どうも、Soranekoです。
ポータブルゲーミングPCの進化はめざましく、据え置き型に迫るパフォーマンスを手のひらサイズで実現する製品が次々に登場しています。
その中でも注目したのが「OneXFly F1 PRO 国内正規版」です。
7インチの有機ELディスプレイを搭載し、解像度は1920×1080、リフレッシュレートは144Hzと、モバイル機としては異例のスペックを誇ります。
さらに、CPUには最新のRyzen AI 9 HX 370を採用し、メモリ32GB、ストレージは大容量の2TB SSDを備えています。
約590gという軽量設計により、外出先でもハイスペックなPCゲームが楽しめるこのモデルは、果たしてどのような使用感なのか、実際に触れてみた印象を詳しくお伝えします。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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OneXFly F1 PRO ポータブルゲーミングPC
レビュー良かった点
まず最も感動したのはディスプレイの美しさです。
有機ELならではの高コントラストと発色の鮮やかさにより、ゲームのグラフィックが非常に鮮明で、細部の描写もリアルに感じられました。
リフレッシュレートが144Hzということもあり、FPSやアクション系のゲームでも滑らかな動きを体感でき、視覚的なストレスが一切ありませんでした。
加えて、ハーマンAudioEFXのデュアルスピーカーが臨場感のあるサウンドを生み出し、ヘッドセットなしでも充分にゲームの世界に没入できる音響環境が整っていました。
性能面ではRyzen AI 9 HX 370の力強さが際立っており、AAAタイトルのプレイ中でもフレームレートの低下をほとんど感じることなく、快適に動作していました。
メモリが32GBという点も安心感があり、複数のアプリを立ち上げながらのプレイでも動作に引っかかりはなく、全体として非常にスムーズなパフォーマンスを維持しています。
ストレージに関しても、2TBという大容量はゲーマーにとっては嬉しいポイントで、多数のゲームをインストールしても容量不足に悩まされる心配はありませんでした。
筐体の作りも堅牢で、質感が高く、ボタン配置やスティックの反応も非常に良好で、操作感に優れていると感じました。
レビュー気になった点
高性能であるがゆえに気になったのが本体の発熱とファンの動作音です。
グラフィック設定を高くしてプレイすると背面からの熱がやや気になり、長時間のプレイでは持ち方を工夫しないと快適さを損なう可能性があります。
また、冷却ファンの音も静音性には配慮されているものの、環境音が静かな場所ではそれなりに目立つ音量で回転する場面がありました。
加えて、重量が約590gというのは携帯用としては軽量な部類に入るものの、長時間片手で操作するにはやや負担に感じられることもありました。
ディスプレイが高性能な分、バッテリーの消費もそれなりに早く、フル性能でプレイを続けた場合は2時間強でバッテリーが半分程度まで減ることがあり、持ち運び時には電源の確保を意識する必要があります。
また、Windows 11 HomeというOSの特性上、ゲーム以外の用途でマルチタスクを行おうとすると、細かい設定が必要な場面があり、PC初心者にはやや扱いづらいと感じる部分がありました。
携帯性と性能を高い次元で両立している製品である反面、ゲーミング用途以外での使用には慣れが必要かもしれません。
まとめ
OneXFly F1 PRO 国内正規版は、ポータブルながらもデスクトップ級のゲーミング体験を可能にする非常に優れたデバイスです。
有機ELの高精細な映像、144Hzの滑らかな表示、ハイパワーなRyzen AI 9 HX 370と大容量メモリ・ストレージの組み合わせは、モバイルゲームPCとしてはほぼ妥協のない構成といえるでしょう。
一方で、発熱やファン音、バッテリーの持ち時間など携帯デバイスとしての制約も感じられましたが、それらを考慮してもなお、高性能ゲーミングPCを持ち歩きたいユーザーには非常に魅力的な選択肢です。
性能重視でモバイル性を犠牲にしない製品を探している方にとって、このモデルは確かな価値を提供してくれるはずです。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。