どうも、Soranekoです。
もともと私はノートPC派でした。
持ち運びができて、どこでも作業ができるという自由さが好きだったんです。
でも、動画編集や複数のウィンドウを開いて作業するようになるにつれて、だんだんとその限界を感じるようになりました。
特にエンコードの途中でファンが唸り、発熱によって処理速度が落ちるたびに「もう少しだけ余裕のあるマシンがほしい」と思うようになったんです。
そんな時、偶然見つけたのがこのACEMAGIC S3Aでした。
Ryzen 7 8845HS、Radeon 780M、DDR5 32GB、そして1TB SSDというスペックを見た瞬間、「これなら理想のバランスかもしれない」と直感的に思いました。
しかも、外観がとてもスマートで、デスクの上に置いても圧迫感がなく、RGBライティングの柔らかい光がどこか未来的な雰囲気を漂わせているんです。
注文して届くまでの数日間はまるで子どものようにワクワクして過ごしました。
開封してみると、想像以上に軽くて、マットな質感が手にしっくり馴染むのが印象的でした。
マグネット式のサイドパネルは思った以上にしっかりしていて、内部へのアクセスもとても簡単。
メモリやストレージの増設も自分の手でできる安心感がありました。
初めて電源を入れた瞬間、LEDの光が静かに灯り、ファンの音もほとんど気にならないほど静か。
起動の速さも圧倒的で、Windows 11 Proが立ち上がるまでの時間が体感でほんの数秒でした。
「このサイズでここまで動くのか…!」という驚きとともに、これからの作業がどれほど快適になるのかを想像して、胸が高鳴りました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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ACEMAGIC S3A ミニPC
レビュー良かった点
このミニPCの一番の魅力は、まるで大型デスクトップを使っているかのような余裕を感じさせてくれる点でした。
Ryzen 7 8845HSは8コア16スレッドの構成で、普段の事務作業はもちろん、動画編集や軽い3Dレンダリングもスムーズ。
私は普段、複数のアプリケーションを同時に立ち上げて作業するのですが、これまでのノートPCではよく発生していたフリーズや処理落ちは一切ありません。
ブラウザで資料を開きながらPhotoshopで画像を加工し、さらに動画をプレビュー再生しても、CPU使用率にまだ余裕があるのがわかるんです。
Radeon 780M GPUも優秀で、軽めのゲームなら中設定でも快適に動作しました。
特に驚いたのは、冷却性能の高さです。
筐体が小さいにもかかわらず、しっかりとしたヒートシンクと通風構造が設けられており、高負荷状態でもファンが静かに回るだけで熱がこもらない。
指で天板を触ってもほんのり温かい程度で、安心して長時間使えるんです。
さらに、Wi-Fi 6と2.5G LANの通信速度は安定していて、クラウドストレージへのアクセスも速い。
USB4ポートは転送速度が非常に速く、外付けSSDを繋いだ時のファイル移動は従来の倍以上の体感スピードでした。
HDMI、DP、USB4の3系統を使って3画面出力を試したところ、映像の遅延もなく、色の発色も鮮やか。
まるでコックピットのような作業環境をデスク上で実現できたのには感動しました。
加えて、動作モードを切り替える物理ダイヤルも使いやすく、静音重視で深夜作業をしたい時は「サイレントモード」、動画編集などパワーが必要な時は「パフォーマンスモード」と使い分けができるのが実に便利。
RGBライトも派手すぎず、呼吸するようにゆっくりと色が変わるので、夜の作業時間を落ち着いた雰囲気にしてくれます。
そして何より、このサイズでこれほどの拡張性を持っていること自体が魅力です。
マグネット式パネルを外してメモリやSSDを交換できるのは、後から性能を伸ばしたい私のようなユーザーにはうってつけでした。
デザイン面でも上質で、角の丸みや素材の質感、控えめなロゴ配置など、見ているだけで満足感があります。
毎日デスクに座るたびに「買って良かったな」と思わせてくれる存在です。
レビュー気になった点
とはいえ、完璧な製品というわけではありません。
まず最初に感じたのは、初期設定の際のドライバ更新の多さでした。
最新のRyzen AI NPUを搭載しているせいか、初回起動時にいくつかのデバイスが未認識状態になっており、自分でドライバを更新しないとフル機能が使えなかったんです。
ある程度パソコンに慣れている人なら問題ないかもしれませんが、初心者にとっては少し戸惑うかもしれません。
また、冷却性能は高いとはいえ、長時間高負荷をかけるとファン音が一定以上に上がります。
耳障りな高音ではないのですが、静かな部屋で集中したい時には少し気になるレベル。
もう少し静音チューニングが施されていれば完璧でした。
さらに、RGBライティングの制御ソフトは簡易的で、細かい発光パターンを設定することができません。
常時点灯や色の固定ができるだけでも良かったのですが、せっかくなら自分の気分に合わせて調整できるともっと愛着が湧いたと思います。
USBポートの配置も、背面に集中しているため、頻繁にUSBメモリを抜き差しする人には少し使いづらい印象。
正面にもひとつType-Aポートが欲しかったですね。
あとは、マグネット式パネルが便利な一方で、何度も開閉しているうちに磁力がやや弱くなってきた気がします。
しっかり閉まってはいるものの、輸送時などに外れやすくなる可能性があるため、長期的に見た耐久性は少し気になるところです。
また、付属の電源アダプタがやや大型で、ケーブルも硬めなので、ケーブルマネジメントには工夫が必要でした。
高性能ゆえに仕方ない部分ですが、より柔軟なケーブルやL字プラグ仕様だと使いやすかったと思います。
価格についても、クーポンなしでは10万円を超える水準なので、ライトユーザーには少しハードルが高く感じられるかもしれません。
ただ、その性能と安定性を考えれば、コストパフォーマンスは悪くないと感じます。
唯一残念だったのは、メーカーサイトでの日本語サポート情報がやや乏しい点です。
BIOS更新やドライバの配布ページが英語中心だったので、もう少し日本語対応が整っていると安心して長く使えると思いました。
まとめ
ACEMAGIC S3A ミニPCを使い始めて数週間、今ではすっかり私の作業の中心に定着しました。
これまでノートPCで我慢していた小さなストレスがすべて解消され、どんな作業でも迷いなく取りかかれるようになったんです。
電源を入れてから立ち上がるまでの速さ、複数アプリを同時に扱ってもまったく重くならない安定感、そして静かに灯るRGBライト――そのどれもが私の日常を少しずつ快適に変えてくれました。
小さな筐体に大きな可能性を詰め込んだこのPCは、まるで「努力をさりげなく支えてくれる相棒」のような存在です。
もちろん細かい改善点はありますが、それを差し引いてもこの体験は満足度が非常に高いものでした。
とくに、省スペースでありながらここまでの拡張性とパフォーマンスを兼ね備えたミニPCはそう多くありません。
RGBの彩りが夜の作業を穏やかに照らし、静かに動くファンの音が心地よいリズムになる。
気がつけば、この小さなマシンに「今日も一緒に頑張ろう」と語りかけている自分がいました。
パソコンが単なる道具ではなく、日々を共にするパートナーになってくれたような感覚です。
もし、デスクをすっきりさせつつ妥協のないパフォーマンスを求めているなら、このACEMAGIC S3Aはきっと期待を超える存在になると思います。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。