どうも、Soranekoです。
映像編集やゲーム用途に最適なモニターを探していた中で、注目したのがDellの31.6インチ有機ELモニター、S3225QCです。
OLEDパネルによる深い黒と鮮やかな色彩表現、4K解像度と120Hzのリフレッシュレートに加えて、USB-CやHDMIといった豊富な接続性、高さ調整や傾き対応といった使い勝手の良さも備えたモデルということで、実際に使用してその実力を検証してみました。
作業環境に求める条件をバランス良く満たしてくれるこのモニターは、クリエイティブ用途から日常の映像視聴まで、幅広いニーズに応えてくれる一台だと感じました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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Dell S3225QC 31.6型 OLED モニター
レビュー良かった点
まず印象的だったのは、有機ELパネルならではの発色の良さです。
DCI-P3カバー率99%という広色域は、映像制作や写真編集など色再現性が重要な作業でも十分に信頼できる品質を提供してくれます。
DisplayHDR True Black 400にも対応しており、暗部の階調がしっかりと表現され、HDRコンテンツもメリハリのあるリアルな映像で楽しめます。
また、リフレッシュレートが120Hzと高いため、マウスカーソルの動きやスクロールの滑らかさ、動画視聴やゲーム時の表示のスムーズさも格別です。
応答速度も0.03msと極めて速く、残像感の少ないクリアな表示が実現されており、特に動きの速い映像においてその効果を実感しました。
さらに、AMD FreeSync Premium Proに対応していることで、対応するグラフィックカードと組み合わせれば画面のティアリングやスタッタリングが抑えられ、快適なゲーム体験が得られます。
USB-Cポートを搭載しており、ノートパソコンとの接続もケーブル1本で済むのが便利でした。
映像出力と同時に電源供給も行えるため、配線がすっきりし、デスク周りの整理にもつながります。
加えて、モニター本体にはスピーカーも内蔵されているため、簡単な音声再生なら外部スピーカーを用意せずとも十分に対応可能でした。
レビュー気になった点
一方で気になった点としては、まずパネル表面が抗反射仕様とはいえ、照明や外光の映り込みが多少気になる場面がありました。
特に日中の明るい部屋で使用する際には、設置位置や角度に少し工夫が必要だと感じました。
また、有機ELパネル特有の焼き付きリスクは完全には回避できない点も意識しておく必要があります。
静止画表示が長時間続く作業スタイルでは、一定時間ごとの画面切り替えや輝度の調整などを意識的に行うと安心です。
内蔵スピーカーについては、動画視聴やちょっとしたBGM再生には十分ですが、音質面での厚みや低音の表現は外部スピーカーに比べてやや物足りなさを感じました。
もう一点は、31.6インチのサイズに対して、モニター本体の重量がやや重めなことです。
設置や高さ調整の際にはある程度の力が必要で、女性や力に自信のない方には少し扱いにくいかもしれません。
また、ポート数がUSB-CとHDMIの1系統ずつという構成のため、複数機器の接続を想定している場合には、切替器やドックなどの補助機器が必要になる場面もあると感じました。
まとめ
Dell S3225QCは、高精細な4K表示と有機ELならではの色彩表現、スムーズな映像描写を実現する120Hz・0.03ms仕様、さらに作業環境に配慮した高さ調整やUSB-C接続といった実用性を兼ね備えたバランスの良いモニターです。
気になる点としてはいくつか注意すべきポイントもありますが、総合的に見ると非常に完成度の高い一台であり、クリエイティブな作業から映像視聴、ゲームまで幅広く活躍してくれると感じました。
特に、色再現性や表示速度を重視するユーザーには強くおすすめできる製品です。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。