしたが、板の薄いテーブルや段差のある天板だと安定しにくいかもしれません。
クランプの固定力自体は強いのですが、設置場所によっては限られることを考えると、購入前に机との相性を確認するのは大切だと思いました。
ケーブル管理の仕組みについても、ケーブルが太めだったり硬めだったりすると、アームの動きに沿わせるのが少し窮屈に感じることもありました。
私の場合は一般的なXLRケーブルだったので問題ありませんでしたが、USBケーブルの中には太さや硬さに差があるため、人によってはうまく収めにくいかもしれません。
さらに、これは価格とのバランスでもありますが、関節部分の金属の仕上げにほんのわずかなざらつきを感じることもあり、頻繁に触れると気になる人はいるかもしれません。
とはいえ機能的には十分で、耐久性にも不安を覚えるほどではありませんが、より高級なモデルと比べると仕上げの滑らかさには違いがあるように思いました。
長期的な使用では、アームのバネがどの程度の耐久性を持つのかも気になるところです。
今のところ問題はありませんが、毎日のように位置を変えて使う私のようなユーザーにとっては、数年先も同じ快適さを保てるのかが注目点となりそうです。
まとめ
Alterzone ALZ-M5 ブラックは、日常の配信や録音環境を大きく変えてくれる存在でした。
机の上に常にあったスタンドの煩わしさがなくなり、必要なときだけマイクを引き寄せ、終わったらすぐに退けられるという切り替えの自由さは、想像以上に生活を快適にしてくれました。
安定した支えと滑らかな可動域により、自然な姿勢で話すことができるようになり、長時間の利用でも疲れを感じにくくなったのは嬉しい発見でした。
ケーブルを整えて見た目をすっきりさせられる仕組みも、作業環境を整える上で欠かせない要素となり、視覚的な満足感も高まりました。
一方で、重いマイクを特定の角度で保持する際にはわずかな下がりが見られることや、机との相性による設置の制約など、使い方や環境によって注意すべき点も確かに存在します。
しかし、それらは工夫や調整で十分にカバーできる範囲であり、全体としては価格以上の価値を感じられる製品でした。
シンプルで落ち着いたデザインは空間に自然に馴染み、使うたびに「この選択は正解だった」と思わせてくれます。
これからも配信や作業を支えてくれるパートナーとして長く付き合っていけそうで、もし同じようにマイクの置き場所に悩んでいる方がいるなら、自信をもって勧めたいと思える製品です。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。