どうも、Soranekoです。
自宅のWi-Fi環境を見直す中で、複数の部屋を安定した速度でカバーできるメッシュWi-Fiに注目が集まっています。
今回は、eero 6+というメッシュWi-Fiシステムを実際に使用してみました。
2ユニット構成で、最大280㎡の範囲をカバーできる点や、AX3000という高速な通信規格、1.0Gbps対応のイーサネットポートなど、スペック面で非常に期待が持てる製品です。
さらに、最大75台のデバイスが同時に接続可能という点も、スマートホーム化が進む家庭にとっては魅力的に感じました。
果たしてこのeero 6+が、実際の使用環境でどれほどの性能を発揮してくれるのかを詳しくレビューしていきます。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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eero 6+ メッシュWi-Fiシステム AX3000モデル

eero 6+ メッシュWi-Fiシステム AX3000モデル
レビュー良かった点
まず驚かされたのは、セットアップの手軽さでした。
専用アプリのガイドに従って2台のユニットを順番に設置するだけで、ものの10分ほどでメッシュネットワークが構築できました。
以前使用していたルーターでは場所によって接続が不安定になることが多かったのですが、eero 6+ではそのような問題が一切発生せず、家中どこでもほぼ同じ通信速度を維持できました。
特に、2階建ての戸建て住宅で使用した際には、1階と2階で速度差がなく、ストリーミングやオンライン会議も快適に行えました。
AX3000対応という点も功を奏しており、動画の読み込み速度やファイルのダウンロードが非常にスムーズです。
また、イーサネットポートが1Gbps対応ということで、有線接続を必要とするNASやPCとの通信にも十分対応できました。
加えて、同時接続台数が約75台という点も見逃せません。
我が家ではスマートスピーカー、セキュリティカメラ、スマートライトなど複数のIoT機器を接続していますが、どれも遅延や切断なく安定して動作しており、バックグラウンドでのアップデートもスムーズです。
セキュリティ機能もアプリ内で管理でき、利用者にとっては安心してネットワークを任せられる構造になっていると感じました。
レビュー気になった点
一方で、全く不満がないわけではありませんでした。
まず、価格帯を考えると、2.5Gbpsやそれ以上の高速回線に対応していない点はやや物足りなく感じます。
今後インターネット回線の速度がさらに向上していく中で、1.0Gbpsの上限がボトルネックになる可能性も否めません。
また、ユニット自体にはUSBポートがなく、外付けストレージとの直接接続など、より柔軟な使い方ができないのは残念でした。
さらに、アプリでの設定項目はシンプルに設計されている反面、細かいネットワーク設定を行いたい中級者以上のユーザーにとっては物足りなく感じる部分があるかもしれません。
例として、SSIDの分離や帯域ごとの細かい優先順位設定などが限定的で、完全に自分好みにチューニングしたいというニーズには応えにくい印象を受けました。
また、2ユニット構成でも広範囲に対応できるとはいえ、間取りや壁材によっては中継距離に限界があり、3台目の追加が必要になるケースもあるかもしれません。
導入前には自宅の構造や通信機器の設置位置をしっかり検討することが重要です。
まとめ
eero 6+は、シンプルな設計と高いパフォーマンスを両立したメッシュWi-Fiシステムでした。
特に、広範囲をカバーする性能や、AX3000の高速通信、1.0Gbps対応の有線接続、そして多台数の同時接続に対応する点が、日常的な使用において大きな安心感をもたらしてくれます。
セットアップのしやすさやアプリの分かりやすさも含めて、ネットワークに不慣れな方でも問題なく導入できる点は大きな魅力です。
一方で、より高度なカスタマイズを求めるユーザーや、今後の回線アップグレードを視野に入れている方にとっては、拡張性や設定の自由度にやや不満が残るかもしれません。
それでも、日々の通信環境を快適かつ安定したものにしたいと考えている家庭や、スマートデバイスを多く使用する方にとっては非常に信頼性の高い選択肢になると感じました。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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eero 6+ メッシュWi-Fiシステム AX3000モデル
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。