どうも、Soranekoです。
FPSゲームにおいて、コンマ数ミリ秒の反応の差が勝敗を左右することは珍しくありません。
そんな中、ラピッドトリガー対応と全キー0.01mmのアクチュエーション精度を誇るATTACK SHARK X68PRO HEは、まさに競技志向のゲーマー向けに設計されたキーボードといえる存在です。
今回実際にこの製品を数日間使用し、FPSタイトルを中心にプレイした上での体験を元にレビューをまとめました。
磁気式アナログスイッチや8Kポーリングレートといったスペックがどのような実使用感につながるのかを中心に、良かった点と気になった点を分かりやすく紹介していきます。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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ATTACK SHARK X68PRO HE ラピッドトリガーキーボード
ATTACK SHARK X68PRO HE ラピッドトリガーキーボード
レビュー良かった点
まず特筆すべきは、全キー対応の磁気式アナログスイッチです。
スイッチの入力を物理的なクリックではなく磁場の変化で検知するこの仕組みは、非常に高精度で、軽いタッチでも確実に反応してくれる点が印象的でした。
加えて、0.01mm単位で反応深度を調整できるため、自分の指の癖に応じて最適化することができ、結果として入力ミスが激減しました。
FPSゲームではスライディングやジャンプ、リロードといった操作のタイミングが命取りになりかねませんが、このキーボードでは一切の遅延を感じることがなく、リズムよく動き続けることが可能でした。
また、8Kポーリングレートと128Kスキャンレートによって、動きの一つひとつが極めて滑らかに反映されるのもポイントです。
さらに、Bluetooth、ワイヤレス、USB有線の3種類の接続モードに対応しているのも大きな強みです。
デスクトップPCでは有線で、ノートやタブレットではBluetoothでというように、シームレスに環境を切り替えることができました。
内蔵の5000mAhバッテリーは想像以上に長持ちし、フル充電から4日間以上プレイしても残量に余裕がありました。
キー配列は60%レイアウトで、コンパクトながらもカスタマイズ性が高く、QMK対応により独自のマクロやレイヤー設定も可能です。
加えて、コイルケーブルが同梱されており、デスク上の見た目にも高級感が出ます。
レビュー気になった点
一方で、気になった点もいくつかありました。
まず、60%レイアウトというコンパクトな設計ゆえに、ファンクションキーやテンキーが省略されているため、ゲーム以外の用途ではやや不便に感じることがありました。
特にエクセル作業やショートカットを多用するクリエイティブ用途では、キーの少なさが操作効率に影響する場面がありました。
また、磁気式スイッチの調整にはある程度の慣れが必要で、最初はアクチュエーションポイントを浅く設定しすぎて誤入力が頻発しました。
カスタマイズ性が高い反面、最適な設定を見つけるにはある程度の試行錯誤が求められます。
さらに、接続モードの切り替えがソフトウェアと物理スイッチ両方で行う必要があるため、初見ではやや分かりにくい部分もありました。
説明書は英語中心で、日本語による詳細な解説がもう少し充実していれば、初心者でも扱いやすくなると感じました。
そして最後に、キーボード本体の重量はやや重めで、頻繁に持ち運ぶ用途にはあまり向いていません。
自宅のデスクに据え置いて使うことを前提とした設計だと考えたほうがよさそうです。
まとめ
ATTACK SHARK X68PRO HEは、FPSや高速な操作を要求されるゲームにおいて、極めて高いポテンシャルを発揮するキーボードです。
磁気式アナログスイッチとラピッドトリガー、8Kポーリングレートといったスペックは、数値上のインパクトだけでなく実際の操作感にもしっかりと反映されており、競技志向のゲーマーにとって非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
一方で、60%レイアウトやカスタマイズの複雑さには注意が必要で、万人向けというよりは、目的に応じてしっかりと活用できる中〜上級者向けの製品です。
接続性やバッテリー性能も申し分なく、長時間のゲーミングセッションでも安心して使用できました。
性能重視でキーボードを選びたい方には、ぜひ一度チェックしてみてほしいモデルです。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。