どうも、Soranekoです。
普段からデジタルイラストを描く機会が多い私が、最近新たに試してみたのがXPPenのDecoシリーズ、特に「Deco01V2」という板タブレットです。
このモデルは10×6.25インチの広めの作業エリアと、8192レベルの筆圧感知を備えた本格的なスペックが特徴です。
また、Android端末に対応しているため、パソコンを持っていない方や外出先での利用にも便利という点にも惹かれました。
加えて、ペイントソフトが付属している点も初期費用を抑えたい人にとっては大きな魅力です。
今回はこのDeco01V2を実際に使用してみた体験をもとに、良かった点や気になった点を詳しくレビューしていきたいと思います。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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XPPen Deco01V2 ペンタブレット
レビュー良かった点
まず印象的だったのは、描き心地の滑らかさです。
8192レベルの筆圧感知は伊達ではなく、軽くペンを走らせただけでもしっかりと線が反映され、力加減による線の太さや濃淡の表現も自然です。
傾き検知にも対応しているので、鉛筆風の斜め塗りも違和感なく表現できました。
また作業エリアが広いため、腕を大きく動かしてのびのびと描けるのも魅力です。
10×6.25インチというサイズは、イラスト制作にはちょうどよく、手狭さを感じることはありませんでした。
そして驚いたのがAndroidスマホへの接続のしやすさです。
USB-C変換アダプターを使えばすぐにスマホと接続でき、ドライバも不要ですぐに描き始められるのは非常に便利でした。
Bluetoothなどの無線機能はありませんが、有線接続の安定感も安心材料のひとつです。
さらに、付属のペイントソフトも使いやすく、初めてデジタルイラストに挑戦する人にとっては最初の一歩を支えてくれる頼もしいツールだと感じました。
ペンも充電不要のバッテリーレス仕様で、手にしっくりくる軽さがあり、長時間使用しても疲れにくかったです。
レビュー気になった点
気になる点としてまず挙げたいのは、Androidスマホ対応とはいえ、すべてのアプリに完全対応しているわけではない点です。
例えばスマホ上の一部ペイントアプリでは筆圧感知がうまく反映されなかったり、描画エリアの比率が画面に合わせて自動調整されず、若干の操作感の違和感を覚えることがありました。
また、板タブである以上、画面を直接見ながら描く液晶タブレットとは異なり、手元を見ずに描く感覚に慣れるまで少し時間がかかる点も、特に初心者の方にとってはハードルかもしれません。
もう一点は、表面の描き味に少し滑りを感じたことです。
これは好みによりますが、紙に近い摩擦感を好む人には少しツルツルしすぎているかもしれません。
保護フィルムなどで摩擦感を調整する必要があると感じました。
また、ボタンカスタマイズの自由度はあるものの、設定ソフトのUIがやや複雑で、最初の設定には少し手間取りました。
ペンのショートカットボタンの配置や感度も、自分に合うように細かく調整するには、少々試行錯誤が必要です。
まとめ
XPPenのDeco01V2は、8192レベルの筆圧感知、広めの作業領域、Androidスマホとの互換性、付属ペイントソフトといった点から、初心者から中級者まで幅広く使えるバランスの良い板タブレットです。
スマホ対応の柔軟性や付属ツールの充実は、これからデジタルイラストを始めたい人にとって非常に心強い要素だと感じました。
一方で、アプリによっては互換性の課題があったり、描画面の滑りや設定の複雑さに少し戸惑う場面もありました。
とはいえ、価格に対する性能の高さや描き心地の良さは十分に評価できるものであり、特にコストパフォーマンスを重視したい方にはおすすめできる一台です。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。