どうも、Soranekoです。
Lenovo Chromebook IdeaPad Flex 3i Gen8を使い始めて最初に感じたのは、この端末が持つ穏やかな手触りのような使用感だった。
大きすぎず小さすぎず、12.2インチという画面サイズが机の上でも膝の上でも落ち着いて扱えるちょうど良さを持っていて、電源を入れる動作も、タッチで画面を扱う動作も、どれも肩の力を抜いたまま自然に行える印象があった。
ChromeOSの起動は軽く、N100というプロセッサーの特性もあって、思い立った瞬間にブラウザを開いて調べ物を始めたり、文章を書いたり、ストリーミングで動画を確認したりと、流れるように作業へ移れる感覚が続いた。
タッチ対応のディスプレイは指での操作にも素直に反応し、スクロールや拡大縮小が直感的に行えるため、視線と手の動きがそのまま画面上の動きに重なっていくような軽さを感じることが多かった。
フレックスヒンジで角度を自由に変えられるため、作業の仕方に合わせて姿勢を整えることも自然にでき、長い時間触れていても大きな疲れを感じにくかった。
外へ持ち出したときには重さが1.25kgという点が効いていて、少しの荷物と一緒にバッグへ入れても無理がなく、使いたい場所でそのまま開けばすぐ作業へ移れる気楽さがあった。
バッテリーの持ちは公称値の12時間という数字に支えられて、コンセントの位置を気にせずに時間を重ねられる安心感があり、その場でできる範囲の作業を淡々と続けられる落ち着きがあった。
全体として、はっきりと主張してくる派手さはないが、手を伸ばすとそこに静かに寄り添うような、控えめながら確かな存在感を持った端末だと感じられた。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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Lenovo Chromebook IdeaPad Flex 3i Gen8 12.2インチ クロームブック 82XH001KJP82XH001KJP
目次
Lenovo Chromebook IdeaPad Flex 3i Gen8 12.2インチ クロームブック 82XH001KJP82XH001KJP
レビュー良かった点
Lenovo Chromebook IdeaPad Flex 3i Gen8を使って良かったと感じた部分はいくつもあり、そのひとつひとつが小さな積み重ねとなって全体の快適さを支えていた。
まず12.2インチのWUXGAディスプレイは、縦方向の情報量が多い16:10の比率のおかげで、文章作成や調べ物をするときに余計なスクロールが減り、画面を静かに眺めながら作業を整える時間が自然と増えていった。
IPSパネルで視野角も広いため、角度を変えても色味や明るさが大きく崩れず、タッチ操作への反応も素直で、指で軽く触れただけで画面がそのまま応えてくれるような軽やかさがあった。
テントモードにすれば省スペースで動画を見る形にでき、キーボードを使わない場面では机の上をすっきり使える点も静かな便利さとして感じられた。
N100のプロセッサーは必要以上に存在を主張しないながら、ChromeOSとの組み合わせで軽い動作を保ってくれ、タブをいくつか開いた状態でも基本的な作業は途切れず進められた。
4GBのメモリは決して大きくないが、ウェブ主体の作業であれば負担が蓄積しにくく、気軽にブラウザを開いたり閉じたりしながら使い続けることができた。
USB-C端子がPower DeliveryとDisplayPortに対応しているため、外部ディスプレイへつないで作業を広げたり、充電器を一本にまとめたりと、周囲の環境を整えるうえで柔らかい自由度があった点も扱いやすかった。
USB-A端子が二つあることも地味ながらありがたく、マウスや周辺機器をそのまま使えたことで、普段の作業環境へスムーズに溶け込んだ。
microSDカードが使えるため、ストレージを大きく増設するまではいかなくても、ちょっとしたファイルを切り分けて保管しておく場所として役割を持たせられた。
Bluetooth 5.1の接続も安定していて、イヤホンやキーボードとの連携で困る場面はほとんどなかった。
スピーカーは大音量で楽しむというより、静かに適度な距離感で音を確認できる穏やかなバランスで、動画を流しながら作業しても耳に負担が残らなかった。
重量1.25kgという点は外へ持ち出すときに確かな意味を持ち、バッグの中で余計に主張しない軽さが、使うタイミングを自然と広げてくれた。
バッテリーも長時間持つため、電源の心配をせずに席を移りながら作業でき、落ち着いた時間を保ちながら1日の流れに寄り添ってくれる印象があった。
全体的に、この端末が目立とうとするのではなく、使う人の動きに静かに合わせて機能を差し出してくれるような、控えめで丁寧な使い心地が強く残った。
レビュー気になった点
Lenovo Chromebook IdeaPad Flex 3i Gen8を使う中で、もう少しこうだったら嬉しいと感じる部分もいくつかあった。
まずメモリが4GBという点は、ライトな用途を中心にするのであれば大きな問題にならないものの、タブを多く開いたり、アプリを並行して動かしたりする場面では余裕のなさが表れやすく、作業が重なる時間帯には動きにわずかな停滞を感じることがあった。
ChromeOS自体は軽く、基本操作の範囲では快適に動くが、ブラウザベースでも複数のサービスを行き来する使い方を想定する場合、もう少し広いメモリがあればより安定したかもしれないと静かに思う瞬間があった。
内蔵ストレージが64GB eMMCという点も、写真や動画を多く扱う用途には心細く、クラウド前提とはいえローカルでファイルを保持しておきたい状況では管理を慎重に行う必要があった。
microSDで補うことはできるが、本体側の容量にゆとりがあればさらに扱いやすかったと感じた。
また、ChromeOSの操作体系は慣れるまで独特で、特に別OSに長く触れてきた人ほど最初の戸惑いが大きい場合があり、設定やショートカットの流れを自分の感覚に合わせるまでに少し時間を要した。
アプリの選択肢も用途によっては限られ、特定のソフトを必要とする作業では選択肢が狭まり、用途が明確な場合には向き不向きがはっきり見える側面があった。
ディスプレイは明るさや見やすさの点で十分だが、光沢パネルであるため、照明の位置によっては映り込みが気になり、角度を少し調整しながら使う場面も見られた。
スピーカーは静かな音量で聞く分には問題ないが、低音の厚さや広がりは控えめで、音楽を深く楽しむ用途にはやや物足りなさが残った。
キーボードは軽めの反発でタイピングしやすい一方、打鍵音がわずかに高めに響くことがあり、静かな場所で長く作業するときには少し気を配ることがあった。
カメラはビデオ通話には十分だが、映像の解像感は控えめで、より鮮明な映像を求める場合には外付けのカメラを意識する必要がある。
こうした点は大きな欠点というよりも、用途や環境に応じて意識しておく必要がある部分で、使い方によって印象が変わりやすいと感じられた。
まとめ
Lenovo Chromebook IdeaPad Flex 3i Gen8は、派手さを求める端末ではなく、日常の中に静かに馴染みながら必要な機能をまっすぐ差し出してくれる存在だと感じられた。
12.2インチの画面と軽めの本体は扱いやすく、外へ持ち出す場面でも負担が少なく、使いたい場所でそのまま落ち着いて作業へ移れる柔らかい自由度があった。
タッチ操作に対応しているため、指先の動きがそのまま画面の動きとつながり、文章作成や調べ物の合間に自然と視線と手の動きが整っていくような感覚があった。
ChromeOSの軽さも相まって、短い時間でも気軽に開ける端末としての安心感があり、ストレスの少ない環境で作業を続けられた。
もちろんメモリやストレージの容量には制限があり、用途によっては注意が必要だが、ブラウジングや動画視聴、文書作業といった日常の中心となる動きには十分応えてくれる力があった。
端末自体の主張は控えめで、使う人の生活の中にそっと寄り添うように存在し、必要なときにだけ静かに力を貸してくれる落ち着いた魅力を持っていた。
こうした穏やかなまとまりの良さが、日々の作業を自然な流れで支えてくれる端末だと感じられた。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。