どうも、Soranekoです。
PCを長く使っていると、どうしても心配になるのが電源ユニットの信頼性や供給力です。
私も数年前に組んだPCをベースに少しずつアップグレードを重ねてきたのですが、グラフィックボードをRTX4090へ変更する段階で、これまでの電源ユニットでは不安を覚えるようになりました。
もともと750Wの電源を使っており、当時は十分だと感じていたのですが、新しいGPUの消費電力やピーク時の急激な電力変動に対応できるかと考えると、やはり限界を感じざるを得なかったのです。
そんなときに目にとまったのが「CORSAIR HX1200i 1200W PC電源ユニット」でした。
CORSAIRというブランドは以前から知っており、メモリやケースファンでの安定した品質には信頼を寄せていたので、その安心感から電源ユニットに関しても候補に挙がったのです。
第一印象はとても重厚で頼もしそう、というものでした。
1200Wという圧倒的な供給力に加え、80PLUS PLATINUM認証を受けている点が、単なる大出力の製品ではなく効率性や安定性も両立していることを示してくれていると感じました。
さらにPCIE 5.0に対応し、ATX 3.0認証もクリアしていることから、これから数年先のハイエンドGPUやCPUにも対応できる未来志向な仕様が備わっているのは非常に魅力的でした。
実際に手に取ってみると、ずっしりとした重量感に安心感を覚えつつ、質感は高級感があり、表面の仕上げも落ち着いたマットな黒で、内部に組み込んだときに他のパーツと調和することが容易に想像できました。
開封した瞬間から「これなら安心して長く付き合える」と思わせてくれる存在感があり、導入する前から胸が高鳴るような期待感に包まれました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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CORSAIR HX1200i 1200W PC電源ユニット
![CORSAIR HX1200i 1200W PC電源ユニット [80PLUS PLATINUM] RTX4090/4080シリーズ推奨電源 - PCIE 5.0 対応 ATX 3.0 認証済](https://rilapp6238.com/wp-content/uploads/2025/08/ChatGPT-Image-2025年8月9日-16_32_27-1024x683.png)
CORSAIR HX1200i 1200W PC電源ユニット
レビュー良かった点
実際にCORSAIR HX1200iを導入してPCを起動した瞬間、その静かさにまず驚かされました。
これまでの電源ユニットでは、起動直後や高負荷時にどうしてもファンの回転音が耳に入ってきたのですが、このHX1200iは通常の作業中であればほとんどファンが回らないセミファンレス設計になっており、PCケースの中でひっそりと息をひそめているように感じられました。
高負荷時でも風切り音は非常に抑えられていて、GPUやCPUクーラーの音に埋もれるほどで、耳障りになることがありません。
特にゲームや動画編集といったGPUに大きな負荷がかかる場面でその違いを強く実感しました。
RTX4090のフルパワーを引き出すような高解像度・高リフレッシュレートのゲームをプレイしても、HX1200iは安定して電力を供給し、フレームレートの低下や不安定さを感じることが一切ありませんでした。
むしろ以前よりも滑らかで余裕のある挙動を体感でき、電源ユニットの供給力と安定性がいかに大切かを改めて思い知らされました。
また、HX1200iの良さは数字では見えにくい部分にも表れていて、内部の発熱が少ないことにも感心しました。
効率の高さゆえに無駄な熱が出にくく、ケース全体の温度も以前より安定して低めに保たれているのを確認できました。
長時間のレンダリングやゲームプレイを行っても、ケース内の空気が淀んで熱を持つ感覚が減り、その結果ほかのパーツにも優しい環境が作られているのだと実感しました。
さらに、フルモジュラーケーブルという点も魅力的でした。
必要なケーブルだけを接続できるので、内部の配線がすっきりとまとまり、エアフローの確保にもつながります。
太めのPCIE 5.0対応ケーブルも付属しており、RTX4090との接続は非常に安心感がありました。
接続時にガッチリとはまり込む感触は頼もしく、電力が確実に届いているという信頼感を覚えました。
また、iCUE対応によって電源ユニット自体の状態をソフトウェアからモニタリングできるのも心強い点です。
電圧や温度、消費電力の推移を確認できるため、見えない部分を可視化する安心感が加わり、システム全体をコントロール下に置いているような感覚を味わえました。
特に電源ユニットというのは普段は意識しにくい部分だからこそ、こうした可視化は大きな安心材料になるのだと感じました。
レビュー気になった点
一方で、実際に使っていく中で気になった点もいくつかありました。
まず第一に、本体のサイズと重量です。
1200Wという出力ゆえに仕方ない部分ではあるのですが、一般的な電源ユニットと比べると明らかに大きく、ケース内のレイアウトによっては組み込みに苦労する方もいらっしゃると思います。
特に奥行きの短いミドルタワーケースを使用している場合、ケーブルの取り回しに工夫が必要になるでしょう。
私自身も設置の際にスペースがギリギリになり、少し無理に配線を押し込むような形になった部分がありました。
また、価格面でもやはりハードルは感じられます。
安価な電源と比べれば倍以上の価格差があり、誰にでも気軽に薦められるものではありません。
もちろん品質や安定性を考えれば十分に納得できるものですが、コストパフォーマンスを重視する方にとっては手を伸ばしにくい存在かもしれません。
さらに、ファンの静音性については満足度が高いものの、完全に無音というわけではなく、高負荷時にはかすかな低音が響くことがあります。
私個人は気にならないレベルでしたが、極限まで静音を追求している環境だと注意が必要かもしれません。
また、iCUEソフトによるモニタリング機能についても、便利ではあるのですが、ソフト自体の動作が重いと感じる場面がありました。
多機能であるがゆえにバックグラウンドでの負荷が気になり、もう少し軽快に動いてくれるとより快適に感じられると思いました。
さらに言えば、付属ケーブルの硬さもやや気になりました。
しっかりとした作りで安心感はあるのですが、その分取り回しに苦労する場面があり、ケース内で美しく配線をまとめたい方にとっては不満が残るかもしれません。
フルモジュラーで必要な分だけ使えるのは利点ですが、もう少し柔軟性のあるケーブルであれば扱いやすさが一段と増したのではないかと感じました。
これらの点はいずれも大きな欠点ではなく、全体的な性能や安定性を考えれば些細な部分ではありますが、完璧を求める方には事前に理解しておいた方が安心できる点だと思います。
まとめ
総合的に見て、CORSAIR HX1200i 1200W PC電源ユニットは非常に満足度の高い製品でした。
RTX4090というハイエンドGPUと組み合わせても余裕を持って電力を供給し、安定した動作を支えてくれるという安心感は何ものにも代えがたいものがあります。
高効率ゆえの低発熱、静音設計による快適さ、フルモジュラーケーブルによる配線の自由度、そしてiCUEによる可視化といった要素が、単なる電源ユニットを超えてシステム全体の信頼性を底上げしてくれる存在だと感じました。
確かにサイズや重量、価格といった面では人を選ぶ部分もありますし、ケーブルの取り回しやソフトの挙動など細かな気になる点もありますが、それらを補って余りあるほどの安心感と性能が得られるのは間違いありません。
今後数年間、ハイエンド環境で長く安定して使い続けたいと考える方にとっては非常に心強い選択肢になるでしょう。
私自身、この電源に変えてからというもの、PCの動作に関して不安を覚えることがなくなり、ゲームや作業に存分に集中できるようになりました。
電源という地味ながら重要な存在が、ここまで心強い支えになるのだと実感できる体験でしたので、自信を持っておすすめできる製品だと感じています。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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CORSAIR HX1200i 1200W PC電源ユニット
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。