どうも、Soranekoです。
Pixio PS1S Wave Pastel Blue モニターアームを実際に取り付けて使い始めると、まず目に入るパステルブルーの静かな存在感が、デスク周りを軽やかに整えてくれる感覚がありました。
モニターアームというと機能優先で無機質な印象のものが多い中、このモデルは色の柔らかさが空間の緊張をほどき、最初に触れたときの印象が軽やかで、デスク環境を少し丁寧に扱いたくなる気持ちにさせてくれます。
取り付け作業はクランプ方式で進めましたが、部品の形が分かりやすく、順番に進めていくと難しさをあまり感じませんでした。
モニターを取り付ける前の段階ではアーム自体の重さがしっかりしている手応えがあり、その時点である程度の安定感が期待できる構造だと感じました。
実際にモニターを持ち上げてVESAの位置に合わせると、固定してからアーム全体の動きが素直で、予想したよりも軽い力で角度が変えられます。
ガススプリング式のアームはいくつか使った経験がありますが、このモデルはモニターを動かすときの抵抗がちょうど良い範囲に収まっており、軽すぎて不安になる感じも強すぎて操作が億劫になる感じもありませんでした。
日常の作業では、文章を書くときと画像を見るときで微妙に距離を変えたくなる場面がありますが、そうした細かな動きにも自然についてきてくれるため、調整を習慣として取り入れやすくなりました。
パステルブルーという色は視界に入り続けても主張が強くなく、作業中にふと目を向けたときにも落ち着いた印象を保ちます。
アームは機能部品であると同時に視界に残る要素でもあるため、この控えめな色味が長時間の使用でも負担にならないところは思った以上に大きな安心感につながりました。
使い始めてしばらくすると、可動部分の関節が前後左右へ動く範囲が把握でき、机の上で自分がどう姿勢を変えるかに合わせてスムーズに位置を調整できるようになっていきました。
小さな動作でモニターの高さや向きが変わるだけでも体の負担が軽くなり、作業が自然に続けやすくなる感覚があります。
静かで控えめな色と扱いやすい動きが組み合わさることで、日常にそのまま馴染んでいく、落ち着いた使い心地を感じました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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Pixio PS1S Wave Pastel Blue シングルモニターアーム PSW1SBL-O
Pixio PS1S Wave Pastel Blue シングルモニターアーム PSW1SBL-O
レビュー良かった点
良かった点としてまず強く感じたのは、アームの動きが軽快でありながら安定していることでした。
Pixio PS1S Wave Pastel Blue モニターアームは32インチまで対応しているため、ある程度大きなモニターを支えることを前提とした構造になっていますが、使用時に感じる可動はその重量に引きずられるような重たさがなく、上下方向の動きも左右の首振りも、意図した位置で静かに止まってくれます。
特に、作業中に体をわずかに動かすと視線が変わるため、それに合わせてモニターの角度を少し調整する動きを頻繁に行いますが、このアームはその調整を自然に行える扱いやすさがありました。
前後のチルト調整は細かな角度合わせがしやすく、光の映り込みを避けたいときや、動画を閲覧するときに上下方向へ位置を動かす動きがスムーズで、その快適さが日常の作業に静かに影響していきます。
また、左右に振る動作も幅が広く、机の端まで寄せたいときや資料を広げるスペースを作りたいときにも、アームの位置調整で机上の空間を柔軟に変えることができました。
ケーブルマネジメントの機構も実用的で、アームに沿わせるように配線できるため、視界にまぎれるケーブルの雑然さが減りました。
パステルブルーの色味は、アームという“見え続ける機能部品”として非常に扱いやすく、視界の端にあっても強い存在感を持たないため、デスク全体の雰囲気を壊さずに整えてくれます。
色そのものの柔らかい印象が机上の圧迫感を軽減し、アームの太さも過度に大きいものではないので、置いたときのバランスが軽やかに保たれている印象でした。
取り付けについても、クランプとグロメットが選べることで、机の構造に合わせた設置方法を選択でき、固定後の安定感もしっかりしていました。
特にクランプ方式は締め付けた後に本体がぐらつくこともなく、アームを動かしても固定部分が揺れる不安感がありませんでした。
モニターを乗せた状態でアームを最大限に伸ばしたり、逆に身体の近い位置まで引き寄せたりしても、関節部分が無理に力んだり引っかかったりすることがなく、動きの末端に行くまでの滑らかさが保たれていました。
全体を通じて、機能的でありつつ、色味と質感による優しさが空間に溶け込むように感じられた点が、このモニターアームの魅力として大きく残りました。
扱うたびに負担の少ない動きが得られ、視界にも過剰な印象を与えず、机の上で作業する時間を静かに整えてくれる存在として役立ってくれます。
レビュー気になった点
気になった点としてまず挙げたいのは、高さ調整の自由度にやや限りを感じるところがある点でした。
ガススプリング式のモニターアームでは上下の動きに幅があるものが多いのですが、このモデルは上下方向の調整がやや限定的に感じられる場面があり、特に姿勢を大きく変えたときに理想的な位置に微調整するには少し工夫が必要でした。
日常の動作の中では問題なく使えますが、大きく高さを変えて視線位置を整えたい場合には、アーム全体の位置決めを少し慎重に行う必要があります。
また、アーム自体の動きは概ね滑らかですが、前後の動きで角度を調整する際、取り付けたモニターの重さによっては少しだけ力を加えてあげる必要がある場面がありました。
特に軽量モニターの場合、ガス圧がやや強く感じられる可能性があり、理想の位置に当てるときに慣れが必要になる印象があります。
もう一点、パステルカラーの塗装は見た目が柔らかくて魅力的ですが、色が淡いために触れる頻度の高い部分で汚れが気になる場面があり、少し拭き取りをこまめに行う必要がありました。
汚れがついても簡単に落とせますが、設置場所や照明によっては少し目立ちやすく感じる可能性があります。
取り付けに関しては比較的簡単ではありますが、クランプ固定の場合はデスク天板の厚さに制限があり、設置前に机のサイズをしっかり確認しておく必要がありました。
また、天板の形状によってはクランプがうまく噛みにくい場合があり、しっかり固定するには多少位置調整が必要です。
グロメット方式を選ぶ場合も、机に配線穴がない場合は追加の作業が必要になるため、誰にとっても気軽に選べる方式ではないことを感じました。
さらに、保証に関する情報が明確でないことも、長く使うことを考えると少し不安が残る点でした。
アームは可動部分が多いため、長期的な使用での耐久性が気になるところですが、公式の保証内容がはっきりと確認できなかったため、購入後のサポート面で慎重になりたいと感じました。
全体的に見れば使い心地は良く、動きのなめらかさや安定感は十分に感じられますが、細かな点で気にかかる部分がいくつかあり、それらが好みに合うかどうかは使う環境によって変わると思います。
上下の自由度に限りがある点や、淡い色ゆえの汚れやすさは、用途に合わせて選ぶ際の判断材料として気に留めておくと安心です。
まとめ
Pixio PS1S Wave Pastel Blue モニターアームを使い続けて感じたのは、日常の作業をそっと支えてくれるような静かな扱いやすさでした。
パステルブルーの優しい色合いは視界に柔らかく入り、作業の邪魔をしないだけでなく、机の上の雰囲気を和らげてくれる存在として機能しています。
モニターの角度や距離を細かく変える場面では、アームが軽い力で動き、その都度姿勢を整えやすい点が特に印象に残りました。
機能的には十分な可動域があり、前後や左右の動きが滑らかで、日常の作業に合わせて自然に手を伸ばして位置を変える習慣が身につくほどです。
細かな調整で体の負担を減らすことができ、長時間作業する日でもその効果を穏やかに実感しました。
一方で、高さ調整の幅や淡い色ゆえの汚れやすさなど、使う環境によって気になる点もありますが、それらは設置場所や机の状況をあらかじめ確認し、扱い方に少し気を配ることで大きな問題にはなりませんでした。
全体として、このモニターアームは機能性と見た目の柔らかさがバランスよくまとまり、日常の中で自然に馴染む道具として長く使っていける印象でした。
派手さや過度な主張はありませんが、静かに役目を果たし続ける頼もしさがあり、作業する時間を穏やかに整えてくれる落ち着いた存在になってくれます。
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Pixio PS1S Wave Pastel Blue シングルモニターアーム PSW1SBL-O
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。