どうも、Soranekoです。
自作PCの冷却性能を重視する中で、見た目と機能性の両立を求めるユーザーにとって水冷クーラーは欠かせない存在となっています。
今回試してみたのは、CORSAIRの最新モデル「iCUE LINK H100i LCD AIO」。
240mmのラジエーターに加えて、鮮やかなIPS LCDディスプレイと高性能QX120 RGBファンを搭載し、さらにiCUE LINKシステムハブが標準で付属するという豪華な構成です。
Intel LGA 1700やAMD AM5といった最新CPUソケットにも対応しており、組み込みやすさにも配慮された設計が特徴です。
実際に数日間使用してみた感想を、冷却性能、静音性、デザイン性、そして設置のしやすさといった観点から詳しくお伝えします。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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CORSAIR iCUE LINK H100i LCD AIO 水冷CPUクーラー CW-9061007-WW

CORSAIR iCUE LINK H100i LCD AIO 水冷CPUクーラー CW-9061007-WW
レビュー良かった点
まず特筆すべきは冷却性能の高さです。
240mmラジエーターと2基のQX120 RGBファンの組み合わせにより、Core i9-13900Kのような発熱の多いハイエンドCPUでも、ベンチマーク中の温度上昇をしっかりと抑えられました。
ファンの回転数が高まっても風切り音は抑えられており、静音性にも優れています。
また、ファンはiCUE LINKによりシームレスに接続され、ケーブルの煩雑さを大幅に軽減できた点も魅力です。
IPS LCDディスプレイは非常に鮮明で、リアルタイムでのCPU温度やアニメーション表示などをカスタマイズできるため、視覚的な楽しさと実用性を兼ね備えています。
さらに、取り付けに必要なブラケットがIntel LGA 1700やAMD AM5に対応しており、最新世代のCPU環境にもスムーズに導入可能です。
取り付けも直感的で、説明書を見ながらでも難なく完了できました。
全体的に高級感のあるデザインと高機能を両立した製品で、PC内部のビジュアルを重視する方にも非常に満足度が高い印象です。
レビュー気になった点
一方で、完璧な製品というわけではありません。
まず価格帯が他のAIO水冷クーラーと比較して高めに設定されており、コストパフォーマンスを重視するユーザーには少々ハードルが高い印象を受けました。
IPS LCDディスプレイも魅力的ではありますが、専用ソフトウェアの操作に慣れるまでにやや時間がかかり、初見では設定項目の多さに戸惑う場面もありました。
また、iCUE LINK専用の接続方式が主流の3ピンやPWM接続とは異なるため、システム全体をこのシリーズで統一しないと一部の機能を活かしきれない点もあります。
加えて、240mmラジエーターは一般的なミドルタワーケースでの設置は問題ないものの、コンパクトケースではスペースの制限に注意が必要です。
ファンのRGB発光も非常に美しいものの、明るさの調整幅が限られており、夜間使用時には少々眩しさを感じることもありました。
静音性に関しても、冷却負荷が高まると若干のモーター音が聞こえる場面もあり、無音を期待するユーザーには少々気になる可能性があります。
まとめ
CORSAIRのiCUE LINK H100i LCD AIOは、冷却性能、視覚効果、拡張性の全てにおいて高い完成度を誇る水冷CPUクーラーです。
最新CPUに対応しつつ、視認性の高いIPS LCDやiCUE LINKによるスマートな配線など、現代の自作PC環境における多くのニーズに応えてくれる製品だと感じました。
価格や互換性、初期設定の難しさといった点を考慮しつつも、全体的には非常に満足度の高い選択肢だと言えるでしょう。
デザインと機能を両立させたい中〜上級者ユーザーにとって、有力な冷却ソリューションの一つとしておすすめできます。
商品が気になったという方は、下記のリンクからストアページに飛んでみて下さいね。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。