どうも、Soranekoです。
配信や録音を始めたいと思ったのは、友人との雑談を少し特別な形で残したかったからでした。
けれど、パソコンの内蔵マイクではどうしてもこもった音になってしまって、せっかくの会話の楽しさが伝わらない。
そこで初めて「オーディオインターフェース」という言葉を知り、色々と調べ始めました。
正直、最初はどの機種も似たように見えて、スペックの数字ばかりが頭に入ってこない。
でも、レビューで「直感的で扱いやすい」と書かれていたオーディオテクニカのAT-UMX3に出会ったとき、少しだけピンと来たんです。
届いた箱を開けると、金属の質感がしっかりしていて、それだけで信頼できるような安心感がありました。
ケーブルを挿してみると、難しい設定もほとんどなく、すぐにパソコンが認識してくれたのも嬉しかったです。
初めて自分の声を録音した瞬間、いつもよりもクリアで、少しだけ近く感じる音が返ってきました。
まるでスタジオで喋っているような錯覚さえ覚えるほど。
そこから、夜の静かな時間に一人でマイクに向かって話すのがちょっとした習慣になりました。
自分の声を聞き返して、話し方を工夫したり、BGMとのバランスを試したり。
そんな時間が少しずつ楽しくなっていったんです。
AT-UMX3は、私にとって“技術的な機材”というより、“声を大切にしてくれる相棒”のような存在になりました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
オーディオテクニカ AT-UMX3 USB オーディオミキサー
オーディオテクニカ AT-UMX3 USB オーディオミキサー
レビュー良かった点
AT-UMX3を使って一番良かったのは、「思った以上に音が素直に届く」ということでした。
以前は録音しても、自分の声がこもったり、息の音が入りすぎたりして、何度も取り直していたんです。
でもこのミキサーを使うようになってから、声の輪郭がはっきりして、無理に加工しなくても自然に聞こえるようになりました。
音の粒立ちが良く、少し離れて喋っても奥行きを感じられる。
コンデンサーマイクを接続してもファンタム電源が安定していて、ノイズも少ないのが印象的です。
さらに嬉しいのが操作のしやすさ。
ボリュームノブが手前に配置されていて、直感的に音量を調整できる。
配信中に急に声が大きくなっても、手を伸ばしてすぐに調整できるのは本当に助かります。
ループバック機能も重宝しています。
BGMやゲーム音、マイクの声を一緒にミックスできるので、外部ソフトを使わなくても配信が成立するのは大きな魅力。
パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットにも対応しているので、出先でちょっとした録音をしたいときにも便利でした。
USB Type-C接続というのも今の環境にぴったりで、ケーブル一本で電源も供給できるから、机の上がすっきりします。
金属製の筐体も高級感があり、長く使ってもガタつかない安心感があります。
PS5との相性も良く、ゲーム実況時にも音がしっかり届く。
こうした“安定感”はオーディオテクニカならではだと思いました。
ヘッドホン出力もパワーがあり、モニターしながら自分の声とBGMのバランスを確認できるのが嬉しいポイントです。
小型ながらも、音質・機能・デザインの三拍子がそろっていて、「このサイズでここまでできるのか」と驚かされました。
使い続けるうちに、操作感が手に馴染み、まるで自分専用の小さなスタジオが机の上にできたような感覚になります。
これ一台で配信環境がぐっと整う、その頼もしさが何よりの魅力でした。
レビュー気になった点
もちろん完璧ではなく、いくつか気になる点もあります。
まず、ループバック機能の音量調整が独立していないため、BGMとマイクのバランスを細かく調整したいときには少し不便に感じました。
例えば、ゲーム音を少し下げたいけどマイクはそのまま、というような調整を本体だけで行うのは難しいです。
そのため、ソフトウェア側での設定を併用する必要があります。
また、入力端子が1系統しかないため、複数のマイクを使って対談やコラボ配信をしたい人には少し物足りないかもしれません。
コンパクトさを優先している分、拡張性には限界があります。
iPhoneやiPadで使用する際にも、電力不足を防ぐために別途ハブや電源供給が必要なケースがあり、少し準備に手間取ることがありました。
さらに、ノブの感触がやや軽めで、もう少し抵抗感がある方が調整しやすいと感じる人もいるかもしれません。
とはいえ、この価格帯でここまでしっかりした作りと音質を実現している点を考えると、大きな欠点ではありません。
ソフトウェア的なミキシングを行う方や、外部機器と組み合わせるユーザーにとっては、むしろ必要最低限の構成が扱いやすいとも言えます。
欲を言えば、LEDインジケーターで音量レベルを確認できるとより便利だったかなと思います。
とはいえ、シンプルな構成だからこそ迷わず操作できる安心感もあります。
どちらを重視するかは使う人次第ですが、個人的にはこの「足りないくらいのシンプルさ」が、日常での使いやすさを生んでいるとも感じました。
総じて、細かな調整や多チャンネル録音を求める人には不向きですが、手軽さと安定感を両立した設計としては非常に優秀です。
まとめ
AT-UMX3を使い始めてから、音を扱う時間がぐっと楽しくなりました。
最初はただ“自分の声をもう少しきれいに録りたい”という気持ちだけでしたが、気づけばマイクの位置を変えてみたり、BGMとの距離感を意識したりと、音への関心が深まっていきました。
毎回パソコンを立ち上げてAT-UMX3のノブを触る瞬間に、ちょっとワクワクするんです。
配信を始めてみたいけど難しそう、と感じている人にこそおすすめしたい製品です。
操作もシンプルで、説明書を読まなくても直感で使えてしまうほど。
音質はしっかりしていて、雑味のないクリアな声をそのまま届けてくれます。
仕事のオンライン会議やボイスチャットでも相手から「声が聞きやすいね」と言われるようになりました。
もちろん、プロ仕様の大型機材と比べれば機能面で劣る部分もありますが、このサイズと価格でここまでの完成度を実現しているのは本当に素晴らしい。
何より、音を扱う楽しさを自然に教えてくれる、そんな温かみのあるミキサーでした。
静かな夜にマイクへ向かうたび、AT-UMX3のランプが小さく灯るのを見ると、「今日もいい音で話せるな」と心が少し整う気がします。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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オーディオテクニカ AT-UMX3 USB オーディオミキサー
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。