どうも、Soranekoです。
ゲーミングヘッドセットというと、どうしても“ゴツくて重い”“音は良いけど長時間使うと疲れる”というイメージを持っていた私。
でもQCY Heroad V200は、箱から出した瞬間にその印象を覆してくれたんですよね。
まず感じたのは、軽さとシンプルながらも洗練されたデザイン。
黒を基調としながらも、ヘッドバンドやイヤーカップのラインにさりげない質感の違いがあって、安っぽさをまるで感じませんでした。
そして、ほんのりと灯るRGBライト。
派手すぎず、部屋を暗くしても眩しさを感じない程度の控えめな演出で、まさに“大人のゲーミングギア”という印象。
初めて装着したとき、耳に触れるクッションの柔らかさにまず感動しました。
ふわっと包み込まれるような感触なのに、ホールド感はしっかりあってズレにくい。
長時間装着しても耳が痛くなりにくいのは、この絶妙なバランスのクッション性のおかげだと思います。
そして何より驚いたのが、接続の多様さ。
USBドングルを差し込めば2.4GHzの低遅延モード、Bluetoothでスマホと接続して音楽を聴くこともできるし、有線でも安定した音質で使える。
つまり、家でも外でもシーンを選ばず活躍してくれるんです。
最初の起動時、少しだけ設定に戸惑いましたが、慣れてしまえば操作はとても直感的。
音量調整やマイクミュートも手元で完結するので、プレイ中にいちいち設定を開く必要もなし。
第一印象は、「これ、思った以上に完成度が高いぞ」というものでした。
正直、価格帯から考えると期待していなかった部分までしっかり作り込まれていて、QCYというブランドに対する印象が一気に変わりました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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QCY Heroad V200 マルチプラットフォーム対応 ゲーミングヘッドセット
QCY Heroad V200 マルチプラットフォーム対応 ゲーミングヘッドセット
レビュー良かった点
QCY Heroad V200の魅力を一言で表すなら、“万能さと快適さの両立”だと思います。
まず注目したいのが、その音の立体感。
50mmドライバーと仮想7.1chサラウンドの組み合わせによって、音の方向感が驚くほど鮮明なんです。
FPSゲームで敵の足音が“右後方のやや上”といった細かい位置まで感覚的に分かる。
これが実際のプレイにどれほど影響を与えるかというと、索敵の精度が明らかに上がり、反応が速くなった実感があります。
しかも、音質そのものも非常にバランスが良い。
低音が強調されすぎず、爆発音の迫力もありながら、人の声や環境音が埋もれない。
長時間のプレイでも耳が疲れにくいナチュラルなチューニングなんですよね。
そして、2.4GHz接続の安定感。
以前使っていたBluetoothオンリーのヘッドセットでは、たまに音飛びが起きたり、わずかな遅延で“違和感”を感じることがありました。
しかしV200ではそれが一切ない。
USBドングルを挿すだけで瞬時にペアリングが完了し、ラグを感じない快適な通信が続く。
これが“ワイヤレスでも安心してゲームができる”という感覚を初めて与えてくれました。
さらに驚いたのはバッテリーの持ち。
公式では最大220〜240時間の再生が可能とされていますが、実際に1週間ほぼ毎日数時間使っても残量が半分以上残っていました。
これは本当に助かります。
充電の心配がほとんどいらないというのは、地味に大きなストレス軽減なんですよね。
RGBライトも控えめで、ゲーム中の没入感を邪魔しない光り方。
夜に少し灯るその色が、心地よいリズムを添えてくれます。
そして個人的に嬉しかったのはマイク性能。
取り外し可能で、位置調整もしやすく、声がクリアに通る。
仲間から「声がこもらなくなったね」と言われたのが印象的でした。
通話だけでなく、動画編集時のナレーション収録にも十分使えるレベルです。
快適さで言えば、ヘッドバンドの調整範囲が広く、頭にしっかりフィットするのも好印象。
約286gという重量を感じさせないバランス設計で、長時間装着していても首や肩への負担が少ない。
夏場でも蒸れにくく、耳が熱くなりにくい点も◎。
総じて、この価格帯でここまで完成度の高いヘッドセットに出会えるとは思っていませんでした。
ゲームだけでなく、映画や音楽鑑賞にも十分すぎる音場表現で、“マルチに使える相棒”として信頼できる存在です。
レビュー気になった点
もちろん、完璧というわけではありません。
QCY Heroad V200を使っていていくつか気になった点もありました。
まず一つは、Bluetooth接続時の音質と遅延。
2.4GHz接続では本当に快適ですが、Bluetoothモードではやはり若干の遅延が発生する場面があります。
動画視聴や音楽ではほとんど気にならないものの、アクション系のゲームをBluetooth接続でプレイすると、タイミングがわずかにズレる印象。
これは技術的に仕方ない部分でもありますが、“全モードで完璧”とは言い難いです。
また、RGBライトの制御が細かく設定できない点も少し残念でした。
オン・オフは簡単に切り替えられるものの、カラー変更や点滅パターンの細かなカスタマイズができないため、他のデバイスと統一感を出したい人には物足りないかもしれません。
それから、付属ソフトウェアの情報が限られており、サラウンドやEQの調整をもう少し自由にできれば嬉しかったですね。
あと一歩で“完璧なゲーミングツール”になれたのに、惜しいと感じる部分です。
装着感に関しても、基本的には快適ですが、長時間(3時間以上)連続で使っていると、側圧がやや強めに感じることがあります。
軽量ながらもフィット感を優先した設計なので仕方ないのですが、締め付けが気になる方はこまめに休憩を入れるのがおすすめです。
さらに気になったのは、マイクの位置調整範囲。
可動域が少し狭く、顔の形によっては最適なポジションに固定しにくい場合があります。
また、マイクのノイズキャンセリング性能は十分ですが、周囲の音が完全に遮断されるわけではないので、静かな環境での使用が前提かもしれません。
そして最後に、取扱説明書の表記がやや簡素で、初期設定に戸惑う方もいると思います。
ペアリングモードの切り替えやライト操作の説明がわかりづらく、最初の慣れには少し時間がかかりました。
こうした細部のユーザー体験をもう少し丁寧にしてくれれば、初心者にも勧めやすい製品になると思います。
ただし、これらの点は“致命的な欠点”ではなく、“改善されればより素晴らしくなるポイント”という印象。
実際、日常的な使用では大きなストレスにはならず、全体としての満足度を下げるほどではありません。
それだけベースの完成度が高いということでもあります。
まとめ
QCY Heroad V200を使い始めてから、ゲームだけでなく日常の音の感じ方まで少し変わった気がします。
音の広がり方や定位感がしっかりしているので、音楽や映画の世界にも自然と引き込まれる。
しかも、220時間以上もバッテリーが持つという安心感があるから、出張や旅行にも気軽に持っていける。
充電を気にせず“使いたいときに使える”のは、想像以上に快適でした。
価格を考えれば、これだけの機能を詰め込んだモデルはなかなかありません。
音質・接続安定性・装着感のバランスが高いレベルでまとまっていて、ゲーミング用はもちろん、テレワークやオンライン授業にも使える万能型。
確かに細かい不満点もありますが、それを補って余りある快適さと安心感があります。
何よりも印象的だったのは、“音の中に自分がいるような感覚”をこの価格帯で味わえたこと。
派手さよりも誠実な設計と、使い手を思いやる柔らかいチューニングが光る一台でした。
静かな夜、ライトの淡い輝きを眺めながらヘッドセットを手に取るたび、「今日もこれで少しだけ特別な時間を過ごせるな」と感じています。
QCY Heroad V200は、そんな“日常の小さなご褒美”を与えてくれる、穏やかで頼もしい相棒です。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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QCY Heroad V200 マルチプラットフォーム対応 ゲーミングヘッドセット
皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。