どうも、Soranekoです。
初めてWQHD解像度のゲーミングモニターを導入したいと考えていたところ、目に留まったのがKTCの27インチモニターH27T22Cだった。
2560×1440という高解像度に加え、180Hzのリフレッシュレートと1msの応答速度、さらにFast IPSパネル採用という仕様に惹かれ、実際に自宅のゲーム環境に導入してみた。
使用開始から数週間が経ち、ゲームはもちろん日常的な映像視聴や作業にもこのモニターを使ってきたが、その性能と快適性には良い意味で驚かされることが多かった。
ここでは、実際に使用して感じた良かった点と、気になった点を中心に詳しくレビューしていきたい。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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KTC H27T22C 27インチ ゲーミングモニター
レビュー良かった点
まず目を引くのは、27インチというサイズとWQHDの解像度のバランスだ。
1920×1080のフルHDに比べて、圧倒的に画面内の情報量が多く、特にマルチタスクや動画編集などの作業時にはその広さが実感できる。
さらに、Fast IPSパネルのおかげで視野角が非常に広く、どの角度から見ても色の変化が少ない点も優秀だった。
色再現性もsRGB比124パーセントという仕様が示す通り、非常に鮮やかで自然な発色で、写真や動画の閲覧も楽しくなるクオリティに仕上がっている。
ゲーム用途では180Hzの高速リフレッシュレートと1msの応答速度が真価を発揮する。
特にFPSやレースゲームでは、画面の滑らかさがプレイ感に大きく影響し、思わず没頭してしまうほどだった。
加えて、FreeSyncとG-Sync両方に対応している点も見逃せない。
これにより、グラフィックボードの種類を問わずティアリングのない快適なプレイが可能になる。
また、低ブルーライト機能とフリッカーフリー設計のおかげで、長時間使用しても目の疲れが少なく感じられた。
HDMI端子が2つ、DisplayPort端子も2つと接続端子も豊富で、PCとゲーム機、さらにはサブ機材まで同時接続して切り替えられるのも利便性の高さを感じた。
レビュー気になった点
実用性の高いモニターである一方で、いくつか気になるポイントもあった。
まず、スタンドの調整機能がやや物足りない印象だった。
高さ調整ができず、上下の角度調整も限られているため、理想的な視聴位置を確保するにはモニターアームの使用を検討する必要があった。
また、モニター本体の外枠(ベゼル)は比較的細いものの、下部のベゼルがやや太く、全体のデザインバランスとして少し気になる部分だった。
音響面ではスピーカー非搭載であるため、外部スピーカーまたはヘッドホンの使用が必須となる。
映像体験を重視するユーザーにとっては大きな問題ではないかもしれないが、音も含めて一体で完結したいというニーズには少し合わないかもしれない。
さらに、高リフレッシュレートやWQHDの恩恵を最大限活かすには、ある程度高性能なGPUを備えたPC環境が必要になるため、PCスペックが不足していると本機の性能を引き出しきれない可能性もある。
PS5との接続も問題はなかったが、PS5は4K出力を前提としているため、WQHDでは一部ゲームで解像度スケーリングが働くことがあり、これを気にするユーザーもいるかもしれない。
まとめ
KTCの27インチモニターH27T22Cは、高解像度・高リフレッシュレート・高速応答の三拍子が揃ったゲーミングモニターとして、非常にバランスの取れた製品だと感じた。
特にWQHD解像度とFast IPSパネルの組み合わせは、ゲームだけでなく日常的な作業や映像視聴にも強みを発揮する。
また、低ブルーライトやフリッカーフリーなど長時間使用にも配慮された設計は、目への優しさという観点でも魅力的だ。
一方で、スタンドの調整機能やスピーカー非搭載といった物理的な面での制約もあるため、環境に合わせた拡張性を考慮する必要はある。
全体としては、コストパフォーマンスと性能のバランスに優れた一台であり、WQHD環境へのステップアップを考えているユーザーには十分におすすめできる内容だった。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。