どうも、Soranekoです。
新しいSSDを探し始めたのは、PS5で遊ぶゲームが次第に増えてきて、内蔵ストレージだけでは心許なくなってきた頃のことでした。
毎回容量をやりくりしながら遊びたいタイトルを削ったり移したりするのは、ゲームを楽しむはずの時間を妙に窮屈にしてしまい、せっかくの休息や気分転換が数字の計算に変わってしまうような感覚があったのです。
そんな中で見つけたのが「GIGASTONE M.2 SSD 1TB Gen4 PCIe NVMe」。
最大7000MB/sという読み取り速度の表記に最初は半信半疑だったものの、PS5での動作確認済みという安心感と、PCでも使える汎用性に惹かれ、これなら生活全体が少し軽やかになるかもしれないと感じて購入を決めました。
箱を開けた瞬間の印象は、精密機器らしい小ぶりで洗練された雰囲気。
シンプルなM.2フォームファクタながら、内部に込められた技術の確かさを思うと、この小さな基板がどれほどの変化をもたらすのか期待に胸が膨らみました。
PS5に取り付けるときのわずかな緊張感、けれど装着して電源を入れた瞬間にシステムがすぐに認識してくれたときの安堵感は、やはりこうした機器ならではの醍醐味です。
あっけないほどに自然に馴染んでくれたその存在は、これからの日常の中でどれほど静かに、しかし確実に役立ってくれるのかと想像させてくれました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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GIGASTONE M.2 SSD 1TB Gen4 PCIe NVMe
GIGASTONE M.2 SSD 1TB Gen4 PCIe NVMe
レビュー良かった点
実際にPS5で試してみると、その効果は数字以上の体感として伝わってきました。
従来の内蔵ストレージでは数十秒かかっていた大容量ゲームのロードが、目に見えて短縮され、気づけば画面の切り替えが途切れることなく繋がっていくような印象です。
例えば広大なフィールドを舞台にしたオープンワールドのタイトルでは、エリア移動やファストトラベルの際に読み込み時間がほとんど気にならなくなり、まるで作品の世界が本当にひとつながりで存在しているかのように感じられました。
また、PS5だけでなくノートパソコンに差し替えて使ってみると、そこでも同じく滑らかな快適さが待っていました。
数GBに及ぶ映像ファイルの転送が驚くほど早く、これまでならコピーの進捗バーを見ながら別の作業をしていた時間が、ほんの一瞬で完了してしまう。
その変化は単なる便利さ以上に、日々の作業のリズムを穏やかに整えてくれるようでした。
特に印象的だったのは、大量のゲームデータをまとめて移すときや、4K動画を編集用に読み込むときです。
以前は待つことが当たり前だったプロセスが、まるで空気のように自然に流れていく。
SLCキャッシュ技術のおかげか、大きなデータを扱っても速度の落ち込みをあまり感じず、最後までスムーズに処理が進んでいく感覚がありました。
体験を重ねるごとに、ただのスペックシートに書かれた数字ではなく、実際の暮らしや遊びを底上げしてくれる実力があるのだと納得させられます。
さらに安心だったのは、取り付けから使用に至るまで特別な調整や複雑な設定が不要だったことです。
PS5でもPCでも、認識させてフォーマットするだけで自然に使え、余計な不安を抱くことなくその恩恵を受けられるのはとても大きな魅力だと思います。
保証についても5年という長さが謳われており、製品寿命に対する安心感を支えてくれます。
長い年月を共にできるパートナーとして、単なる部品ではなく信頼のおける道具と感じさせてくれる点も、このSSDの良さのひとつでした。
レビュー気になった点
もちろん完璧な存在というわけではなく、実際に使っていく中で気づいた点もいくつかありました。
まず速度について、確かに読み込みはとても速いのですが、書き込みに関しては条件によって体感が揺らぐ場面がありました。
公式には6000MB/s前後とされているものの、実際に大容量の連続書き込みを試してみると、一定時間を過ぎたあたりから速度が落ちていく感覚があり、やはり公称値は理想的な環境での数値なのだと実感させられます。
これは多くのSSDに共通する特性ですが、購入前の印象として「常に7000MB/s前後で動く」と期待していると、最初の驚きから少し冷静になってしまう瞬間もあるかもしれません。
また、PS5用として「動作確認済み」と謳われてはいるものの、公式ライセンス製品ではないため、将来的なシステムアップデートなどで動作がどうなるかは不透明です。
現時点では問題なく使えていますが、完全な保証があるわけではない点を頭の片隅に置いておく必要があるでしょう。
さらに、保証期間についても販売元によって記載が異なることがあり、あるショップでは5年保証と書かれているのに対し、別の場所では3年保証と説明されている場合もありました。
このあたりは購入のルートによって受けられるサービスが変わる可能性があるため、きちんと確認してから手にすることをおすすめしたい部分です。
耐久性に関しても、高耐久3D NANDや防塵防水といった説明は安心感を与えてくれるものの、実際に長期間使い込んだ先のデータはまだ十分に揃っていない印象です。
信頼できる大手ブランドの製品に比べると実績が少なく、どの程度の年月で性能劣化が訪れるのかは未知数といえます。
だからこそ、大切なデータを扱う場合にはバックアップを常に取り、SSDを過信しすぎないことが賢明だと感じました。
小さな点ではありますが、装着時に別途ヒートシンクを用意する必要があるケースもあり、本体単体だけで完結するものではないと知ったときには少し戸惑いもありました。
PS5で快適に動かすには発熱対策が欠かせないため、その準備を含めて考えると手軽さの印象はやや薄れるかもしれません。
それでも全体としては満足度の高いSSDではありますが、こうした細部に触れると、より冷静な判断を持ちながら付き合っていく必要性を感じさせられました。
まとめ
GIGASTONE M.2 SSD 1TB Gen4 PCIe NVMeを実際に使ってみて、数字の大きさに惹かれて購入した製品が、日々の暮らしのリズムそのものを穏やかに整えてくれる存在になったことに気づきました。
ゲームのロード時間が短縮され、PS5の体験がより自然に没入できるものとなり、さらにノートパソコンでも作業効率が大きく向上しました。
確かに速度や保証に関しては少し揺らぎや注意点があり、理想的な数値そのままを期待するとギャップを感じる部分もありますが、それを踏まえてなお、このSSDがもたらす恩恵は十分に魅力的だと思います。
特別な設定を必要とせず、取り付ければすぐに生活に馴染んでくれるシンプルさも大きな強みでした。
長期的な信頼性についてはまだ未知数なところがありますが、適切にバックアップを取りながら使っていけば不安を大きく感じることはありません。
むしろ「高速で快適」という体験を当たり前にしてくれることで、ゲームや作業により集中できる時間が増えたことが、この製品の真価だといえるでしょう。
もしPS5でのストレージ不足に悩んでいる方や、PCの速度をもう一段階引き上げたいと考えている方には、きっと頼れる選択肢になるはずです。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。