どうも、Soranekoです。
在宅ワークやクリエイティブな作業をする中で、ディスプレイの性能は仕事効率に直結する大切な要素です。
今回試してみたのは、Dellの31.5インチ4Kハブモニター「U3223QE」です。
このモニターはIPS Blackパネルを採用し、DisplayHDR 400とRec.709 100%の色再現性を備えている点に惹かれました。
さらに、非光沢仕上げで長時間の作業でも目に優しく、USB Type-Cをはじめとした豊富な接続端子、そしてフレームレスデザインや縦横回転・高さ調整機能など、快適性も意識されたモデルです。
プロフェッショナルユースにも対応できるスペックを持つこのモニターが、実際の使用感としてどのような印象を与えるのかを詳しくレビューしていきます。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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Dell U3223QE 31.5インチ 4K ハブモニター

Dell U3223QE 31.5インチ 4K ハブモニター
レビュー良かった点
まず圧倒されたのが、画面の精細さと色の深みです。
IPS Blackパネルの採用により、一般的なIPSよりも黒の沈み込みがしっかりしており、コントラストが非常に豊かです。
映像や写真編集ではシャドウ部分の再現性が高く、明暗の差がしっかりと表現されるため、細部までこだわる作業にとても役立ちました。
Rec.709 100%の色域対応により、色の忠実度も非常に高く、動画編集やグラフィック制作において安心して使用できます。
また、非光沢パネルのおかげで光の映り込みがほとんどなく、長時間の作業でも目の疲れが少なく感じられました。
さらに便利なのがハブモニターとしての機能性です。
USB Type-Cポートを使えばノートパソコンとケーブル1本で映像出力と給電が同時に行え、デスク周りがすっきりと整います。
USBハブとしての端子も豊富に備えているため、外付けストレージやキーボードなどの接続も簡単で、拡張性にも優れています。
物理的な使いやすさという点でも、モニターの縦横回転や高さ・角度の調整が非常にスムーズで、自分に最適な位置に簡単に合わせられる点は大きなメリットです。
ベゼルが非常に細いため、複数台並べて使う際にも違和感がなく、デュアルモニター環境にもぴったりです。
レビュー気になった点
一方で、完璧な製品というわけではなく、いくつか気になる点もありました。
まず、本体サイズが31.5インチと大きいため、設置スペースには注意が必要です。
特に奥行きの狭いデスクでは距離が近くなりすぎてしまい、全体を見渡すのに少し苦労することがあります。
また、モニターアームを使用せずスタンドを使う場合、そのスタンド自体がやや大型で重量もあるため、設置時には多少の圧迫感があります。
もう一つは価格帯です。
このスペックを考えれば妥当とも言えますが、一般的なオフィスモニターと比べると価格は高めです。
特に色再現性やUSB Type-Cによる拡張性を必要としないユーザーには、過剰なスペックと感じられるかもしれません。
また、USB Type-Cポートを介した給電に対応しているとはいえ、ノートパソコン側の対応状況や設定によっては認識に手間取ることもあり、初期設定に多少の知識が求められる点も注意が必要です。
さらに、HDR機能に関してはDisplayHDR 400というエントリーレベルの規格であり、映画鑑賞などで求める本格的なHDR体験とはやや異なります。
そのため、HDRを重視する方には物足りなく感じる可能性もあるでしょう。
まとめ
Dell U3223QEは、プロフェッショナル向けの高性能モニターとして非常に完成度の高い一台です。
IPS Blackパネルによる高コントラストな画面、正確な色再現、非光沢による快適な視認性、さらにUSB Type-Cをはじめとした拡張性に優れた接続端子の豊富さなど、あらゆる面で作業効率を向上させる設計がされています。
一方で、本体サイズや価格、設置に関する配慮は必要であり、使い方によってはオーバースペックに感じる場面もあります。
とはいえ、高画質と高機能を求めるユーザーにとって、このモニターは非常に信頼性が高く、日々の作業を確実に支えてくれる心強い存在となるはずです。
高品質な映像表現と使いやすさを両立させたモニターを探している方には、ぜひ一度チェックしてみてほしい製品です。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。