どうも、Soranekoです。
ゲームプレイのクオリティを左右する重要な要素の一つがモニター選びです。
特に反応速度や描画の滑らかさを重視する方には、リフレッシュレートや応答速度の性能が非常に大切になってきます。
今回使ってみたのは、KTCの24.5インチゲーミングモニター「H25X7」です。
このモニターは最大400Hzという非常に高いリフレッシュレートに対応し、フルHD(1920×1080)の解像度、IPSパネル、HDR400認証、FreeSyncおよびG-Sync対応、DisplayPortとHDMIの豊富な入力端子、VESAマウント対応、さらに傾き調整が可能なスタンドまで備えています。
果たしてこのハイスペックなモデルが実際のゲーム体験にどれほど影響を与えるのか、実際に使用してじっくり検証してみました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
KTC H25X7 24.5インチ 高速 IPS ゲーミングモニター
KTC H25X7 24.5インチ 高速 IPS ゲーミングモニター
レビュー良かった点
まず驚いたのは、リフレッシュレートの高さがもたらす視覚的な快適さです。
最大400Hzまで対応するこのモニターでは、特にFPSやレースゲームなどの動きの激しいジャンルで明らかに動きが滑らかに感じられます。
240Hzの常用でも十分快適でしたが、対応するゲームでフレームレートが高く出る環境では400Hzのポテンシャルを実感できました。
また、IPSパネルの視野角と発色の良さも印象的でした。
斜めから見ても色の変化が少なく、複数人で画面を共有しても視認性が損なわれません。
HDR400対応により明暗の表現力も豊かで、特に明るいシーンと暗いシーンのコントラストがくっきりしており、映像に奥行きが感じられました。
さらにFreeSyncとG-Syncの両対応という点も心強く、ティアリングやスタッタリングといった描画の乱れがほぼ発生しないのも安心材料です。
接続端子もDisplayPortが2つ、HDMIが2つと豊富で、ゲーム機やPCを複数接続して使い分けるのに便利でした。
VESAマウントにも対応しているため、アームを使った設置にも対応でき、デスク周りの自由度が高まります。
スタンドの傾き調整機能も地味ながら便利で、自分の視線に合わせて角度を微調整することで長時間の使用でも疲れにくく感じました。
レビュー気になった点
全体的に非常に満足度の高い製品ではあるものの、いくつか気になる点もありました。
まず、HDR400に対応しているとはいえ、表示輝度がそこまで高くないため、本格的なHDR映像を期待するとやや物足りなさを感じるかもしれません。
HDR効果はあるものの、より高輝度なHDR1000対応製品と比べるとコントラストのダイナミックさにやや差を感じます。
また、スピーカーが内蔵されていないため、音声出力の手段を別に用意する必要があります。
ヘッドセットや外部スピーカーを常用する方には問題ないですが、設置スペースが限られている場合には一工夫が必要です。
そして、最大400Hzに対応しているとはいえ、それをフルに活かすためにはかなり高性能なグラフィックカードとゲームタイトルの最適化が求められます。
一般的なPC環境では240Hzあたりが現実的な運用範囲となるでしょう。
最後に、スタンドの調整が傾きのみに限られており、高さ調整ができない点もやや惜しいポイントです。
高さまで調整できれば、より理想的なポジションに設置しやすくなると感じました。
まとめ
KTC H25X7は、24.5インチという扱いやすいサイズでありながら、400Hzという超高速リフレッシュレートとIPSパネルによる高画質、豊富な入力端子、FreeSync/G-Sync対応、HDR400などゲーマー向けの機能が一通り揃ったバランスの良いモデルでした。
特に映像の滑らかさと色の鮮やかさ、応答性の高さが求められるシーンではその実力を十分に発揮してくれます。
一方でHDRの表現力やスタンドの調整範囲にはやや限界も感じましたが、それでもこの価格帯でこれだけの機能を備えたモニターは非常に魅力的です。
高リフレッシュレートの恩恵を感じたい方や、複数機器を接続して使い分けたい方には、十分に検討する価値のある製品と言えるでしょう。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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KTC H25X7 24.5インチ 高速 IPS ゲーミングモニター
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。