どうも、Soranekoです。
音楽をより深く味わいたいと考えたとき、ヘッドホン選びはとても重要です。
その中でも、ゼンハイザーのHD 800 Sは、音質にこだわる方々から高い評価を受けているフラッグシップモデルです。
開放型ならではの広がりのある音と、細部まで再現する繊細なサウンドは、多くのオーディオファンを魅了しています。
今回は、実際にこのヘッドホンを使用し、音質や装着感、使い勝手などを詳しくレビューしていきます。
購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
では、ここからは簡単に商品スペック及びレビューに入っていきたいと思います。
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商品スペック
項目 | 詳細 |
---|
型式 | ダイナミック・オープン型 |
周波数特性 | 4Hz ~ 51,000Hz |
インピーダンス | 300Ω |
音圧レベル | 103dB (1V) |
ドライバー | 56mm リングラジエーター型 |
ハーモニック歪み | 0.02% 未満 (1kHz, 100dB) |
ケーブル | 3m バランス(XLR4ピン)および アンバランス(6.3mm) |
重量 | 約330g(ケーブル除く) |
付属品 | 6.3mmステレオ標準プラグケーブル、XLR4バランスケーブル、保管用ケース |
ゼンハイザー オープン型 HD 800 S ヘッドホン
レビュー良かった点
HD 800 Sを実際に使用してまず感じたのは、その圧倒的な音の広がりと解像度の高さです。
開放型ならではの空間表現が非常に優れており、まるで目の前に演奏者がいるかのようなリアルな音場を感じることができます。
特にクラシックやジャズ、アコースティック音楽では、その繊細な音の表現力が際立ち、楽器一つ一つの音がくっきりと聞こえます。
高音域の伸びが美しく、低音域は過度に強調されることなく、自然でバランスの取れた響きを感じられます。
中音域もしっかりと支えられており、ボーカルのニュアンスがとても豊かに伝わってきます。
装着感についても、イヤーパッドが大きく柔らかいため、長時間のリスニングでも疲れにくい設計になっています。
ヘッドバンドの調整もしやすく、頭の形にフィットしやすい点も魅力です。
全体的に音の忠実度が非常に高く、音楽制作や高音質を求めるリスニング用途として最適なヘッドホンだと感じました。
レビュー気になった点
音質に関しては申し分ありませんが、いくつか気になる点もありました。
まず、開放型の特性上、外部の音が入りやすく、また音漏れもしやすいため、静かな環境での使用が推奨されます。
電車やカフェなどの環境では、周囲の雑音が気になりやすく、また音漏れにより周囲への配慮も必要になります。
また、ヘッドホン本体が比較的大きく、しっかりとした作りであるため、軽量なヘッドホンと比べると装着時に若干の重みを感じることがあります。
長時間使用していると、耳への圧迫感は少ないものの、ヘッドバンド部分のフィット感によっては、頭頂部に若干の負担を感じることもあります。
さらに、専用のアンプを使用しない場合、音のポテンシャルを十分に発揮できない可能性があるため、ヘッドホンアンプを併用することをおすすめします。
価格もハイエンドクラスのヘッドホンとしては妥当なものですが、手軽に購入できる価格帯ではないため、慎重に検討する必要があります。
まとめ
HD 800 Sは、音質を最優先に考える方にとって非常に魅力的なヘッドホンです。
広がりのある音場と細部まで表現する解像度の高さは、まさにフラッグシップモデルならではの特長です。
長時間の使用でも快適な装着感が得られ、リスニングや音楽制作など、さまざまな用途に適しています。
ただし、開放型のため使用環境を選ぶことや、アンプとの組み合わせで音質が大きく変わる点は考慮する必要があります。
高音質を求める方にとっては、期待を裏切らないヘッドホンであり、音楽をより深く楽しむための最高のパートナーとなるでしょう。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。