どうも、Soranekoです。
音楽仲間のライブ演奏を間近で録る機会が増え、手軽で音質の良いクリップオンマイクを探していて、今回オーディオテクニカのPRO35に出会いました。
初めて箱を手に取ったとき、コンパクトながらも金属製の重厚さが伝わってきて、「これならステージでも安心して使えそうだ」と直感しました。
サックスやトランペットの繊細な音色にどこまで迫れるのか期待しつつ、まずはセッティング。
専用のホルダーを管楽器のベルに装着した瞬間、ややテンションが上がるのを感じました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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オーディオテクニカ PRO35 コンデンサーマイク
レビュー良かった点
PRO35の最大の魅力は、まずそのクリアでパンチのある音像です。
カードイオード特有の指向性により、ステージでのモニターや他楽器のシンバル音に負けず、自分の楽器だけが明瞭に前に出てくる感覚がありました。
145 dBの耐入力も余裕があり、マウスピースに近づいて演奏しても音が割れることなく安定した音を出せて、本番中でも安心して吹き込めました。
ウインドスクリーンとローカットスイッチも重宝し、息のたたく音や低域ブーミーさを抑えてくれるので、録音でもライブでも耳に心地よい響きでした。
UniMountホルダーのゴムパーツも楽器に傷をつけずしっかり保持され、少し動いてもずり落ちたりガタついたりせず、安定感がありました。
マイク本体の見た目も黒一色で主張しすぎず、ステージ映えを邪魔しません。
レビュー気になった点
使っていて唯一気になったのは、ホルダーのマウント調整に少し手間がかかること。
練習やリハーサルの際にホルダーを一度外すと、再セッティングに時間を取られることがあり、特にライブの転換時には慎重さが求められました。
また、ケーブルが1.8 mとやや長めなので、ラックにファントム電源やミキサーを近くに持ってこない限り、ケーブルの取り回しに少し気を使う印象です。
有線だけでなく、ワイヤレス化を検討する場合はPRO35 CWモデルなどの別売オプションが必要で、追加の出費になります(ですが、その価値は十分にあると思います)。
あと、コンデンサーマイクなのでファントム電源が必須で、安価なミキサーでは使えない場合もある点は注意です。
まとめ
総合的に見て、オーディオテクニカ PRO35は、手軽に本格的な金管・管楽器の音をステージでしっかり拾いたい演奏者にとって心強い相棒になり得るマイクだと感じました。
耐入力の安心感、クリアな音質、安定したホールド力が相まって、リハーサルから本番まで安心して使えます。
私自身、サックスでライブ録音するときに「これなら音にまかせられる」と思えた信頼感が何よりの魅力でした。
今後ワイヤレス化を考える人にもPRO35 CWという選択肢があり、幅広く対応できる汎用性の高さも嬉しいポイントです。
演奏がもっと楽しくなる一本だと感じています。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。