どうも、Soranekoです。
初めてこのデロンギの全自動コーヒーマシン「マグニフィカS ECAM22112B」を知ったのは、仕事で忙しい日々の中で、朝の一杯にどうしても本格的なコーヒーを味わいたいと感じていた時のことでした。
インスタントやドリップパックで済ませる日々も決して嫌いではありませんでしたが、どこか物足りなさが残り、カフェで口にするような香り高い一杯を自宅でも気軽に楽しめたらどんなに素敵だろうと憧れていたのです。
そんな時に目にしたのが、このマグニフィカSでした。
豆を挽くところから抽出まで全自動で行ってくれるという紹介文に、まるでカフェのバリスタが自宅にやって来てくれるかのような期待感を覚えました。
しかもカフェジャポーネ機能が搭載され、日本人好みのすっきりとした味わいを実現しているという説明に心が惹かれ、さらにアイスコーヒーにも対応していると知って、これは季節を問わず楽しめる理想の一台ではないかと思ったのです。
初めて現物を目にした時は、ブラックのボディがとてもシックで、キッチンに置いた時に映えるだろうと感じました。
無駄のない直線的なデザインが清潔感を漂わせながらも、どこか大人の余裕を感じさせ、所有する喜びを満たしてくれるようでした。
ボタンの配置やダイヤルの操作感も想像以上にわかりやすく、初めてでもすぐに扱える安心感がありました。
実際に手を伸ばしてみると、パネルは滑らかで指先に吸い付くような感触があり、日常的に使う道具として心地よさを大切にしているのだと伝わってきました。
購入を決意するまでに迷いはありましたが、保証が3年間ついていることを知って、不安がすっと和らぎました。
毎日使うものだからこそ安心して長く付き合える信頼感はとても大切で、その点でもデロンギというブランドの重みを改めて感じた瞬間でした。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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デロンギ マグニフィカS ECAM22112B 全自動コーヒーマシン

デロンギ マグニフィカS ECAM22112B 全自動コーヒーマシン
レビュー良かった点
実際にマグニフィカSを使い始めて最も驚いたのは、豆を挽く瞬間に広がる香りの豊かさでした。
ボタンを押すとすぐに「ガリガリ」と軽やかな音を立てながらミルが回転し、キッチン全体に新鮮なコーヒー豆の香ばしい香りが広がっていきます。
袋から豆を取り出した時には感じられなかった奥深い芳香が一気に解き放たれ、まるでカフェの店内に足を踏み入れた時のように心が躍るのです。
その香りを感じながら待つ時間が、すでに至福のひとときに変わっていきました。
抽出が始まると、カップに少しずつ濃い琥珀色の液体が滴り落ち、表面にふわりとクレマが浮かび上がっていく様子を眺めるだけで心が満たされていきます。
静かな朝に「ぽとん、ぽとん」と落ちる音が響き、その音とともに漂う香りに包まれると、ただのコーヒーではなく儀式のような高揚感が生まれました。
口に含んだ瞬間はさらに感動的で、豆の鮮度をそのまま閉じ込めたような深いコクが広がり、苦味と酸味のバランスが絶妙で、余韻として鼻に抜ける香りがとても心地よいものでした。
特にカフェジャポーネ機能を使った時の仕上がりは秀逸で、エスプレッソほど重たくなく、それでいてドリップよりも深みを持つ独特の味わいがあり、日本人の舌に合わせて開発されたという説明がまさに腑に落ちるものでした。
夏の暑い日にアイスコーヒーを楽しんだ時も感動しました。
氷を入れたグラスに熱々の抽出を直接落とすと、すぐに立ち上る香りが冷気と混ざり合い、氷の音が「カラン」と鳴るたびに清涼感が心に染み込んでいきます。
ひと口含めば、濃厚なコーヒーの旨みがしっかりと舌を包み込みながらも、後味は驚くほど軽やかで、ごくごくと飲みたくなる爽やかさがありました。
さらに、手動のミルクフロッサーも想像以上に使いやすく、スチームをあてると牛乳が「しゅわしゅわ」と音を立てながら膨らみ、きめ細かく滑らかなフォームが出来上がります。
その温かい泡をエスプレッソに注ぎ込むと、まるでお店で飲むカプチーノのような美しい仕上がりになり、口にするとふわふわの泡が舌の上でやさしくほどけていく感覚が幸せを運んでくれるようでした。
使い続けて感じるのは、お手入れが本当に簡単だということです。
水タンクやカス受けは取り外しやすく、毎日の動作に無理がなく、掃除にかかる時間が短いので、気持ち良く継続できる点も大きな魅力でした。
これほど本格的な味わいを自宅で手軽に再現できる機械はなかなかなく、暮らしの質そのものを引き上げてくれるように思えました。
レビュー気になった点
もちろん完璧な部分ばかりではなく、いくつか気になる点もありました。
まず最初に感じたのは、ミルの動作音です。
豆を挽く時の「ガリガリ」という音は決して不快ではなく、むしろ豆を砕いている実感があるのですが、朝の静かな時間帯に使うと少し響いてしまう印象がありました。
特に家族がまだ眠っている時には気を使う場面があったので、防音性がもう少し工夫されていたらさらに快適に使えるのではないかと思いました。
また、抽出後のカス受けを掃除する際、どうしてもコーヒーの細かい粉が周囲に落ちやすく、作業スペースが少し汚れることがありました。
拭き取るのは簡単ですが、毎日きれいに保ちたい方にとっては、ほんのわずかでも煩わしく感じるかもしれません。
さらにサイズ感についても、予想よりも存在感が大きく、キッチンのスペースに余裕がないと圧迫感を覚えるかもしれません。
我が家では問題ありませんでしたが、もう少しコンパクトに収まるとより多くの家庭に受け入れやすくなるのではと感じました。
もう一点、ミルクフロッサーについては、慣れるまでに少しコツが必要でした。
スチームの当て方や角度を間違えると泡が粗くなってしまい、思い描いた滑らかなフォームにならないこともありました。
慣れてしまえば問題はないのですが、初めて挑戦する方にとっては練習の時間が必要だと思います。
そして、抽出量や濃さの設定についても、細かい調整が可能な反面、説明書をよく読まなければ理解しにくい部分がありました。
シンプルさを求める方にはやや複雑に感じられるかもしれません。
とはいえ、これらの点はいずれも致命的な欠点ではなく、慣れや工夫によって解消できる範囲のものです。
むしろ本格的なコーヒーを自宅で楽しむための機械としては、ある程度の操作性や手間が存在すること自体が愛着につながるのかもしれません。
完璧に自動化された便利さの中にも、自分の手を少し添える余地が残されているからこそ、毎日の一杯が特別な体験に感じられるのだと気づかされました。
まとめ
総合的に見て、デロンギのマグニフィカS ECAM22112Bは、自宅にいながら本格的なコーヒーを存分に楽しめる非常に魅力的なマシンだと感じました。
豆を挽いた瞬間に広がる香りから、抽出時のリズム、カップに注がれる美しいクレマ、そして口に含んだ時の深いコクと余韻まで、五感すべてを満たしてくれる存在です。
カフェジャポーネ機能やアイスコーヒーへの対応、さらにミルクフロッサーの演出まで含めて、自宅がまるで小さなカフェに変わるような幸福感を味わわせてくれました。
確かに音の大きさや掃除の手間、サイズ感など気になる部分はありますが、それを補って余りある満足感があり、むしろその小さな不便さが日々の使用に愛着を添えてくれるように思います。
毎朝このマシンのボタンを押すたびに、これから始まる一日に寄り添ってくれるような安心感を覚え、夕方の一杯には疲れをほぐす癒しの役割を感じます。
特別な機械というより、日常を共にするパートナーのような存在になりました。
もし本格的なコーヒーを自宅で気軽に楽しみたいと考えている方、あるいはコーヒー時間を大切にしたいと願っている方には、ぜひ一度手に取っていただきたいと思います。
再購入について考える必要もないほど長く付き合える一台であり、贈り物としてもきっと喜ばれるでしょう。
マグニフィカSは、コーヒー好きの暮らしを確かに豊かにしてくれる、信頼できる相棒のような存在でした。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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デロンギ マグニフィカS ECAM22112B 全自動コーヒーマシン
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。