どうも、Soranekoです。
Chromebookという選択肢を真剣に考えるようになったのは、日常の作業をもっと軽やかにしたいと思い始めた頃でした。
これまではフルサイズのノートPCを使っていたのですが、外に持ち出すたびに肩にずっしりとのしかかる重さに少しずつ疲れを覚え、もっと気軽に取り出してすぐ使える存在が欲しいと考えるようになったのです。
そんな時に目に留まったのが、LenovoのChromebookシリーズのひとつ、IdeaPad Flex 3i Gen8でした。
深みのあるアビスブルーの色合いは、一目で落ち着きと清潔感を感じさせ、持ち物としての美しさがまず心を惹きつけました。
購入を決めたのは、やはりそのサイズ感と柔軟さでした。
12.2インチという小ぶりながらも十分な画面サイズは、狭いカフェのテーブルや膝の上でも窮屈さを感じさせず、さらにディスプレイを回転させてタブレットとして扱える2-in-1の設計は、想像するだけで日々の使い方が広がっていくように思えました。
普段は文章を書いたりウェブを眺めたりすることが多いのですが、ちょっとした調べ物をベッドに横たわりながらタッチで操作できるのも魅力的でした。
内部のスペックは決して高性能と呼べるものではありません。
インテルのN100という軽量向けのプロセッサーに、4GBのメモリ、64GBのeMMCストレージ。
数字だけを見れば物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
ですが、私が求めていたのは重たい作業をこなす力ではなく、すぐに立ち上がり、ストレスなくウェブブラウジングや文章作成ができ、そして何より軽くて持ち運びやすいことでした。
その点でこのモデルは、まさに私の用途に寄り添うような仕様だったのです。
さらに決め手となったのは、バッテリーの駆動時間でした。
最大12時間という数字は一日中外にいても安心できるもので、外出先でコンセントを探す必要がなくなるのは大きな安心感につながります。
1.25kgという軽さも加わり、バッグに忍ばせていても負担が少なく、いつでも必要なときに取り出せる存在になりそうだと感じました。
こうして、私はLenovo Chromebook IdeaPad Flex 3i Gen8を迎え入れる決心をしたのです。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
Lenovo Chromebook IdeaPad Flex 3i Gen8 クロームブック
Lenovo Chromebook IdeaPad Flex 3i Gen8 クロームブック
レビュー良かった点
実際に手にしてみると、まず感じたのはその軽やかさでした。
1.25kgという数字以上に、持ち上げたときのバランスがよく、片手でも安定して扱える点が心地よいのです。
カフェでトレイと一緒に持ち歩いたり、移動中の電車で立ったままリュックから取り出すときでも、不思議と不安がなく、むしろスマートに扱える自分に少し嬉しくなりました。
開いてみると広がる12.2インチのディスプレイは、予想以上に鮮やかで、300ニットの明るさが生み出す視認性の高さが印象的でした。
昼間の窓際の席でも、画面に映し出される文字や写真がくっきりと見えるのは、作業を心地よく続けるための大きな助けになります。
さらに1920×1200という縦にも広い比率は、文章作成や資料を開くときに余裕を感じさせ、無駄にスクロールを繰り返す必要がありません。
タッチ操作の反応も素直で、指先が触れるたびにすぐに応えてくれるため、タブレットのように気楽に使うことができます。
ノートPCとして使うときはキーボードがしっかりしていて、キーの一つひとつに適度な深さがあり、長文を打っても疲れにくい点が嬉しい驚きでした。
文章を書く作業が多い私にとって、このタイピングの快適さは大きな価値でした。
もう一つの良さは、その静けさです。
軽量向けのCPUと効率的な設計のおかげか、動作中のファン音や熱はほとんど気にならず、静かな夜の部屋でも自然に寄り添うような存在感でした。
ウェブブラウジングや動画視聴をしていても、本体がほんのり温まる程度で、不快に感じることはありません。
また、ChromeOSの持つシンプルさが、このハードウェアとよく調和していました。
起動してから立ち上がるまでの速さは驚くほどで、思い立って開けばすぐに作業が始められます。
まるでスマートフォンの延長のような気軽さがありながら、キーボードと大きめの画面が備わっているため、作業効率はぐっと高まります。
外出中に少し文章を書き足したいときや、動画を眺めながらリラックスしたいときも、必要十分な力を発揮してくれました。
そして何よりも安心できるのは、バッテリーの持ちです。
公称の12時間という数字に偽りはなく、Wi-Fiにつないで調べ物をしたり文章を綴ったり、時折動画を流したりしても、一日を通して電源を探す必要がありませんでした。
これまで外出先では「そろそろ充電しなければ」と常に頭の片隅で気にしていたのが、この機種と過ごすようになってからはすっかり解放され、どこにいても集中して過ごせるようになりました。
デザインについても触れずにはいられません。
アビスブルーの落ち着いた色合いは、光の加減で少しずつ表情を変え、持ち歩くたびに気分を引き締めてくれるようでした。
ビジネスの場でも違和感がなく、カジュアルな日常にも自然に溶け込むため、自分の持ち物として誇らしさを感じられるのです。
レビュー気になった点
もちろん、すべてが完璧というわけではありません。
使い続けていると、いくつか気づく点がありました。
まず感じたのは、メモリ容量の制限です。
4GBという数字はChromebookにとっては標準的かもしれませんが、複数のタブを開いて作業をしているときに、切り替えにわずかなもたつきを感じることがありました。
例えば文章を書きながら調べ物をして、さらに音楽を流すといった使い方をすると、ほんの少しですが動きが重くなる瞬間があるのです。
作業が途切れるほどではありませんが、より滑らかさを求める人には気になるかもしれません。
ストレージもまた、工夫が必要な部分でした。
64GBのeMMCは、初めからシステムである程度の容量が占められているため、実際に自由に使えるのはさらに少なくなります。
写真や動画を多く保存する習慣がある人にとっては、すぐにいっぱいになってしまう可能性があります。
私はクラウドストレージを活用することで問題なく使えていますが、ネット環境がない場所では一時的に不便を感じることもありました。
ディスプレイに関しては基本的に満足しているものの、300ニットの明るさは屋外の直射日光下ではやや力不足に感じる場面もありました。
日陰や室内での使用なら十分ですが、青空の下で画面を見たいときには、反射と相まって見づらさが出てしまうのです。
とはいえこれはモバイルPC全般に共通する課題でもあるため、大きな不満にはならないかもしれません。
また、拡張性に関しても限界を感じることがありました。
ポートの種類は最低限揃ってはいるのですが、USB-Cがひとつしかないため、充電しながら他の機器をつなぎたい場合にはハブを用意する必要が出てきます。
普段はあまり困りませんが、外出先で資料を外部ディスプレイに出力したいときなどには、もう少し余裕があればと感じました。
さらにもう一点、タブレットモードでの重さの感覚です。
ノートPCとしては1.25kgは十分に軽いのですが、ディスプレイを裏返してタブレットのように抱えて使うと、その重量がずっしりと腕にかかってきます。
ベッドで横になりながら片手で持つにはやや厳しく、結局はスタンドに立てかけたり両手で支える形になりました。
タブレットとしての使いやすさを全面に期待していた人にとっては、ここに差を感じるかもしれません。
ChromeOS自体の制限もあります。
多くの作業はウェブアプリやAndroidアプリでこなせるのですが、WindowsやMacで慣れている特定のアプリケーションが必要な場面では代替手段を探す必要があります。
特に画像編集や動画編集のような重い作業では、クラウドサービスを利用する工夫が求められるため、従来型のPCと同じ感覚で使おうとすると少し戸惑いがありました。
ただ、これらの気になる点はいずれも「このモデルに何を求めるか」によって印象が変わるものだと思います。
重たい作業や広い拡張性を必要とするなら物足りなさを感じますが、軽快な日常作業やシンプルな用途を中心に据えるなら、むしろその割り切りが心地よさにつながるのです。
まとめ
Lenovo Chromebook IdeaPad Flex 3i Gen8と過ごした時間を振り返ると、やはりこのモデルが与えてくれた軽やかさと安心感が強く心に残ります。
1.25kgという持ち運びやすさと、12時間ものバッテリー駆動は、外出先での不安を取り除き、行動範囲を大きく広げてくれました。
深みのあるアビスブルーのデザインも、使うたびに小さな誇らしさを感じさせ、持ち物としての満足度を高めてくれます。
確かに、4GBメモリや64GBストレージといった制約は存在し、重たい作業には向きません。
けれども、その制約を理解したうえで付き合えば、このChromebookは期待以上のパフォーマンスを見せてくれます。
ウェブを快適に使い、文章を綴り、動画や音楽に触れるといった日常的な活動には十分で、むしろ余計なものを削ぎ落としたシンプルさが心地よい集中を生んでくれました。
もしあなたが持ち運びやすく、安心して一日を共にできるパートナーを探しているなら、このモデルはとても良い選択肢になると思います。
カフェでの作業、学校や職場でのちょっとした調べ物、家でのリラックスした時間――どのシーンにも自然に寄り添ってくれるからです。
再び同じような用途で選ぶとすれば、私は迷わずもう一度このChromebookを手に取るでしょう。
それほどまでに、日々を軽くしてくれる存在だったのです。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。