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ワコム液晶ペンタブレット23.6型 Wacom Cintiq Pro 24超簡単レビュー。ワコム液晶ペンタブレット23.6型 Wacom Cintiq Pro 24を使って体験したプロ級の描き味と高い応答速度に驚嘆した。ダイレクトに筆跡が画面に反映される安心感と、使い込むほどに馴染む操作性に魅了された。

どうも、Soranekoです。

数年前から本格的にデジタルイラストに取り組み始め、徐々に描く範囲やテクニックが広がっていく中で、今の作業環境に物足りなさを感じ始めた頃だった。

繊細な線を引くたびに、手元と画面のズレが気になり、さらに大型ディスプレイで直感的に描ける環境が欲しいと強く思うようになった。

そんな中で出会ったのがワコム液晶ペンタブレット23.6型 Wacom Cintiq Pro 24 ペン&タッチモデル。

初めて目にしたとき、その重厚感と美しいディスプレイに心を奪われた。

まるでプロのスタジオに置かれていそうな風格があり、これが自分の作業机にやって来るのかと、設置する前から胸が高鳴った。

これまで板タブで培ってきた感覚とはまったく違う、新たな表現の可能性を試せるというワクワク感に包まれながら、ペンを握る手にも自然と力がこもったのを覚えている。

初めての電源投入、そして画面にペン先が触れた瞬間、その滑らかさと描き心地の違いに驚き、まさに新たな創作の扉が開かれる感覚を味わった。

では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。

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ワコム液晶ペンタブレット23.6型 Wacom Cintiq Pro 24

ワコム液晶ペンタブレット23.6型 Wacom Cintiq Pro 24 ペン&タッチモデル オリジナルデータ ブラック TDTH-2420/K0

ワコム液晶ペンタブレット23.6型 Wacom Cintiq Pro 24

レビュー良かった点

最初に圧倒されたのは、ディスプレイの美しさと描画反応の精度だった。

23.6型の広々とした4Kディスプレイは、キャンバスを複数表示してもまったく狭さを感じさせず、微細なブラシの動きや色のグラデーションも非常に滑らかに再現される。

特に肌の表現や布のシワなど、わずかな色調の違いも的確に見分けられるため、イラストの完成度が格段に上がったと感じた。

ペンの筆圧感知は圧倒的で、力の加減に対する反応が自然そのもの。

軽く走らせた線も、しっかりと押し込んだ強めのタッチも、まるで紙に描いているような感触で伝わってくる。

また、ペンと画面との距離がほとんど感じられず、カーソルのズレがほぼ皆無というのは、長時間の作業でも疲労感を大きく軽減してくれた。

タッチ操作も非常に直感的で、指先でキャンバスを回転させたり拡大縮小したりする動作がスムーズに行えるため、まるでデジタルとアナログの境界が溶けたような感覚に包まれる。

ペンホルダーやスタンドの安定性も高く、全体としての完成度が非常に高いと感じた。

さらに、モニターとしての発色も秀逸で、写真編集や映像作業にも十分対応できるクオリティ。

操作に慣れるにつれて、自分の制作スタイルにも変化が現れ、より自由で大胆な構図やタッチに挑戦することができるようになった。

レビュー気になった点

ただ、完璧に思えたこの液晶タブレットにも、いくつか気になる点はあった。

まず本体サイズと重量については、予想以上にしっかりとした作りで、設置にはかなりのスペースが必要だった。

私のような一般的なデスクでは、ほかのモニターやツールとの併用が難しくなる場面もあり、作業環境全体を見直す必要があった。

また、本体が発する熱が意外とあり、長時間使っていると手元や周囲がほんのり温かくなるのを感じる。

冬場はそれが心地よいが、夏場はやや気になる場面もあるだろう。

さらに、ペン&タッチモデルのタッチ操作は便利な反面、意図しない操作が入ることもあり、特に筆を持ち替える瞬間や手のひらが画面に触れたときに誤動作することがあった。

設定である程度調整はできるが、完全な誤作動防止は難しく、慣れるまでには少し時間がかかった。

また、価格帯がかなり高めであるため、趣味レベルでの導入には心理的ハードルがあるかもしれない。

とはいえ、それに見合うだけの性能は確実に感じたものの、長期間の使用を前提とした覚悟が必要だと感じた。

そして、これは個人的な感覚だが、ショートカットキーが本体にほとんど搭載されていない点も少し不便だった。

キーボードとの併用を前提としているとはいえ、せっかくの大型筐体なのだから、もう少しカスタマイズ性があってもよいのではと感じる場面もあった。

まとめ

総合的に見て、ワコム液晶ペンタブレット23.6型 Wacom Cintiq Pro 24は、創作環境を根本から変えてくれる存在だった。

描きたいという衝動をそのまま画面に伝えられる快感は、これまで味わったどんなデジタルツールとも違い、毎日の作業が楽しみに変わったとさえ感じている。

高解像度と高応答性による描き心地の良さは言うまでもなく、細部へのこだわりや直感的な操作性は、作品制作の幅を大きく広げてくれた。

確かに導入にはスペースや価格面でのハードルはあるものの、それを超えたときに得られる創作の自由度と満足感は計り知れない。

プロを目指す人はもちろん、趣味でも真剣に描きたいという気持ちがある人には、ぜひ一度この没入感を体験してほしいと思う。

これからも長く使い続けていける信頼感があり、自分の制作の相棒として、なくてはならない存在になっていく予感がしている。

商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。

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ワコム液晶ペンタブレット23.6型 Wacom Cintiq Pro 24

皆様の生活が少しでも豊かになりますように。

では、また次回の更新でお会いしましょう。

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