商品紹介レビュー

BenQ MOBIUZ 27インチ 4K IPSパネル ゲーミングモニター EX2710U超簡単レビュー。BenQ MOBIUZ EX2710Uは、27インチの4K解像度と144Hzリフレッシュレートを併せ持つゲーミングモニターとして、映像の繊細さと動きの滑らかさを両立した印象でした。IPSパネルの自然な発色と広い視野角がもたらす安定感に加え、HDRi機能による明暗表現の深さが映像をより立体的に感じさせます。2.1chスピーカーが醸す音の奥行きも心地よく、ゲームや映像鑑賞に没入する時間が穏やかに流れました。機能の多さに最初は戸惑う場面もありましたが、設定を整えるほどに自分の感覚に寄り添う柔らかさを感じるようになりました。

どうも、Soranekoです。

最初にこのBenQ MOBIUZ EX2710Uを見かけたとき、印象に残ったのは「4K解像度×144Hz」という組み合わせでした。

これまで使っていたフルHDモニターでは、細部のディテールがぼやけるように感じる瞬間があり、特に映像やゲームを楽しむときに“もう少し鮮明に見えたら”という思いが募っていました。

そんな中で出会ったのがこのモデルでした。

BenQというブランドには以前から落ち着いた印象を持っていて、派手すぎず、けれど確かな品質を届けてくれるという信頼感がありました。

購入を検討するうちに、IPSパネルによる柔らかな発色や、HDRiという独自の映像補正技術に惹かれていきました。

実際に設置してみると、まず感じたのは画面の存在感です。

27インチというサイズは大きすぎるようにも思えましたが、ベゼルが控えめで視野に自然に溶け込むような印象を受けました。

映像を映した瞬間、光と影の階調が静かに立ち上がるようで、思わず息をのむ美しさでした。

実際の商品ページで、その映像表現を確認してみるのもおすすめです。

BenQ MOBIUZ 27インチ 4K IPSパネル ゲーミングモニター EX2710U

色合いも派手すぎず、現実の空気感をそのまま映し出したような落ち着きがあり、長時間見つめても疲れを感じにくいのが印象的でした。

さらに意外だったのは音の表現力です。

モニター内蔵のスピーカーというと軽い印象を持っていましたが、このEX2710Uは2.1ch構成で低音にしっかりとした厚みがあり、映像の世界を自然に支えてくれました。

高音域も刺さるような鋭さはなく、全体として穏やかでまとまりのある音。

静かな夜に映画を見ても、部屋全体に音がやさしく広がっていく感覚がありました。

加えて輝度自動調整(B.I.+)のおかげで、時間帯や照明の変化に合わせて目への負担を和らげてくれる点も、使うほどにありがたく感じます。

光がやわらかく整えられ、作業にもリラックスにも適した明るさを保ってくれました。

では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。

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BenQ MOBIUZ 27インチ 4K IPSパネル ゲーミングモニター EX2710U

ベンキュージャパン BenQ MOBIUZ EX2710U ゲーミングモニター(27インチ/4K/IPS/144Hz/PS5対応/2.1chスピーカー/マイク搭載/FreeSync Premium Pro/輝度自動調整/高さ調整)

BenQ MOBIUZ 27インチ 4K IPSパネル ゲーミングモニター EX2710U

レビュー良かった点

このモニターで最も印象的だったのは、映像と音の調和の心地よさでした。

4Kの高精細さがもたらす緻密な映像は、まるで空気の粒子まで見えるような滑らかさで、細部まで吸い込まれるように見入ってしまいます。

IPSパネルの発色は優しく、特に自然の風景や光の反射を描くシーンでは、目が疲れにくいのにしっかりと色の深みが感じられました。

HDRi機能が自動で明暗を調整してくれるおかげで、映像の中のコントラストが自然に引き立ち、暗部の奥行きも明部の輝きも穏やかに共存しているように見えます。

詳細な仕様や映像モードの違いは公式ページで確認できます。

BenQ MOBIUZ 27インチ 4K IPSパネル ゲーミングモニター EX2710U

これがゲームや動画だけでなく、写真編集や日常的なブラウジングでも快適に感じられる点が好印象でした。

音についても、内蔵スピーカーとは思えないほどバランスが取れています。

ウーファーの存在感が静かに支えとなり、高音と低音のつながりが滑らかで、長時間聴いていても疲れにくい音でした。

特にゲーム中の環境音や効果音の奥行きが自然に感じられ、ヘッドホンを使わなくても充分に没入できるほどでした。

また、スタンドの柔軟な可動域も魅力的です。

高さや角度を微調整できることで、自分の姿勢に合わせた自然な視線の位置を保てました。

設置スペースに限りがある環境でも扱いやすく、デスクの印象もすっきり整います。

操作面では、リモコンやOSDメニューの使い勝手が良く、設定変更が直感的に行える点がありがたいと感じました。

特にゲームモードやシネマモードの切り替えがスムーズで、場面に合わせて映像の雰囲気を自然に変えられます。

さらにB.I.+による自動輝度調整機能は、時間帯や部屋の明るさに合わせて適切な光量を保つため、夜間でも眩しすぎず、目が安らぐ感覚がありました。

全体として感じるのは、技術的なスペックの高さを押し出しすぎず、使う人の“快適さ”に焦点を当てて設計されていることです。

144Hzのリフレッシュレートによる滑らかな映像は確かに魅力的ですが、それ以上に印象に残ったのは、長時間過ごしても疲れない穏やかなバランスでした。

どんな映像を見ても「ちょうどいい」と感じられるその自然さが、このモニターのいちばんの良さのように思います。

レビュー気になった点

一方で、気になる部分もいくつか感じました。

まず設置時の重量感です。

27インチサイズに加え、背面の構造がしっかりしているため、持ち上げる際には思っていたよりもずっしりとした印象を受けました。

スタンドの安定性は高いのですが、その分、頻繁に位置を動かす人には少し扱いにくいと感じるかもしれません。

また、モニターアームを使用する場合は耐荷重を確認しておく必要がありそうです。

色再現については、全体として非常に美しいのですが、クリエイティブな作業(特に印刷用データや映像編集など)を行う際には若干の色差が気になる瞬間がありました。

レビューでも言及されているように、ΔE値がわずかにずれるため、正確な色校正が必要な用途には少し手間がかかる印象です。

一般的な鑑賞やゲーム用途では問題ありませんが、業務用途としては注意が必要です。

HDRモード使用時には、一部の設定項目(特に輝度やコントラストの調整)が制限される場面もあり、思い通りに細かく調整できないことがありました。

これはHDRの特性上仕方ない部分もありますが、ユーザーの操作感としてはやや窮屈に感じる瞬間もありました。

また、VRR(可変リフレッシュレート)機能を使用すると、バックライト制御が制限されることがあり、特定のゲームでは明るさがわずかに不安定に感じられることもありました。

価格についても、性能相応とはいえやや高めの印象があります。

4K・144Hzというスペックを十分に活かすには、接続するPCやゲーム機も高性能である必要があり、環境を整えるためのコストを考えると、導入ハードルが少し高いかもしれません。

とはいえ、これらの点は全体の完成度の高さを大きく損なうものではなく、あくまで使用環境や目的によって感じ方が変わる部分です。

少し惜しいと感じるところはありつつも、それ以上に映像体験の豊かさや静かな安心感が上回る印象でした。

まとめ

BenQ MOBIUZ EX2710Uは、スペックの高さだけでなく、日常の中での使いやすさと穏やかな快適さを両立したモニターでした。

最初に映像を見たときの印象は鮮烈でしたが、使い込むほどに「目と心に優しいディスプレイ」という印象が深まりました。

発色の自然さ、音の柔らかさ、そして光の調整まで含めて、ひとつの空間を心地よく包み込むような体験が得られます。

確かに価格は手ごろとは言えませんが、映像と音の両方で満足感を得たい人には、それに見合う価値が感じられるモデルだと思います。

ゲームに没頭する時間も、映画を静かに楽しむ時間も、このモニターを通して少し特別に感じられました。

もし、これまでのモニターに“疲れ”や“物足りなさ”を感じているなら、このEX2710Uが穏やかにその不満を癒してくれるかもしれません。

長く使うほどに、信頼できる相棒のような存在になっていくモニターでした。

商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。

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BenQ MOBIUZ 27インチ 4K IPSパネル ゲーミングモニター EX2710U

皆様の生活が少しでも豊かになりますように。

では、また次回の更新でお会いしましょう。

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