どうも、Soranekoです。
自作PCを組む際、見た目と機能性の両方を重視したいという方にとって、ケース選びは非常に重要なポイントです。
今回使用したのは、KEDIERS H9というミドルタワー型のゲーミングPCケースです。
ATXマザーボードに対応し、ブラックを基調としたスタイリッシュなデザインに加え、9基のPWM ARGBファンを標準搭載しているという点が大きな特徴です。
さらに360mmの水冷ラジエーターに対応しているため、高負荷時の冷却性能にも期待が持てます。
強化ガラスを用いたパノラマ設計により内部のライティングも映え、視覚的な満足感も高いモデルです。
今回の記事では、実際に使用して感じたKEDIERS H9の良かった点や気になった点について、詳しくお伝えします。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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KEDIERS H9 ミドルタワーPCケース ブラック
レビュー良かった点
まず特筆すべきは、9基も標準装備されているPWM対応のARGBファンです。
これにより、ケース内部全体に効率的なエアフローが形成され、パーツの熱を効率よく外へ排出してくれます。
ファンのライティングも美しく、マザーボードとの同期機能を使えば、統一感のあるイルミネーションが実現します。
次に注目したいのが360mmの水冷ラジエーターに対応している点です。
高性能なCPUクーラーやGPUを使用する場合でも、冷却性能に不安を感じることはほとんどありませんでした。
さらに、前面・側面・上部の3面にわたって強化ガラスが使用されているため、内部パーツのライティングがより際立ち、ビジュアル的にも非常に満足度が高いです。
内部の拡張性も申し分なく、3.5インチHDDや2.5インチSSDのマウントスペースも豊富に用意されており、ストレージの増設にも柔軟に対応できます。
また、前面I/OポートにUSB Type-Cが備わっている点も便利で、最新のデバイスと接続しやすい環境が整っています。
配線処理もしやすい設計になっており、裏配線スペースが広めに確保されている点も初心者にはありがたい仕様です。
レビュー気になった点
一方で、気になった点としてはまず重量が挙げられます。
強化ガラスを三方向に使用しているため、どうしてもケース自体が重くなりがちで、組み立てや移動の際には少し慎重さが求められます。
また、全面ガラスパネルゆえに指紋やホコリが目立ちやすく、定期的なメンテナンスが必要になります。
ファンの回転音についても、負荷がかかると若干音が気になる場面がありました。
PWM対応であるとはいえ、静音性を重視するユーザーにとっては個別にファンの回転数調整を行う必要があるかもしれません。
さらに、内部スペースは広いものの、360mmラジエーターや大型GPUを同時に組み込む際には配置にやや工夫が必要でした。
特にケーブルの取り回しや電源ユニットの設置位置によっては、思ったよりもスペースがタイトに感じられることがあります。
また、付属のファンコントローラーやLED制御ソフトウェアの日本語対応がやや不十分で、操作にやや戸惑う部分もありました。
慣れれば問題ありませんが、初めて自作に挑戦する方には少しハードルを感じる可能性があります。
まとめ
KEDIERS H9のミドルタワー型ゲーミングPCケースは、美しさと機能性を高い次元で両立した魅力的な製品です。
9基のARGBファンや360mmラジエーター対応といった冷却性能の高さはもちろん、強化ガラスを多用したデザイン性も非常に優れています。
Type-C端子や十分な拡張性など、実用面でも満足度の高い仕様です。
ただし、重さやメンテナンス性、静音面などには多少の配慮が必要で、初めての自作ユーザーには慎重な検討も求められます。
総合的には、冷却性能とデザインの両方を重視したい中~上級者向けのPCケースとして、非常に完成度の高い選択肢だと感じました。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。