どうも、Soranekoです。
パソコンに触れる時間が長くなると、不思議と“キーボードの存在感”が増していくんですよね。
これまで私は「どんなキーボードでも入力さえできればいい」と思っていたタイプでした。
でも在宅勤務が増え、資料作成やメール返信を長時間行うようになったある日、ふと気づいたんです。
「手首が疲れる」「打鍵音が気になる」「なんだか集中しにくい」──そんな小さな不満の積み重ねが、思っていた以上に作業効率を下げていることに。
そこから、自分に合うキーボード探しが始まりました。
量販店を巡り、レビューを読み、いくつか候補を試した中で、最終的に私の目に留まったのがこのArteck 2.4G ワイヤレスキーボードでした。
まず第一印象で惹かれたのは、やはりそのデザインです。
ステンレススチールの質感は金属特有の冷たさではなく、しっとりとした落ち着きを感じさせるもので、まるで高級ノートPCの一部のよう。
キー配列も日本語JIS対応でテンキー付き。
Excelや会計作業の多い私には、これは大きなポイントでした。
箱を開けると、驚くほどシンプル。
キーボード本体とUSBレシーバー、そして充電用ケーブルが入っているだけ。
でも、無駄がないという印象です。
パソコンのUSBポートにレシーバーを差し込むと、数秒で自動認識。
設定も不要で、すぐに使える手軽さに感動しました。
最初に触れた瞬間、キーの滑らかさに少し驚きました。
ノートPCのようなパンタグラフ式の軽やかな打鍵感で、「カチャカチャ」というより「コトコト」とした控えめな音。
静かな部屋でも全く気にならない程度で、夜遅くの作業にもぴったりでした。
正直、初めは「金属ボディだと重いのでは?」と思っていましたが、実際に手にしてみると意外なほど軽い。
薄型ながらしっかりとした剛性もあり、タイピング中にたわむこともなく安定感があります。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
Arteck 2.4G ワイヤレスキーボード 日本語配列 無線 ステンレススチール 軽量 フルサイズ テンキー付き HW192
Arteck 2.4G ワイヤレスキーボード 日本語配列 無線 ステンレススチール 軽量 フルサイズ テンキー付き HW192
レビュー良かった点
一番の魅力は、やはり「静音性」と「心地よい打鍵感」のバランスです。
パンタグラフ式のキー構造はノートPCに近いものの、一般的なラップトップよりもキーの戻りがスムーズで、押し込んだあとの反発感がとても自然。
軽いのにしっかりと“押した感覚”が指に返ってくるのが絶妙で、長時間のタイピングでも疲れにくいんです。
私は毎日数時間、文章作成やデータ入力を行うのですが、このキーボードに変えてから手首や指先のだるさが格段に減りました。
打鍵音も柔らかく、図書館や深夜のリビングでも気兼ねなく使えます。
さらに感心したのが、2.4GHzの安定した接続性能。
ワイヤレスなのに入力遅延がほとんどなく、キー入力がリアルタイムで反映される感覚は有線に近いレベルです。
レシーバーを差し込むだけで即座に認識し、一度ペアリングすれば再接続の手間もなし。
これが想像以上に快適で、朝パソコンを開いた瞬間からすぐに作業に入れるのは本当に助かります。
そしてもうひとつの嬉しい点が、充電式であること。
単三電池の交換を忘れたり、電池切れに焦ることがないのは精神的にも楽です。
フル充電で約6か月もつというのは半信半疑でしたが、実際に3か月ほど使ってもバッテリー残量に不安を感じることはありませんでした。
USBケーブルで手軽に充電できるので、夜寝る前に少し繋ぐだけで翌朝には満タン。
手間がかからないのはありがたいですね。
見た目の高級感も特筆すべきポイントです。
ステンレススチールのボディは光の当たり方で微妙に表情を変え、シルバーグレーの落ち着いた色合いがどんなデスクにも馴染みます。
指紋がつきにくく、掃除も簡単。
さらにフルサイズながらもスリムなので、デスクが広く使える点も気に入っています。
特にテンキーがあることで数字入力が圧倒的に楽になりました。
以前のコンパクトキーボードではExcel作業が苦痛でしたが、これに変えてからは入力スピードが上がり、作業効率が明らかに改善しました。
また、長時間使っても安定しているのは、底面の滑り止めゴムのおかげ。
デスクの上でズレにくく、ストレスを感じません。
全体的にシンプルでありながら、細部にまで“使いやすさ”への配慮が行き届いていると感じました。
レビュー気になった点
もちろん、完璧というわけではありません。
まず最初に感じたのは、Bluetooth非対応である点。
2.4GHz専用のUSBレシーバーを使うタイプなので、USBポートが少ないノートPCでは少し不便に感じるかもしれません。
最近の薄型ノートではUSB-Cしか搭載していないモデルも多く、その場合は別途アダプタが必要になります。
私はSurface Laptopで使っているのですが、ポートの空きに余裕がない時は少し面倒でした。
また、キーの打鍵感については軽快で静かという長所がある反面、「もっと深く押し込みたい」「メカニカルのカチッとした感触が欲しい」と思う人には物足りないかもしれません。
実際に、私も最初の数日は“軽すぎるかも”と感じました。
ただ、慣れると指への負担が減って心地よく感じるようになりました。
もうひとつ気になったのが、バックライト非搭載という点です。
見た目がスタイリッシュなだけに、暗い部屋でも光るキーがあればより便利だったかなと感じます。
特に夜間作業が多い人には少し不便かもしれません。
それから、ファンクションキーの配置が独特で、メディア操作やショートカットの刻印が少し小さめなのも気になりました。
慣れれば問題ないのですが、初期は手探りになることがありました。
さらに、充電端子がmicro USBというのも惜しいところです。
最近はUSB-Cが主流なので、ここがアップデートされればより使いやすくなるでしょう。
あと、ワイヤレス接続の安定性は基本的に高いのですが、電子レンジやWi-Fiルーターの近くではごくまれに一瞬だけ入力遅延を感じることがありました。
これは2.4GHz帯の宿命ともいえますが、完全なノンストレスを求める人には気になるかもしれません。
最後にもう一点、角度調整ができない構造も好みが分かれると思います。
薄型設計なので打ちづらいことはないのですが、もう少し傾斜が欲しいと感じる場面もあります。
小さなスタンドなどで補えば問題ありませんが、ここも改善余地を感じました。
まとめ
全体として、このArteck 2.4G ワイヤレスキーボードは“静かで美しく、疲れにくい”という点で非常にバランスの取れた製品だと思います。
特にステンレススチールの質感と静音性の高さは、この価格帯では群を抜いています。
派手さはないけれど、毎日の仕事や作業の時間を確実に快適にしてくれる、そんな実直な相棒のような存在です。
長時間の文章作成やデータ入力をする人、あるいは夜間に作業する人には特におすすめできます。
確かにBluetooth非対応やバックライトなしといった小さな不便はありますが、それを補って余りある“心地よさ”があるんです。
キーボードというのは、ただ入力するための道具ではなく、“触れるたびに気持ちを整えてくれる相棒”なんだと、この製品を使って実感しました。
表面のひんやりとした金属の感触、キーを押すたびに響く控えめな音、それらが作業のリズムを整え、気づけば集中力を高めてくれる。
派手な機能はないけれど、日々の仕事を支える静かな力を持つキーボードだと思います。
これからも長く使っていきたい、そう素直に思える製品でした。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
商品購入はこちらから↓
Arteck 2.4G ワイヤレスキーボード 日本語配列 無線 ステンレススチール 軽量 フルサイズ テンキー付き HW192
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。