どうも、Soranekoです。
仕事でも動画鑑賞でも、ディスプレイの質は作業効率や満足感に大きな影響を与えます。
今回使ってみたDell S3225QS-Aは、31.5インチの大型4Kディスプレイで、VAパネルを採用した非光沢仕様です。
DisplayPort 1.4とHDMIポートを備え、DCI-P3 95%の広色域カバー率やHDR10対応といった高画質を実現しています。
さらにリフレッシュレートは最大120Hz、応答速度は4msと、動きの速い映像にも強い仕様です。
FreeSync Premiumにも対応しており、ゲーミングモニターとしても使用可能です。
内蔵スピーカー付きで、高さ調整もできるため、設置環境にも柔軟に対応できます。
このモニターを実際に使ってみて感じた点を、良かった点と気になった点に分けて詳しくレビューしていきます。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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Dell S3225QS-A 31.5インチ 4K モニター
Dell S3225QS-A 31.5インチ 4K モニター
レビュー良かった点
まず最初に感じたのは、31.5インチという大画面ならではの没入感です。
4K解像度との組み合わせにより、表示領域が非常に広く、複数ウィンドウを並べても視認性が落ちません。
VAパネル特有の深みのある黒と高いコントラストが、映像の立体感を際立たせ、HDR10対応の恩恵もあって映画やゲームの視覚体験が豊かになります。
特にDCI-P3 95%の広色域は色彩表現に厚みを与えており、写真編集や動画制作といったクリエイティブ用途にも十分対応できる印象です。
さらにリフレッシュレートが最大120Hzに対応しているため、スクロールやウィンドウの移動が非常に滑らかで、オフィス用途でも疲れにくさを実感しました。
ゲーム用途ではFreeSync Premiumによって画面のティアリングが抑えられ、快適なプレイ環境が得られます。
DisplayPort 1.4の搭載により、帯域幅の広い映像出力にも対応でき、HDMIポートが2つある点も、複数機器との接続がしやすく便利です。
高さ調整機能も使い勝手が良く、長時間の作業時にも快適な視線の高さに調整できる点は見逃せません。
内蔵スピーカーは音質こそ控えめですが、ちょっとした音声再生には十分で、省スペース派にはうれしい仕様です。
レビュー気になった点
一方で、いくつか気になる点もありました。
まず、VAパネル特有の視野角の狭さは否めません。
正面から見る分には全く問題ありませんが、斜めから見ると色の変化が感じられ、複数人での画面共有にはやや不向きです。
また、非光沢処理は反射を抑える効果が高い反面、若干シャープさが損なわれるように感じる場面もありました。
これは特に細かい文字や線を扱う用途で気になるかもしれません。
応答速度が4msと高速な部類ではあるものの、TNパネルやIPSパネルの高速モデルと比べると、ごくわずかに残像感を覚えるシーンもあります。
ゲーマーの中にはもっと応答速度の速いモニターを求める方もいるかもしれません。
さらに、内蔵スピーカーは便利なものの、音質には限界があります。
特に低音の再現力が弱いため、音にこだわる方は外部スピーカーやヘッドホンの使用を検討した方がよいでしょう。
また、本体重量が比較的重めで、設置時にはある程度の安定したデスク環境が必要になります。
モニターアームを使う場合も耐荷重には注意が必要です。
最後に、120Hzのリフレッシュレートを活かすには、DisplayPort接続が推奨されるため、HDMI経由では性能をフルに発揮できない点も理解しておく必要があります。
まとめ
Dell S3225QS-Aは、4K解像度と広色域を備えたVAパネルを採用し、映像美と作業効率の両立を図ったバランスの良いモニターです。
HDR10対応やFreeSync Premiumといった先進機能を搭載しつつも、高さ調整や内蔵スピーカーなど実用性にも配慮されています。
視野角や応答速度など、用途によっては気になる部分もありますが、全体として非常に満足度の高い製品と感じました。
映像コンテンツを高画質で楽しみたい方や、広い作業領域を必要とするビジネスユーザーにとって、確かな選択肢となる一台です。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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Dell S3225QS-A 31.5インチ 4K モニター
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。