どうも、Soranekoです。
最初にBenQ MOBIUZ EX271Qというモニターを知ったのは、友人から「最近のゲームはグラフィックが綺麗だからこそモニターで全然違う」と言われたことがきっかけでした。
私は普段から映画やドラマを観たり、PCで作業をすることが多いのですが、どこか物足りなさを感じていたのです。
色が少し浅い、動きがカクつく、長時間使うと目が疲れる。
そんな小さな違和感が積もり積もって、そろそろ買い替えを考えてもいいのかもしれないと心の奥で思い始めていました。
そこで目に留まったのがBenQ MOBIUZ EX271Qでした。
27インチという大きさ、WQHD解像度、そして180Hzのリフレッシュレートに1msという応答速度という響きに、まず心が動かされました。
さらにHDR400対応やPixSoulエンジンといった言葉が並び、単なる数値の羅列ではなく「映像を美しく、自然に」というメーカーの意思が感じられたのも決め手でした。
そしてもう一つ、音にもこだわってESS DACを搭載しているという点に強く惹かれました。
正直、モニターに音質を求めることは今まであまりしてこなかったのですが、映画を観るときやゲームをするとき、音がどれだけ没入感を生むかを考えると、これは大きな魅力だと直感したのです。
Amazonで商品ページを開いたとき、デザインもすっきりとしていて、ベゼルも細く全体に品がある雰囲気に好印象を持ちました。
派手さよりも落ち着いた美しさを感じさせるその姿は、長く机に置いていても飽きないだろうなと想像できました。
購入ボタンを押すまでには少し迷いもありましたが、やはり日常で触れる映像や音に妥協したくないという気持ちが強く、思い切って注文しました。
届いた箱を開ける瞬間のワクワク感は今もよく覚えています。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
簡単レビューを読まず飛ばしたいせっかちな人はこちらから↓
BenQ MOBIUZ EX271Q 27インチ ゲーミングモニター

BenQ MOBIUZ EX271Q 27インチ ゲーミングモニター
レビュー良かった点
実際にBenQ MOBIUZ EX271Qを設置し電源を入れたとき、最初に感じたのは映像の深みの違いでした。
WQHDの解像度はフルHDとは比べものにならないほどの緻密さを見せてくれ、画面の一つひとつの細部まで鮮やかに映し出されます。
PixSoulエンジンが働いているのか、色合いはただ鮮やかというよりも自然で、赤は過度に強調されず深みを持ち、青は透明感を帯びて広がるように感じられました。
映画を観ると夜のシーンでは黒がしっかりと沈み込み、星空がきらめく瞬間には小さな光の粒が生き生きと浮かび上がるように見えました。
HDR400の効果は想像以上で、明暗のコントラストがよりリアルになり、単純に「明るい」「暗い」という差ではなく、その中間の繊細な階調まで滑らかに表現されるのです。
例えば炎が揺れる場面では赤から橙、黄色へと移ろう色合いが熱を感じさせ、まるで暖かさが伝わってくるようでした。
そして180Hzのリフレッシュレートと1msの応答速度が加わることで、映像はさらに滑らかになります。
ゲームをプレイするとキャラクターの動きが一切ブレることなく、カメラを素早く振っても視界が崩れず、まるで現実の中で体を動かしているかのような自然さがありました。
アクションゲームでは剣を振る一瞬の軌跡がきちんと残り、シューティングでは弾丸が飛ぶ軌道がすっと目に入る。
速さの中にもくっきりとした輪郭を持つ描写は、従来のモニターでは得られなかった感覚でした。
さらに印象的だったのが音でした。
ESS DACの効果でモニターから流れる音が驚くほど澄んでいて、低音はしっかりと厚みを持ち、高音はきらめくように伸びる。
映画の中で雨が降り出す場面では、一粒一粒の滴が床を打つ音まで感じられ、自然の中に包まれるような臨場感を味わいました。
ゲームでは足音の方向や銃声の距離感まで把握しやすく、映像と音が一体となることでまるでその場に自分が立っているような没入感が生まれます。
さらに、B.I.+ Gen2による自動輝度調整は長時間の使用でそのありがたさを実感しました。
昼間の明るい部屋では画面が自然に少し明るくなり、夜の静かな時間には眩しすぎない柔らかな明るさに変わる。
その変化はとても自然で、使っている側が意識しなくても目に優しい環境が整えられていると感じました。
視覚、聴覚の両面で日常の体験を豊かにしてくれるモニターだと強く実感しています。
レビュー気になった点
BenQ MOBIUZ EX271Qを使っていて大きな不満はないのですが、あえて気になった部分を挙げるならいくつかあります。
まず27インチというサイズは私にとってちょうど良いと感じましたが、デスクの奥行きが狭い方にとっては少し大きく感じるかもしれません。
画面が近いと視線の移動が多くなり、特にWQHDの解像度では細部まで表示される分、全体を把握するには慣れが必要だと思いました。
またHDR400については確かに映像を美しくしてくれるのですが、映画やゲームによっては暗部が少し強調されすぎて見づらい場面が出ることもありました。
もちろん設定で調整は可能ですが、シーンによってこまめに切り替えるのは少し手間に感じることがあります。
さらに180Hzの滑らかさは素晴らしいのですが、それを活かすためにはPCの性能もある程度高くなければなりません。
私の環境では一部のゲームでフレームレートが安定せず、モニターの性能を完全に引き出せない場面がありました。
これは製品の欠点ではありませんが、導入を考える方にとっては注意すべき点だと思います。
そして音についてもとても綺麗なのですが、やはり外部スピーカーやヘッドホンと比べると重低音の迫力はやや控えめです。
普段使いには十分ですが、映画館のような重厚な響きを求める方は外部機器を組み合わせたほうがより満足できるかもしれません。
デザインについても全体的には落ち着いていて好きなのですが、背面の装飾はやや個性が強く、人によってはシンプルさを求める方に合わないかもしれません。
またスタンドは安定感がありますが、奥行きを少し取るため狭い机では圧迫感を覚えることもありました。
このようにどれも致命的ではないのですが、使う環境や好みによって改善を望む点はいくつか見えてきました。
ただ、これらの点はむしろ製品が持つ性能の高さや個性の裏返しでもあり、工夫次第で十分に解消できるものだとも感じています。
まとめ
BenQ MOBIUZ EX271Qを実際に使ってみて、映像も音もそして使い心地も一段階上の体験をさせてもらえたと感じています。
PixSoulエンジンやHDR400によって描かれる色彩は、ただ鮮やかなだけではなく、自然な深みと温度を持ち、映画もゲームも一気に引き込まれるような世界を見せてくれました。
180Hzのリフレッシュレートと1msの応答速度は動きの表現を格段に滑らかにし、日常の中での小さな動作ですら新鮮に感じられるほどです。
そしてESS DACによる音のクリアさは予想以上で、視覚と聴覚の両方から包まれる体験は特別なものになりました。
もちろん、使う環境によってはサイズ感やHDRの表現、あるいは音の迫力に関して気になる部分もあるかもしれませんが、それを上回る魅力がこのモニターにはあると確信しています。
長時間の使用でもB.I.+ Gen2による輝度調整で目に優しく、毎日の暮らしの中に自然に溶け込む安心感もありました。
結果として、このモニターを選んで本当に良かったと心から思っています。
再購入の意欲は強くありますし、同じように映像や音にこだわりを持つ方に自信を持っておすすめできます。
単なるPC周辺機器を超えて、日常を豊かに彩る存在となってくれるモニターだと感じています。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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BenQ MOBIUZ EX271Q 27インチ ゲーミングモニター
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。